今回は各社の更新月の確認方法についてまとめます。
更新月とは、2年契約をしている場合に2年に1回訪れる無料で解約できる期間を言います。
逆に言うと、その更新月を除くと、解約する際には9,500円の解約手数料が徴収されます。
2015年12月時点では更新月は1ヵ月だけですが、2016年春から更新月が2ヵ月間に延長れます。また、更新月の前月にメールでお知らせもしてくれるようです。これなら、更新月を見逃すことが減りそうですね。
http://japanese.engadget.com/2015/04/20/2-3/
更新月(解約月)とは?
まず更新月について簡単に解説します。
現在、ドコモ/au/ソフトバンクを利用している大半の人が「二年縛り」で契約しています。「二年縛り」とは2年使い続けることを前提に、基本使用料が安くなるというものです。例えば、ドコモのカケホーダイ(2年契約)の基本使用料は2,700円/月ですが、2年契約がなければ4,200円/月となっています。
基本料が安くなるメリットがある代わりに、デメリットも二点あります。
・2年経過すると、2年契約が自動更新
ただし、上記のデメリットを免除される月が存在しており、それが「更新月(解約月)」となります。
契約した月を1ヵ月目とカウントすると26ヵ月目と27ヵ月目が更新月です。更新月であれば、解約しても9,500円の解約金は発生しません。ただ、この更新月を見逃すと、再度自動で2年契約となるため、自動更新から2年以内に解約すると9,500円の解約金が発生します。
つまり、現行の仕組みでは2年に1回しか無料で解約できる月がないのです。よって、自分の更新月がいつであるかを把握しておくことは重要です。
更新月(解約月)の確認方法
ここからは各社の更新月の確認方法を説明します。
説明の前に、3社の更新月の確認方法を比較して思ったのですが、ドコモが一番分かりにくいですね。まず更新月を確認するページに辿り着くのが大変ですし、「更新月」の記載は無く「契約満了月」と記載されているため、一般人からすると大変分かりにくいです。この「契約満了月」の翌月が「更新月」になるので。
ドコモの確認方法
スマホで確認する手順です。
1. 以下のアプリの起動 または お客様サポートにアクセス
3. よく使われているメニューにある「ご契約内容の確認・変更」を選択
4. 暗証番号入力後、表示ページのご契約内容 1/3ページから「2」を選択
5. ご契約プラン内に契約満了月が表示されるので、その翌月が更新月となります。
以上が、ドコモで更新月を確認する方法でした。
auの確認方法
スマホで確認する手順です。
1. 「auお客さまサポート」にアクセスしてログイン
※auお客さまサポートトップページ→ご契約内容の確認→ご契約内容の確認でもOK
3. 料金割引サービス欄に次回更新年月と表示があり、この月が更新月となります
以上がauで更新月を確認する方法でした。
ソフトバンクの確認方法
スマホで確認する手順です。
1. MySoftbankにアクセスしてログイン
以上がソフトバンクで更新月を確認する方法でした。
最後に
「二年縛り」については総務省から改善するよう指摘されているため、各社とも改善を検討している状況です。確かに、2年のうちに無料で解約できる期間が1ヵ月(2016年春からは2ヵ月)なのは短い気もしますし、それを逃すと再度「二年縛り」になるのも消費者観点では好ましくはないですね。9,500円は決して安くはないので。
以上、更新月に関する話でした。