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【新iPhone13】激化する「ディスプレイ」や「バッテリー容量」のリーク情報

昨年発売されたiPhone12は、新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延の影響で、製造する工場や地域がロックダウンされ、Appleは発表の延期を余儀なくされました。

そんなことにならないように、2021年ではすでに大手サプライヤーがCPUやディスプレイの生産を開始、それに伴いさまざまな情報がリークされ始めています。

激化する「ディスプレイ」や「バッテリー容量」のリーク情報

新しくリークされたiPhone13シリーズ

iPhone13シリーズの製造開始や、各モデルに搭載されるバッテリー容量の詳細、iPhone13の非Proモデルに対してLiDARスキャナが搭載されるなど、新しいリーク情報が次々と公開されています。

iPhone13に搭載されるバッテリー情報

中国のTwitterと呼ばれるWeiboで、これまで多くの情報をリークしてきたL0vetodream氏は、TwitterでiPhone13シリーズに搭載されるバッテリー容量をリークしました。

バッテリー容量は

・ iPhone13 miniが2,406mAh

・ iPhone13/13 Pro向けは3,095mAh

・ iPhone13 Pro Maxが4,325mAh

と、iPhone12の同モデルと比較しても8〜18%の増加となります。

iPhone13シリーズが超高速5G通信(ミリ波)に対応したモデルになるためと、ディスプレイのリフレッシュレートが60Hzから、スクロールや動画の残像が残らない120Hzにアップグレードされ、消費電力が増えるといわれています

このようにiPhone13シリーズは、バッテリーの消耗が激しくなる新機能が搭載されるため、バッテリーの増量は然るべき処置なのでしょう。

ただバッテリーの容量を数%アップしただけで、十分な稼働時間が得られるのは、iPhoneに組み込まれてきたバッテリー管理機能の恩恵なのかもしれません。

iPhone13非ProモデルにLiDARスキャナの搭載

光源を使って対象物までの距離を正確に計測できるLiDARスキャナは、iPhone12 ProやiPhone12 Pro Max、2020年に発売された11インチと12.9インチのiPad Proに搭載された機能です。

このLiDARスキャナが、iPhone13非Proモデルにも搭載されると伝えられているのです。

LiDARスキャナは、ナイトモードが有効になってしまう暗い場所でのポートレート撮影を可能にしました。

その写真を見ると本当に暗いところで撮影したのかと、疑ってしまうような綺麗で自然な写真を残すことができるようになったのです。

そんな撮影技法がProモデルではなく、非Proモデルでも利用できるとなればナイトモードやポートレートを使った撮影がいっそう楽しくなるでしょう。

またLiDARスキャナは拡張現実(AR)にも大きく貢献する機能で、実写と作成したキャラクターを高い精度で合成することがiPhone13やiPhone13 miniでもできるようになるのです。

ディスプレイとCPUは生産開始

iPhone13のディスプレイはサムスンとLGから供給され、

サムスンはiPhone13 Proモデル向けのリフレッシュレートを可変できるLTPOディスプレイ

LGはiPhone13非Proモデル向けのOLEDディスプレイ

の製造を担当します。

LTPOディスプレイは、Apple Watchの常時点灯を実現させたディスプレイで、iPhone13 Proモデルは常時点灯機能が搭載されると期待が集まっています。

なお両社ともすでにパネルの生産に着手しており、iPhone13の発表と発売を遅らせないための努力を続けているようです。

また長年、iPhone向けのCPUを製造しているTSMCでは、A14 bionicと同じプロセスのA15 bionicの製造に着手していることもリークされています。

このことから一部の噂では、iPhone13にもM1チップセットが採用され、メモリサイズも同時に公表されるのではないかといわれていますが、その可能性は限りなく低くなったと考えるべきかもしれません。

ただ2021年に発売されたiPad ProにもM1チップセットが搭載されたことを考えると、次期iPhoneでの搭載は十分にあり得るでしょう。

Appleも承認していた Touch ID搭載

指紋認証

iPhone13になるか次期iPhoneになるか言及していませんが、AppleがiPhoneに対してTouch IDの搭載を承認したことがリークされていました。

これによって以前から噂されているディスプレイ下に埋め込まれた方式になるか、iPad Air(第4世代)のような電源ボタンに統合された方式のどちらかが採用されると思われます。

超音波を利用したディスプレイ下埋め込み型の指紋認証センサーは、認証精度も高いといわれている方式です。

すでにサムスンが発売しているGalaxyなどで採用されている方式で、ディスプレイもサムスンが供給することから、iPhoneにも同方式のセンサーが搭載されるのではないでしょうか。

ただAppleが承認したとはいえ、必ず同方式のTouch IDを搭載するという約束ではありません

これまでに幾つかの特許も取得していますが、これも特許を取得したからとはいえ、必ず新製品として登場することは約束されていないのです。

今、Touch IDの復活を願うのは新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、マスクが手放せない生活を強いられているからです。

iOS14.5とApple Watchの組み合わせでマスクをした状態でも、ロック解除ができるようになりました。

Appleはこの解除方法を提供することで、iPhoneへのTouch ID搭載を取りやめようとしているかもしれません。

ますます激化する情報リーク

iPhone13もパーツ類の生産が始まり、本格的に量産されていくでしょう。

そうなると今度はこれまでのような金型やデザインのリークは少なくなり、採用されるディスプレイパネルやバッテリー、カラーデザインなどがリークされるようになってきます。

あと3か月もたてばiPhone13を発表するAppleスペシャルイベントが開催され、機能やスペック、発売日や価格が判明します。

いったいどんな機能やニューカラーモデルが登場するのか、少しでもお財布に優しい価格帯になるのか、ますます激化するiPhone13の情報をチェックしていきましょう。

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