ソフトバンク、auに続いて、ドコモがウルトラパックと呼ばれる20GBや30GB、家族向けには50GBや100GBの新データパックを導入しました。
このウルトラパックですが、「ウルトラパックはいくら?」「テザリングはいつから有料?」「20GBに加入した方がお得?」など、いくつか気になることがあります。
本記事ではウルトラパックについて、月額料金、いつ適用されるか、3日1GB制限の有無、申込・変更方法、注意点、メリット・デメリット、テザリング料金など、どこのサイトよりも徹底的に解説します!
- ウルトラパックのサービス内容
- ウルトラパックの申込み・変更方法
- ウルトラパックの注意点
- ウルトラパックで年間5万円得する方法
- 実質900円で100GB使う方法 など
ドコモが30GBの新プラン「ギガホ」を出しました!
こちらの新プランが気になる人は、以下の記事をご参考ください。
ウルトラパックとは
ドコモが新しく提供する容量20GBの「ウルトラデータLパック」、容量30GBの「ウルトラデータLLパック」、家族向けに提供する容量50GBの「ウルトラシェアパック50」「ウルトラシェアパック100」を総称して「ウルトラパック」と呼びます。
通常のデータパックよりも、データ容量が大容量になっており、毎月使えるデータ容量がたくさんあるのが特徴。
ウルトラパックはどんな人にオススメ?
単回線で契約する人(単身世帯など)
1回線で加入する場合は、以下のような人にウルトラパックはオススメです。
逆にデータが2GBや5GBで十分な人はウルトラLパック(20ギガ)に加入すると、単に毎月の支払いが高くなるだけなので要注意!
- 5GB加入で速度制限になりやすい人
- 5GB加入で容量を気にして使っている人
- 外で動画をたくさん視聴したい人
自分の毎月のデータ利用量を確認して、必要かどうかを確認してから加入することをオススメします!
また、毎月4〜5GBくらい使う人も、たった1,000円で15GBも増えるので、加入した方が遠慮なくデータを使うことができます。
家族で契約する人(シェアパック加入者)
シェアパックでウルトラパック(ウルトラシェアパック30/50/100)に加入する場合は、以下のような人がオススメです。
ただし、容量は大容量になりますが、料金が高くなるので注意が必要。料金については後述します。
- シェアパック15でデータが足りない人
- 家族で30GB以上使いたい人
50GBや100GBはあまりにも大容量なので、よほどの大家族や自宅に光回線がない場合を除けば、加入するメリットはないかなぁ〜というのが本音。
逆に今シェアパック15(15ギガ)に加入している場合、月額1,000円のプラスでデータ容量が月30ギガになるので、ウルトラシェアパック30に加入することをオススメします!
シェアパックについては以下に詳しく書いたので、こちらも合わせてご参考ください。
ウルトラパックの内容について
ウルトラパックの月額料金について
個人向けのウルトラデータLパック(20GB)、ウルトラデータLLパック(30GB)の定額料は以下の通りです。
参考までに、2018年4月以降に契約できる他のデータ容量も記載しておきます。5GBからたった1,000円高くなるだけで、15GBもデータ容量が増量!
