「少しでも安く機種変更したい！」
今のスマホは高額なので、少しでも安く機種変更したいですよね。最新のiPhoneはどれも10万円以上で目ん玉が飛び出る価格になってビックリします・・・
ソフトバンクには「ウロポ」「コジポ」という仕組みがあり、ソフトバンクの乗り換え（MNP）を検討している人にポイントを付与して、解約を阻止する施策がありますが、ご存知でしょうか？
えっ、知らない！？
実はこのコジポやウロポを利用すると、1〜6万円程度お得に機種変更ができちゃうんです。しかも、たった数分の作業で。
本記事では、「コジポ（乞食ポイント）」をもらう方法について、元ソフトバンク社員の僕が徹底解説していきます。
実際に僕もコジポにチャレンジして特典をもらったので、ぜひ皆さんも僕の後に続いてお得に機種変更しちゃいましょう！
ソフトバンクのコジポとは
コジポとは、「乞食ポイント」「MNP引き止めポイント」の総称であり、ソフトバンクを解約して他社に乗り換える（MNP）人に、機種変更で使えるポイントを付与して、解約を思い留まってもらう施策です。
「本当にそんなのあるの？」と思われるかもしれませんが、実在します。都市伝説なんかではありません。
実際に貰っている人もいますし、僕も貰いました。
実在するので、コジポの存在を知っている人は、解約する意思があまりないのに解約・乗り換え（MNP）するフリをして、ポイントをもらってお得に機種変更しているんです。
コジポでもらえる特典
2019年3月時点では、もらえる特典には以下のようなものがあります。
- 機種代金の割引に使えるポイント
- 毎月の利用料金の割引
- ワイモバイル値引き+商品券
人によってもらえる特典は変わるのですが、他社への乗り換えの代わりにソフトバンクに留まって機種変更すると、上記のような特典がもらえます。
なにこれ、控えめに言っても凄い・・・
何も知らない人は1円もお得にならないので、知っている人と知らない人で最大6万円もお得度が違うんですよね。
おそろしやおそろしや・・・
コジポをもらう条件
気になるコジポをもらう条件ですが、正式には公表されていません。
なぜなら、このコジポという制度自体、ソフトバンクがひっそりやっているものなので。
ただ、某巨大掲示板の書き込みを参考にすると、以下のような情報を参考にしてコジポの対象にするかどうかを判断していると予想されます。
- 契約年数
- 使用端末
- 毎月の利用料金
- ソフトバンク光の利用有無
- コジポのチャレンジ回数
確かに、長期間契約してくれている人や毎月の携帯料金が高い人に解約されるのはソフトバンクにとっても損失なので、この辺はチェックしている可能性は高そう。
また、コジポに何度も挑戦して「おかわり」する人は、逆にコジポの対象外になる可能性があってもおかしくありません。
したがって、コジポをもらうためには以下のような条件だと、もらえる確率が上がると考えられます。
あくまで推測なのでこの限りではありませんが・・・
- 更新月にMNPの申し出
- 契約年数が1年半以上
- 現在の機種を1年以上利用
- 通信障害の直後 など
参考：僕がコジポをもらった時の条件
参考までに僕がコジポをもらった時の条件はこんな感じ。
- 契約期間は丸2年
- 更新月かつ3月にMNPの申し出
- 毎月の支払額は約1万円
- 機種の利用期間は半年
- 前回機種変更時にウロポを利用
おそらく、更新月（＝違約金が無料）だと解約率が高いと判断され、コジポを提案される可能性が高くなります。
また、春商戦の3月はキャッシュバックやキャンペーンが盛んになることから、コジポも通常より増額されると思われます。
ちなみに、前回からの機種変更の間隔が短いと、コジポがもらえる確率が下がるかも・・・
転売目的で機種だけお得に購入され、その後に解約されるとソフトバンクは損するだけなので。
実際、僕は更新月かつ3月に解約・乗り換えの意向を伝えたのに、もらえた特典は以下のワイモバ特典（総額26,480円相当）とショボかった・・・
おそらく、前回の機種変更から半年しか経っていなかったのがマイナスポイントに繋がったと思われます😭
- 手数料の計6,480円が無料
- 1万円分の商品券
- ワイモバイルの料金が1万円割引
参考：コジポを実際にもらった人たち
以下は実際にコジポをもらった人たちの口コミです。
6万円もコジポをもらった人もいるようで、本当に羨ましすぎる・・・
禿コジポXS適用60Kの大台提示。ガッツポーズ。ただし利用割引無し。
— 流離(Zeroone) (@sasuraiyo) 2019年3月10日
禿UNDER180回線で コジポ提案は無かったものの、LINE・Yモバ転入で事務手数料免除＋CB5Kの案内来てた！
— 来々軒(らいらいけん) (@k_tuned) 2019年3月9日
いわゆるコジポってのを貰ったが、iPhoneだと機種によって30,000ポイント全てはつぎ込めないと、。8なら5,000しかダメ。調べると通信障害後、12月の後半に電話した人は、月々の料金から5,000円引きを12か月という割引をゲットしたらしい。うーん、これは不公平だ。ソフトバンクやめよ。
— チャーメン (@55Sj55) 2019年1月29日
コジポをもらう方法
ここからが本題。
コジポのもらい方を伝授します。もらい方を間違えると、オペレーターからコジポを提示されないので、ご注意ください。
コジポをもらう流れを図にするとこんな感じ！たったこれだけなので、数分で終わります。
手順1：MNP予約番号を発行する
まずはソフトバンクの「MNPお問い合わせ窓口」に電話をして、MNP予約番号を発行します。
