光回線は今やオフィスでも家庭でも使われるようになりました。
その普及スピードは、まさにあっという間で、光回線以外のネット回線を見ることそのものもが減ってきました。
しかし、マンションに関しては少し例外で、場所によっては使えないところもあるのです。
今回は、マンションで光回線が使えるかどうかの噂の話と、使える場合使えない場合の対処法についてお話します。
マンションによって光回線を使えるかは違う
かなりの割合で浸透してきた光回線ですが、マンションによっては使えない場所があります。
古いマンションであったり、共用の別回線があったりすると使えないことがあるようです。
また、単純に光回線の対応エリアの問題もあります。
これだけ広く普及してきた光回線ですが、未だに使えない地域がいくつか存在します。
そのため、光回線未対応エリアにあるマンションは、全棟使うことができないのです。
設備として光回線が備わっているかどうかは、管理人もしくは管理会社に確認することでわかります。
これは、賃貸でも持ち家でも同じですので、今から光回線をひこうかと思っている人は、確認してみましょう。
マンションで光回線が使える場合
住んでいるマンションが光回線対応なら、好きな光回線のプロバイダで契約して工事を待つだけでOKです。
光回線には、フレッツ光が提供してるものと、その提携企業が運営しているもの、フレッツ光以外の光回線の3種類があります。
予算や使用環境によっておすすめの回線が異なりますので、1度問い合わせてみてもいいでしょう。
工事の時には立ち合いが必要
家の中に作業員が立ち入るため、光回線の工事のときは立ち会いが必要です。
設備があるので、自分でモデムを接続すれば終わりのようにも見えますが、実際はそう簡単には行きません。
現在部屋にある光回線が使えるのか、どこにモデムを設置すれば1番いいのかなどは、作業員がいなければわかりません。
光回線の工事の時は、必ず家の人誰かが立ち会えるようにしておきましょう。
マンションに光回線の設備がない場合
住んでいるマンションに光回線の設備がない場合、個人で回線を引くこともできます。
ただし、これができるのは光回線の対応エリア内であることが前提です。
また、エリア内であったとしても、多くの人が同じ棟に住んでいますから、工事のあいだは少し騒がしいことを伝えておく必要もあるでしょう。
許可がいるうえ、本当に使えるかどうかはギリギリまでわからない
光回線の設備がないマンションに、光回線を引くには管理人や管理会社に事前に許可をもらう必要があります。
さらに、許可が出て、なおかつ開通した光回線が100％使えるかどうかも、工事をしてみないとわからないのです。
通信速度が早く、容量も大きい光回線は非常に魅力的ですが、工事の最中に「やっぱり使えません」となってしまうこともしばしばあります。
事前に確認する方法もないので、リスクを覚悟してからでなければ、個人で光回線をマンションに引くのはあまりおすすめできません。
マンションで光回線が使えないならポケットWi-Fiも検討
マンションに光回線が引けないとなると、もうあきらめるほかないのでしょうか。
実は、固定回線として光回線を設置するのが無理でも、ポケットWi-Fiならできる場合もあるのです。
住んでいるマンションが、光回線の対応エリアであることが前提ですが、エリア内であればポケットWi-Fiを使った光通信ができます。
固定回線もポケットWi-Fiも、毎月の通信費に大きな違いはありません。
むしろ、使い方によってはポケットWi-Fiのほうが安くなることもあるので、1度検討してみてもいいでしょう。
リスクを犯してまで固定回線で光通信を導入するよりもよっぽど手軽な方法です。
リスクを回避したい人は検討を
マンションの光回線が使える場合と使えない場合の流れや、ポケットWi-Fiで補完する方法についてお話しました。
仕事やプライベートでよく使うものだけに、導入したいと考える人も少なくありません。
しかし、無理に回線を引くのではなく、代替案であるポケットWi-Fiを活用する方法もあります。
過去に諦めたことがあったり、工事したけどつながらなかったというリスクを回避したい人は、ぜひ検討してください。