サービス名称 | 容量 | 定額料 |
---|---|---|
ウルトラデータ LLパック | 30GB | 8,000円 |
ウルトラデータ Lパック | 20GB | 6,000円 |
データMパック | 5GB | 5,000円 |
データSパック | 2GB | 3,500円 |
家族向けのシェアパックの場合のウルトラシェアパック50、ウルトラシェアパック100の定額料は以下の通りです。
サービス名称 | 容量 | 定額料 |
---|---|---|
ウルトラ シェアパック100 | 100GB | 25,000円 |
ウルトラ シェアパック50 | 50GB | 16,000円 |
ウルトラ シェアパック30 | 30GB | 13,500円 |
シェアパック15 | 15GB | 12,500円 |
シェアパック10 | 10GB | 9,500円 |
シェアパック5 | 5GB | 6,500円 |
個人向けのウルトラデータLパック、ウルトラデータLLパックに加入する際は基本プランとSPモードに加入する必要があり、それらを含めた月額料は以下の通りになります。
- カケホーダイ(通話定額)
- カケホーダイライト(5分通話定額)
- シンプルプラン(30秒毎に20円)
【ウルトラデータLパック加入時】
カケホーダイ | カケホーダイ | シンプル | |
---|---|---|---|
基本料 | 2,700円 | 1,700円 | 980円 |
ISP | 300円 | ||
データ パック | 6,000円 | ||
合計 | 9,000円 | 8,000円 | 7,280円 |
【ウルトラデータLLパック加入時】
カケホーダイ | カケホーダイ | シンプル | |
---|---|---|---|
基本料 | 2,700円 | 1,700円 | 980円 |
ISP | 300円 | ||
データ パック | 8,000円 | ||
合計 | 11,000円 | 10,000円 | 9,280円 |
ウルトラパック加入者が年間5万円お得になる方法
ドコモには「dカード GOLD」という会員数300万人以上を誇る最強のクレジットカードがあります。
あまりにもお得すぎるクレカなので、クレジットカードランキングで度々1位を取るほど評価の高いクレカ!
dカード GOLDの魅力的な特典をまとめるとこんな感じ!
- ドコモ料金の10%をポイント還元
- 発行&利用で1.3万円相当キャッシュバック
- 年間利用額に応じてクーポンがもらえる
- スマホの故障・紛失で最大10万円補償
- 通常の支払いでもポイントが1%貯まる
- 国内主要空港+ハワイの空港ラウンジが無料
他にも特典はたくさんありますが(例えばローソンで最大5%お得、など)、ここでは割愛するので、気になる方は以下の公式を覗いてみてください。
参考 dカード GOLD
特に、ドコモ料金+ドコモ光料金の10%がポイント還元されるのが激アツ!普通のクレカの10倍以上!
例えば、携帯+光回線の料金が月15,000円の場合、毎月1500ポイント(年間1.8万ポイント)が貯まります!
詳しくは以下の関連記事で解説したので、後ほどこちらもご参考ください。
ウルトラパックはいつから適用されるか?
新規契約の場合は当日からウルトラパックが適用されますが、機種変更と同時に加入する場合やプラン変更の場合、ウルトラパックは翌月から適用になるのでご注意下さい。
例えば、2月16日に機種変更と同時にウルトラパックにプラン変更した場合、基本的にはウルトラパックは翌月3月1日から適用となります(一部例外あり)。
ウルトラパックの申し込み方法
ウルトラパックの申込み方法は以下の通り!
- My docomo
- ドコモショップ
- オンラインショップ オススメ!
- カスタマーセンター
新規契約または機種変更と同時に申込む場合は、ドコモショップまたはドコモオンラインショップで申込みができます。
ドコモオンラインショップであればショップに行く必要がないので、手間がなく超簡単に2分で機種変更や新規契約ができるので超オススメ!
受取方法も、「自宅配送」「コンビニ受取」「ドコモショップ」と選ぶことができ、時間がない人にもぴったり!
しかも、ドコモオンラインショップであれば、頭金(最大10,800円)と機種変更手数料(2,160円)がなんと無料!