MNPする場合はこのMNP予約番号が必ず必要ですが、発行しただけでは解約にはならないので、安心して電話しちゃってください。
| ソフトバンク携帯 から | ＊5533 （無料） |
|---|---|
| ソフトバンク携帯 以外から | 0800-100-5533 （無料） |
※受付時間は午前9時〜午後8時
電話をかけた後に「1」を押すと、MNP予約番号発行のメニューになります。
契約時に設定した暗証番号の4桁の入力を求められますが、これは暗証番号を間違ってオペレーターに繋がるので気にしなくてOK。
手順2：オペレーターに乗り換え意向を伝える
オペレーターに繋がったら、いくつか相手から質問されます。
聞かれる項目は例えばこんな感じ。
- 電話番号・氏名・生年月日
- MNP転出先
- 転出理由
- 転出後の購入機種
- 転出後は月いくら安くなるか など
ここで重要なのが「転出理由」です。この回答次第では、コジポがもらえない恐れがあるので要注意。
実際、僕は2018年9月のiPhone XSを購入する際にもコジポに挑戦しましたが、その時は転出理由が曖昧だったので、コジポがもらえず。
あまりの悔しさにその日は眠れませんでした（笑）
「じゃあ、どんな理由にすればいいの？」と思われるかもしれませんが、僕は以下を理由にしました。
- 2018年12月の通信障害で困ったから
- 乗り換えなら機種代金が安いから
まず、2018年12月にソフトバンクは大規模な電波障害を起こしたのですが、その際に解約する人が増え、それを防ぐためにコジポを配りまくっています。
それを利用し、「昨年の通信障害で不便だったので」とソフトバンクに愚痴りましょう。
ところで私も昨日 #コジポ もらってきました！5k×12,30kPTゲッツ\( °ω° )/
オペさんこっちから何も言ってないのに弟の回線分までコジポつけてくれた笑
通信障害様様ですわ— こじ店員 (@kojioncloud9) 2018年12月24日
次の転出理由として、「乗り換えの方が機種が安く買えるから」と伝えましょう。
実際、僕が「乗り換えの方が機種が安いので！」と言うとオペレーターから「一括0円ですか？」と気にする素ぶりを見せてきたので、「一括0円と近くのショップで聞きました」と回答しておくと効果的だと思われます。
乗り換えの方が機種代金が安いと思わせることができれば、オペレーターも「じゃあ高額のポイントを使わないと、解約を阻止できない＝コジポが必要」と考えるわけです。
諸々に回答すると、ソフトバンクの最後の抵抗が始まります。
「今解約すると、xxx円の手数料、違約金、解約月の日割り料金がかかりますが、それでも解約しますか？」と解約・MNPを引き止めようとしてきますが、「乗り換えた方がお得そうなので・・・」と乗り換えの意思が強いことを示しましょう。
そうすると、「少々お待ちください」と言われて電話が保留状態になり、オペレーターがコジポを提案するか検討し始めます。
で、電話が再度繋がると、コジポの提案してくるので、それで解約を思い留まる旨を伝えると、ソフトバンクからコジポのSMS（メール）が届いて、無事コジポゲット！
もしコジポの提案がなければ、今回はコジポの条件に合致しなかったと諦めましょう。
コジポがもらえない場合、次はウロポに挑戦してみてください。僕は過去にウロポを獲得し、1万ポイントもらうことに成功しました。
手順3：コジポを使って機種変更する
最後にやることは以下二つ。
- 特典のメールを確認する
- 特典を使って機種変更する
コジポがもらえると、SMSで特典のメールが届きます。
残念ながら僕はワイモバイルへの乗り換え特典だったので、以下のようなメールでしたが・・・
ソフトバンクの機種変更で使えるポイントがもらえた場合、機種変更する際にポイントを利用して機種代金を割り引くことを忘れないようにご注意ください。
もらったポイントを使わなければ、意味がないので（笑）
オンラインショップなら機種を購入する際に利用ポイントを入力する箇所があり、店頭ならスタッフにポイントを使う旨を伝えるだけで、コジポが使えます。
ウロポとコジポは併用できるか
正式には不明ですが、コジポをもらった後にウロポのゲットを狙いましたが、ウロポはもらえず・・・
元ソフトバンクでサービスを作っていた立場から言わせてもらうと、ウロポとコジポは併用できないように仕様を作るはずなので、恐らく併用は不可だと考えられます。
なお、ウロポをもらう方法については、以下の記事をご参考ください。
コジポの注意点
コジポですが、以下のような注意点があります。
- ポイントには有効期限がある
- 購入機種によってポイントが異なる
- 必ずもらえるわけではない
もらったポイントですが、有効期限が決まっているので、期限内に機種変更して使う必要があります。
使わないともらったポイントは消失してしまうので、消えないようご注意ください。
また、繰り返しになりますが、コジポは条件があるので、必ずしももらえるとは限りません。
僕は今回紹介した方法でもらえましたが、半年前にチャレンジした時は失敗しました。
まとめ
以上、ソフトバンクでコジポをもらう方法の解説でした。
これから機種変更する予定の人は、ウロポ・コジポがゲットできるかを必ず試すことをオススメします！
機種変更するならショップではなく、公式のオンラインショップがおすすめ！
プランやオプションを強制されることもなく、待ち時間・手続き時間で2〜3時間待つ必要もないので、圧倒的に楽に機種変更が可能！
ソフトバンクオンラインショップ
コジポがもらえなかった人は、ウロポの記事もぜひご参考ください。
iPhone XSとXRのどちらを買うか悩んでいる人は、以下の記事もどうぞ！
