外出先でテザリング機能をよく使う人には、格安SIMでテザリングすることをおすすめします。
利用料金が安くオプション料金も必要ありません。
そして格安SIMであれば大容量プランに対応しているところがいいでしょう。
テザリングをよく使う人にとって、これ以上うれしいプランはないでしょう。
格安SIMのテザリングは原則全社無料で使える
格安SIMでテザリング機能を使う場合、原則オプション選択は不要かつ無料で使えます。
テザリング機能を使えばスマホがポケットWi-Fiに早変わりし、パソコンやゲーム機と接続することでどこでも通信を楽しむことができるのです。
特に仕事柄外出の多い人は、Wi-Fiのある喫茶店やホテルが使えない時に重宝するでしょう。
一昔前まではスマホがテザリング非対応も珍しくありませんでした。
しかし現在では逆に非対応機種を見つける方が難しく、ほぼすべての機種でテザリングは使えると思っていいでしょう。
ごく一部ではテザリングは有料オプションの場合も
ただしごく一部の格安SIM、特に無名の格安SIMではテザリング機能が有料オプションの場合もあります。
無名の基準は広告活動をあまりしていないこと、利用者が著しく少ないもののことです。
料金プランが安く、ちゃんとした回線は使っているのでスマホのデータ通信で使うのなら何ら問題はありません。
テザリング機能だけは契約前に確認をしましょう。
テザリング機能自体は無料だがデータ通信は別
テザリング機能を使うとスマホで契約しているデータ通信量が消費されます。
中にはテザリング機能で使えるデータ通信量が制限されているものもあり、契約前には確認が必要です。
加えて、テザリング機能をよく使うのであればそれなりに容量の大きい契約をする必要もあります。
スマホそのものの通信も必要なので、想定より多めのデータ通信量を選びましょう。
格安SIMのテザリング機能の設定方法
格安SIMのテザリング機能を使う場合、スマホによって設定方法が違います。
本記事ではiPhoneとAndroidの設定方法を紹介します。
なお、Androidは機種によって文言は違いますが、大まかな流れはどれも同じです。
また大手キャリアでの設定方法も同じなので参考にしてください。
iPhoneの場合
iPhoneでテザリング機能を使う場合は以下の手順で設定しましょう。
1. ホーム画面の「設定」を起動
2. 「モバイル通信」をタップし「インターネット共有」をタップ
3. 「ほかの人の接続を許可」をオン
4. 表示されているIDとパスワードをテザリングしたい機器のWi-Fi設定をして接続
iPhoneはシリーズに関わらずすべて同じ方法です。
接続されているかどうかを確認する場合はiPhoneに表示される時計の表示で確認できます。
青色になっていれば接続成功です。
Androidの場合
Androidの場合は以下の手順です。
1. ホーム画面もしくはメニュー画面から「設定」を起動
2. 「無線とネットワーク」をタップし「テザリングとポータブルアクセス」を選択
3. 「ポータブルWi-Fiアクセスポイント」をタップし「アクセスポイントを設定」を選択
4. 表示されている「アクセスポイント名」「暗号タイプ」「パスワード」を接続する機器に入力
5. Android側に入力した機種名が表示されていることを確認し「ON」にする
大まかな流れはiPhoneと変わりませんが工程がやや多めです。
特に最後にAndroid側で承認が必要な点には注意しましょう。
ポケットWi-Fiより安い場合も
格安SIMでテザリング機能を使う方法を紹介しました。
格安SIMは大容量でも月額料金が安い場合が多く、テザリングをよく使う人にはうってつけのプランです。
賢く契約して利用することで、ポケットWi-Fiを契約するよりも通信費を安くできるかもしれません。
