新しいiPhoneが登場すると、旧iPhoneの価格が安くなるため、新旧どちらのモデルを購入しようか、悩まれる方も多いのではないでしょうか。
購入する・しないの判断をする場合、iPhoneの寿命を算出します。
iPhoneの販売価格を算出した寿命で割ると、1年間にどのくらいの金額になるかを確認することができます。
この年間価格を見て、iPhoneを購入する・しないを判断すれば「買わなきゃよかった」と後悔することはないでしょう。
iPhoneの寿命を想定する
寿命を想定せずに手頃だからと旧iPhoneを購入すると、すぐにiOSのサポートが終了したり、インストールしたアプリの動作が重くなったりするため、長く利用しつづけることができなくなるでしょう。
またせっかく購入しても、寿命を理解しておかないと数年後に買い替えなくてはならない状況になってしまいます。
そんな人は、まずiOSのサポート期間とハードウェアの2点から、iPhoneの寿命を算出して旧モデル購入の是非を考えるようにしましょう。
iOSのサポート期間から寿命を考える
iOSは、2015年9月に発売されたiPhone6s/6s Plusや、2016年3月に発売されたiPhone SE(第1世代)も、未だにサポートされているOSです。
そんな長期サポートのiOSですが、発売から5年が経過したiPhone6/6 Plusは、サポートから外されてしまいました。
またリーク情報では2021年にリリースされるiOS15から、iPhone6s、iPhone SE(第1世代)がサポート外になると、有力な情報筋が公開されています。
そう考えると、iOSのサポートは5年で外れるということになります。
この点を踏まえると、iPhone7/7 Plusは2022年にはサポートから外されてしまう可能性があるモデルということになります。
ハードウェアから寿命を考える
次に購入するモデルを、ハードウェアから寿命を考えてみます。
ハードウェアで一番ヘタってくるのは、バッテリー部分です。
使い方によりますが、4年ぐらいたつと一度は交換が必要になってくるでしょう。
また利用できるアプリも、常にリリースされる新しいCPUにあわせて作成されるため、数年経過すると起動だけでも時間がかかったり、起動できなくなったりします。
これらのことを考えると、ハードウェアからの寿命は約4〜5年と判断して間違いないでしょう。
以上のことから、iPhoneの寿命は約5年とすることができます。
寿命がわかったらどのモデルを買うか考える
iPhoneの寿命が5年と想定したところで、次は購入したいモデルの残り寿命と年間価格を算出します。
残り寿命は、次の数式で行います。
寿命 – (現在 – 発売年) = 残り寿命年数
例えばiPhone XRなら、2018年に発売されたモデルなので、数式に当てはめると
5 – ( 2021 – 2018 ) = 2
と、なります。
iPhone XRは、あと2年でiOSのアップデートができなくなり、利用し続けるのが難しいモデルとなってしまうだろうと想定することができます。
次に購入時の金額を残り寿命で割って、年間価格を算出します。
iPhone XRの場合、128GBモデルなら5万9,800円でApple Storeで販売されています。
この価格を残り寿命で割ると、年間2万9,900円となります。
次に新iPhoneで欲しいモデルを選び、残り寿命と年間価格を算出します。
例えばiPhone12を購入したと想定した場合、残り寿命は4年で年間価格は1万8,160円となります。
iPhone XRは、残り2年でiOSのサポートが切れてしまう可能性があるモデルに対して、年間2万9,900円をかけたことになります。
一方、iPhone12は残り4年も使えるモデルに、年間で1万8,160円をかけたことになります。
総額でみると高く見えてしまうモデルでも、年間価格を算出して比較することで、どちらを購入した方がお得なのかは一目瞭然です。
本当にお得なのかをしっかり判断しよう
そう考えると現時点で発売されているiPhone7/7 Plus、iPhone8/8 Plusは購入してもすぐに寿命がきてしまい、結果、年間に大きなお金がかかることになってしまいます。
こうやって年間価格を算出して、魅力的な価格の旧iPhoneを、本当に長く利用し続けることができるのか、本当にお得なのかをしっかり判断しましょう。
そして「これだ!」と納得できたらiPhoneを購入し、壊れて使えなくなるまで使い倒してあげてください。
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