4G(LTE)のスマホでは月に使えるデータ容量がプラン毎に定められており、そのデータ容量を超過すると、通信速度が月末まで超低速(128kbps)になることは、ご存知の方も多いと思います。
今回は、ドコモで通信速度制限になった場合の解除方法をご紹介します!
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通信速度制限の解除について
ドコモで通信速度制限にかかった場合、auやソフトバンク同様にデータを追加することで、速度制限を解除することができます。Xiプランの場合は「128kbps通信解除」、カケホーダイの場合は「1GB追加オプション」とそれぞれ正式名称がありますが、この記事では一律「速度制限の解除」と表現します。
auとソフトバンクではプランを問わず、速度制限の解除料は1,000円/1GBまたは550円/0.5GBとなっています。ドコモはこれとは異なり、プランによって解除料が異なっておりますのでご注意ください。カケホーダイとは、ドコモの音声定額プランを指します。
カケホーダイ | Xiプラン |
---|---|
1,000円/1GB | 2,500円/2GB |
補足ですが、カケホーダイプランで1GBを購入した場合は、翌月末まで使えるデータとなります。当月中に使えなかった場合は、翌月に繰り越されます。一方、Xiプランで購入した2GBのデータは当月までしか使えません。
当月中に使い切れなかった場合は、データが消失されます。繰り越しはされませんのでご注意ください。auとソフトバンクでは2,500円/2GBの解除料は既に存在しないので、ドコモもそれに追随するとユーザーにとっては嬉しいですね(2,500円は高い・・・)。
なお、この速度制限の解除ですが、カケホーダイプラン加入時は解除方法が以下二通りあるのでそれぞれ説明します。
- リミットモードでの解除
- スピードモードでの解除
リミットモードとスピードモードの違いは以下記事をご参考ください。
リミットモードで解除する場合
リミットモードはスピードモードとは異なり、速度制限が自動解除されることがないので、制限が掛かる度に自分で手動解除が必要になります。解除方法は後述します。
通信速度制限が掛かる前に速度制限の解除申し込みをすることができるのですが、その場合は予約状態となります。
予約の場合、予約状態のため当月中に通信速度制限に掛からなかった場合は予約が失効され、予約がキャンセルとなります(=料金は発生しない)。例えば、月初に間違って速度制限の解除予約をしても、即時では課金が発生しない仕組みになっています。
スピードモードで解除する場合
スピードモードではデータ容量を使い切った際に、速度制限を自動解除して通信速度を高速のままを維持します(=解除の度に料金が発生)。追加したデータを使い切った際も、同様に速度制限を自動解除して通信速度の維持を図ります。
つまり、データを使いすぎると自動解除の繰り返しで高額請求となり「パケ死」する危険性があります。
ただ、実際にはスピードモードでは自動解除の上限容量が設定できるため、上限容量が「無制限」に設定されていない限りはパケ死することはありません。
例えば、上限容量が「2GB」の場合は2GB分だけ自動購入されるので、2,000円のみ課金が発生します。なお、上限容量に達した場合、追加したデータを使い切り次第、通信が制限されます。
通信速度制限の解除方法
速度制限の解除方法は以下の方法があります。
- お客様サポートで解除
- お知らせメールから解除
- 電話(151)で解除
- ドコモショップで解除
お客様サポートで解除
コチラにアクセス後、以下の画像赤枠から解除申し込みができます。
お知らせメールから解除
「データ量到達サービス」とは、速度制限の予告や制限の開始をドコモがメールでお知らせしてくれるサービスです。こちらのサービスに申し込みをしている場合は、そのお知らせメールの中に記載されているURLから速度制限の解除の申し込みが可能となります。以下画像は、Xiプラン加入時の例です。
なお、URLをクリックした後に「SPモードでのアクセスではないため、ご利用いただけません」とエラーが表示されて解除できないケースが稀にあるようです。その場合の事象を説明しているブログがありましたので、参考にしてみてください。
電話(151)で解除
ドコモ携帯から151に電話して自動音声で解除することも可能です。電話後は「0」を押して、オペレーターに繋いで、速度制限を解除したい旨を伝えてください。
151の受付時間:午前9時〜午後8時
ドコモショップで解除
auやソフトバンクの場合はショップで速度制限の解除ができないのですが、ドコモの場合はドコモショップで解除の受付が可能です。
近所のドコモショップに行って、速度制限の解除をしたい旨を伝えて手続きをしてください。
家族でデータをシェアしている場合の留意点
ドコモで家族でシェアパックに加入している場合、通常は親回線からのみ速度制限の解除ができます。
ただし、「1GB追加みんなで申込オプション」に加入した場合、シェアしている子回線からでも速度制限の解除が可能となります。子供が解除をしまくってケータイ料金が高くなる可能性があるので、親目線では加入を推奨できませんw
まとめ
通信制限に掛かるとスマホが使い物にならなくなるため、制限が掛からないように使用するデータ量をコントロールするか、あるいはカケホーダイに加入しているのであればパケットパックまたはシェアパックの容量を一つ上のパックに変更する等の対応を検討してみてください。
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