大手3キャリアの利用料を高く感じて、格安SIMに乗り換えようという人も少なくないはずです。
月々の料金が家計を逼迫させる昨今、携帯電話の料金は節約を見直すための第一歩と言っても過言ではありません。
多くの格安SIMが展開されているので使い勝手のいいものを選べばOKです。
しかし、今契約している携帯端末の解除にかかる経費など気になります。
できれば安く抑えたいところです。
今回は格安SIMへの乗り換えタイミングがベストな時期を徹底解説します。
いくらぐらい抑えられるのかも合わせてご紹介します。
契約更新月は絶対確認
携帯解約でもっとも気になる費用として違約金、契約解除料がかかります。
おおむね1万円以内に設定されていますが、せっかく格安SIMに乗り換えるなら抑えたい費用です。
これを回避する方法がいくつかあります。
王道ですが、とても重要なこととして契約更新月があります。
2~3年の契約を結ぶことが多い料金プランですが、こちらから何も言わなければ自動的に更新されます。
契約の切れ目は、最初に契約した月を含む前後1か月の計3か月とされています。
この期間内に解約手続きをすれば違約金がかからないというシステムになっています。
なお、2019年10月以降似契約したプランに関しては違約金はかかっても1,100円になっています。
契約時期によって異なりますので今一度確認しておきましょう。
端末の残債を払い終えた時
現在のスマホ端末は非常に高額で、分割払いで設定をしている人も少なくないはず。
分割払いにすれば使える割引プランもあるため、この設定はある意味お得なものとも言えます。
しかしながら残債が残っていると格安SIMへの乗り換えを始めとしてキャリア変更はできません。
また、厳密に言えばキャリア変更ができないわけではないですが、解約するときに残った残債をまとめて支払う必要があります。
残債設定はおおよそ料金プランの更新月と同じことが多いです。
タイミングが同じならそれらが重なったタイミングがベストと言えます。
キャンペーンを利用する
乗り換え先の格安SIMで不定期に実施されるキャンペーンを使うことで実質違約金を0にすることもできます。
これは乗り換え先として考えている格安SIMのキャンペーンを気にする必要がありますが、乗り換えキャンペーンとしてキャッシュバックを実施していることが多いです。
この金額はだいたいキャリア解約にかかる違約金の額が出る可能性が高いです。
つまり、このキャッシュバックキャンペーンを使えば、タイムラグはありますが違約金を0にできるのです。
キャンペーンを実施しているかどうかは格安SIM提供の会社によって変わります。
よくチェックしておきましょう。
どうしても削れない費用がある
大きな負担としてかかる違約金と端末の残債がかからない方法はいくつかあることがわかりました。
しかし、どうしても避けられない経費が6,600円分あります。
それが「MNP転出料」と「新規事務手数料」です。
MNP転出料とは、番号ポータビリティ制度のことで、この手続きを行うために必要な事務手数料になります。
これはどのキャリアでも同じ金額がかかります。
また、新規事務手数料とは新しく受け入れるときにかかる費用のことです。
これら2つを総合して最低でも6,600円がかかるというわけです。
このほか新しい端末を購入する場合は端末の頭金がかかったりします。
よく確認して乗り換えましょう。
まとめ
格安SIMはキャンペーンの多さから比較的乗り換えがしやすいメリットがあります。
しかし何も知らないと格安SIMに切り替える前に想定外の出費を支払う必要が出てきてしまうのです。
更新月や端末の残債を確認しながら乗り換えにベストなタイミングを見ていきましょう。
せっかく通信費を安くするための方法で無駄なお金を払わないで済むようにあれこれ戦略を立てること、時期を伺うことがベストです。