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うっかりすると危険!スピードモード、快適モードとは?

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快適モード

本記事では「スピードモード」、「快適モード」について分かり易く説明します。知らないと損することがあるので、ぜひ読んでいただければと思います!一歩間違えれば、高額請求や無駄なお金を払うことになるので注意が必要です! 

スピードモード、快適モードとは

通信速度制限について

サービスの説明をする前に、まず4G(LTE)のスマホについて前提となるお話をします

4Gスマホで加入できるプランでは、プラン毎にデータ容量が決まっています。容量が決まっているということは、月に使えるデータ量が決まっているということです。
例えば、ソフトバンクのデータ定額パック・小容量に加入の場合は、月の容量は2GBです。

このように、現在各社で提供されている主要なプランでは、プラン毎にデータ容量が決まっています。

そして重要なのが、その契約したデータ容量を超えると、通信の速度が著しく低下します。通信速度が低速化した場合、ネットは殆ど使い物になりません。LINEはギリギリ使えます。

通信速度制限の解除について

では、通信速度が低速化した場合の対処方法ですが、以下二通りがあります。

  1. 速度制限が解除される翌月1日まで低速で我慢する
  2. 追加でデータ容量を購入して速度を元に戻す
    ※ソフトバンクは締め日(10日・20日・月末)によって解除される日が異なる

追加のデータ容量の料金については以下の通りとなっております。

<ドコモ>
Xiプラン2,500円/2GB
カケホーダイプラン1,000円/1GB

<au、ソフトバンク>
どのプランでも以下から選択できます。
1,000円/1GB
550円/0.5GB

スピードモードと快適モードの説明

前置きが長くなりましたが、本題に入ります。 

 まず、ドコモには「スピードモード」と「1GB追加オプション」の二つのモードがあります。
一方、ソフトバンクでは「快適モード」と「制限モード」があります。 

「スピードモード」と「快適モード」はほとんど同じサービス内容であり、「1GB追加オプション」と「制限モード」もほぼ同じサービス内容のため、まとめて説明します。 

まず、ドコモとソフトバンクで4G(LTE)のスマホを契約した場合、必ずどちらかのモードに加入しますそれぞれのモードの違いは以下の通りです。

<スピードモード/快適モード>
契約しているデータ容量に到達時、通信速度制限がかからずに追加のデータを自動で購入して通信速度を維持する

<1GB追加オプション/制限モード>
契約しているデータ容量に到達時、通信速度制限がかかって通信速度が低速化する追加のデータを手動購入することで、通信速度制限を解除することが可能。

ざっくり言うと、「スピードモード」「快適モード」は速度制限がかからない代わりに、自動で料金が発生するということです。場合によっては、所謂「パケ死」に繋がり高額請求になるのでご注意ください。 

実際は、「スピードモード」「快適モード」には自動購入する容量(1GB〜10GB、無制限)の設定が必ず必要です。よって、基本的には「1GB」が設定されているはずなので、間違って自動課金になってしまっても1,000円で済む場合が多いのですが、自動購入する容量が「無制限」になっている場合は、使った分だけ自動購入されて高額請求になってしまいます。

なお、「スピードモード」「快適モード」は「1GB追加オプション」「制限モード」に変更しない限り、自動購入されるリスクが毎月発生するため、追加のデータにお金を支払いたくない場合はモードを必ず変更しましょう。

<注意>
「快適モード」の一時停止機能は当月の自動購入を一時停止するためのものなので、翌月には一時停止が解除されます。よって、翌月には自動購入されるリスクが再度発生します。「快適モード」をやめたい場合は一時停止ではなく、次で紹介する方法で制限モードにモードを変更しましょう。

スピードモード/制限モードの確認方法および変更方法

モードの確認方法と変更方法

以下は主に解除方法についての説明ですが、ご参考ください。ドコモとソフトバンクそれぞれの手順を記載しています。

関連 これで安心!スピードモードと快適モードの解除・解約方法のまとめ

身に覚えがなく高額請求された場合の対処方法

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「スピードモード」「快適モード」に加入した覚えがなく、データ容量の自動購入が発生して携帯料金が意図せずに高額になった場合は、以下のいずれかの対処を試みてください。

  • スマホを購入したショップにクレーム
  • ドコモなら151、SBなら157に電話してクレーム

説明不足により思わぬ支払いが発生することは詐欺に近いので、クレームを入れましょう。
初回の1回分に限り、料金の返金または免除が期待できます。

最後に

「スピードモード」「快適モード」は必ずしも悪いサービスではありません。手間を省くために自動購入容量「1GB」などに設定にしておくと、制限がかかることなく容量を自動購入できます。 

ただ、実際、これらのサービスには問題が多く、特に問題になっているのは携帯代理店(ショップや量販店)が新規契約や機種変更時に、ユーザーに説明なく勝手に加入させているケースが多々発生しているようです。

代理店側からすると、これらのサービスに加入させると携帯キャリア(ドコモなど)からインセンティブと呼ばれるお金が貰えるため、詳しい説明もなく半ば強制的にユーザーに加入させているというのが現状です。

従って、新規契約や機種変更した際、自分の設定モードは必ず確認するようにしましょう。気付いたら勝手に加入していて、勝手にお金が発生してしまうことになりかねませんので。

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