【雑感】ソフトバンクの1GBプラン導入は茶番劇なのか

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総務省

本日、総務省の値下げ要請を受けてソフトバンクが1GBで4,900円のプランを導入してきました。ネットではネガティブな意見が目立ちますが、客観的にコメントしたいと思います。

実際に1GBプランがお得かどうかを知りたい方は、以下記事をご参考下さい。

参考 お得じゃない?ソフトバンクの1GBプランを徹底解説!月月割に要注意!

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ソフトバンクと総務省の茶番劇?

印象としては、政府からのお題に対して必要最低限の要件のみクリアしてきたなぁと。これでは総務省としては文句は言えませんし、ソフトバンクとしては減収インパクトを最小化できたことになります。「赤点」ではないので、「追試」を強要することはできません。

しかも、このプランを生かすも殺すも月月割次第なので、月月割の対象外プラン化すれば、それこそ総務省の面目は丸潰れです。キャリアに遊ばれているようなものです。もはや、ユーザー不在の茶番劇に近いです。タスクフォースとは何だったのでしょうか。

とは言え、この対応は大手キャリア観点では全うな判断だと思います。携帯業界は飽和状態なので一人当たりの収入が下がれば、収益が非常に悪化します。当然ですが、ソフトバンクもドコモもauも利益をあげなくてはいけません。それゆえ、ソフトバンクに限らずドコモもauも基本的にはスマホは6,000円/月以上の料金設定にして、儲けられるようになっています。

思い出してください、ドコモがXiプランを受付停止したことで、単身の者にとってはカケホーダイ縛りになって逆に割高になったこと。

思い出してください、auがスーパーカケホを入れた時に、データ3GB以上でないとライトプランに加入できないこと。つまり、この事例から分かる通り、各社ともどうしてもスマホ料金は6,000円をキープしておきたい思惑があるのです。

なので、上記を踏まえ考えると、主要プランではauのスーパーカケホ×データ3GBが6,200円/月が3社の中でスマホの最安プランだったのですが、それを大きく下回ってきたのは一歩前進と言えます(とても小さい一歩ですが)。選択肢があることはよいことです。ただ、それはあくまで月月割が適用されることが前提です。非適用もしくは減額の場合は、それこそ茶番劇に成り下がります。

と、肯定的なことを若干言いつつも、ユーザー視点ではやはり1GBで4,900円は物足りなさを感じます。これでは恩恵を受けられる人が限定されているので。また、どうしてもMVNOの料金が目立つのでそれと比較してしまうと割高に感じずにはいられません(MVNOとMNOの比較は乱暴だと思っていますが)。

政府の値下げ要請は正しかったのか

政府主導で携帯料金の値下げをタスクフォースで議論し、ドコモ・au・ソフトバンクに料金の値下げを要請しましたが、そもそも政府が料金施策に口を出すこと自体ナンセンスだと思います。

個人的には「競争なくして、値下げなし」だと思っているので、やはり、ドコモ・au・ソフトバンクに次ぐ第4、第5のキャリアが育つ環境を整える必要性を感じています。まぁ、言うだけなら簡単ですけどね。

結局、政府が携帯料金に口を出すにしても、一般人の感覚を分かっていないので的外れなことを言うんでしょう。安倍さんにしても、高市さんにしても、本気でケータイ料金が高いと思っていないので、以下のような頓珍漢な要請をするんだと思います。5,000円以下が実現できれば、多くの人が喜ぶと本気で思っていそうで怖いです。余談ですが、高市総務大臣は最近になってガラホを使い始めたようです(笑)こんな人たちが携帯料金に口を出したところで、携帯キャリアのプロには敵う訳がありません。

携帯電話料金の見直しを議論してきた総務省の有識者会議は16日、報告書をまとめた。データ通信をあまり使わない人向けに、月額5000円以下を目安にしたスマートフォンの料金プランの提供を検討すべきだと明記。
引用元:ITmedia

どうせなら、以下のように要請していれば、当初目的の携帯料金の値下げを多くの人に平等にでき、ライトユーザー向けの負担も軽減できたのではないかなと思います。ただ、以下の例だと、値下げ幅が大きいので、それこそキャリア側は端末と通信の分離も本気で考えてきそうですが。結局、何を言っても、あの手この手で携帯キャリアのプロの方々はARPUを維持する抜け道を考案してくるんだと思います。

  • データ単価の見直し(例えば全容量で1-2割引)
  • 音声ライトユーザー向けに低容量を提供

余談ですが、今回の1GBの料金設定は予想が当たった人が多そうですね。以下をみると、清々しいなとは思いますw1GBあたりの価格で考えると違和感しかないですが…

容量 価格 金額差 1GB当たりの価格
1GB 2,900 2,900
2GB 3,500 +600 1,750
3GB 4,200 +700 1,400
5GB 5,000 +800 1,000

ドコモとauはどう出るのか

ソフトバンクと大差ないんじゃないかなと思います。前述した通り、キャリア観点だと積極的に値下げするメリットはないですし値下げ競争は泥仕合になるだけなので、総務省の宿題に対して赤点スレスレの内容で回答してくると予想しています。まずは12日のauの商品発表会に注目です。

我々ユーザーはどうすればよいのか

少し乱暴ですが、携帯料金に不満を感じている人や「高い」と言っている人は、MVNOへのMNPを本気で検討した方がよいです。安くする選択肢があるのに、それを選択せずに文句だけを言っても何も解決しないので。MVNOが本当にシェアを拡大していけば、それこそ大手3社の値下げに対するスタンスが変わる可能性も無きにしも非ずです。

結局、携帯キャリアも利益を上げてなんぼの世界なので、そう簡単には値下げできないのが実情ということを理解しておく必要があります。それは前述した通り、各社の施策をみれば一目瞭然です。なので、ドコモ・au・ソフトバンクに携帯料金の安さを求めるのは諦めた方がよいというのが持論です。料金の安さを求めるなら、MVNO一択です。

引き続き、ソフトバンクの1GBプランの月月割の適用可否とauとドコモの出方に注目です。

以上、雑感でした。

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