参考 ドコモオンラインショップ
プラン変更のみの場合は、Mydocomoからも申し込み可能です。
参考 My docomo
プラン変更を電話で申し込む場合は以下の番号から申し込みが可能です。
ドコモの携帯から:151
一般電話から:0120-800-000
3日1GB制限について
ドコモには3日1GB制限のような制限は一切ありません。
安心してたくさんのデータが使えます。また、ウルトラパックに加入しても、通常の通信速度で利用できるのでご安心ください。
ウルトラパックの注意事項について
かなり大容量のウルトラパックですが、一部注意事項があるのでまとめます。
- テザリング料金が1,000円(当面は無料)
- ウルトラシェアパック50/100は高い
- タイプXiにねん等では加入不可
- ポケットWiFi(ルーター)では加入不可
ウルトラパックのテザリングについて
ウルトラデータLLパック、ウルトラデータLパック加入時はテザリングの月額料金が1,000円/月になります。
ドコモでは今までテザリング料金は完全に無料でした。酷い…
ただし、終了時期未定で月額料が無料になるキャンペーンを実施しているので、当面は無料で使えます。
同様に、ウルトラシェアパック30/50/100加入時のテザリング料金についても月額料1,000円ですが、シェアグループ内で何人がテザリングに加入しようとも、1,000円の支払いで済みます。
こちらも同様に無料キャンペーンを実施しており、当面の間は無料で使えます。キャンペーンの終了時期は未定で、おそらくずっと無料であることが予想されます。
なお、無料キャンペーンが終了してテザリングが有料化になる場合、テザリングに再申し込みしたユーザーだけが利用することができます。
再申し込みしないとテザリングが使えないので、勝手に料金が課金されるようなことはなさそうなので一安心。
ウルトラシェアパック50/100は高い
当たり前ですが、家族でシェアパックに加入している場合は、「ウルトラデータLパック(20GB)」、「ウルトラデータLLパック(30GB)」には加入できません。
シェアパックに加入している人の大半が「シェアパック10」、「シェアパック(15)」だと思いますので、その人たちが加入するとなると、「ウルトラシェアパック30」になるかと思います。
ウルトラシェアパックは大容量になりますが、本当に必要かを判断した上でご加入ください。
特に、ウルトラシェアパック50/100は月額料金が高いので、自宅に光回線+Wi-Fiがある場合は、ウルトラシェアパック50/100への加入は不要なことが予想されます。
シェアパックについては、以下の記事にて安くする方法を含めて詳しく解説しています。
参考 安い?ドコモの家族向けのシェアパックの料金を徹底解説!デメリットも紹介
その他の注意事項について
既に新規加入はできませんが、「タイプXiにねん」プラン等ではウルトラLパックやウルトラLLパックには加入できません。
タイプXiにねんは通話定額ではない分、月額743円と激安の料金プランなのですが、このプランに加入している場合はウルトラパックに加入できません。
ただし、ウルトラパック加入時は「シンプルプラン(月額980円)」には加入できるので、通話を全くしない人はシンプルプランに加入しましょう。
また、ドコモのポケットWiFi(ルーター)がウルトラパックに加入することもできません。
ポケットWiFiでウルトラパックを利用したい場合は、スマホとセットで使う「2台目プラス」に加入し、スマホ側でウルトラパックに加入してください。
この場合、データ容量はスマホとルーターで共有することになります。
ウルトラパックと他のサービスについて
ウルトラパックと「ドコモ光」
ウルトラパック加入時のドコモ光の割引額については、以下の通り。
割引対象 | 割引額 |
---|---|
ウルトラシェアパック100 | -3,500円 |
ウルトラシェアパック50 | -2,900円 |
ウルトラシェアパック30 | -2,500円 |
ウルトラデータLLパック | -1,600円 |
ウルトラデータLパック | -1,400円 |
ウルトラパックと「ずっとドコモ割」
ドコモを長く使えば使うほど、毎月の割引額が増える「ずっとドコモ割」の割引額は以下の通り。
ウルトラパックと「2台目プラス」
スマホとタブレットでデータをシェアする「2台目プラス」ですが、「ウルトラデータLパック」、「ウルトラデータLLパック」は2台目プラスで加入可能!
容量が大きいので、2台目プラスに加入する場合は「ウルトラデータLパック」に加入した方が断然おトクです。
ちなみに、カケホーダイプランでウルトラデータLパック(20GB)に加入した場合は、タブレット含めて月額11,500円となります。
カケホーダイライトであれば10,500円、シンプルプランであれば9,780円になります。
最後に
以上、ドコモのウルトラパックの解説でした。
ウルトラパックは20GB以上とデータ容量が大容量なので、データを気にせず動画をたくさん視聴できるのが最高!
ただし、最近は20GBでもデータが全然足りない人が出てきたので、20GBで足りないような人はポケットWiFiのWiMAXを持つことをオススメします!
WiMAXであればデータは無制限で、しかも月にたったの実質900円で利用することも可能!さらに、光回線が不要になるので年間4万円近く節約もできます!
詳しくは以下の関連記事で解説したので、気になる人はこちらもご参考ください。
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