「テザリング」という言葉を聞いたことがありますか。
スマホの料金プランなどで目にするけど詳しく知らない、という人は少なくないでしょう。
使いこなせば非常に便利な機能なのですが、使う上ではいくつかの注意点もあります。
今回は、テザリングの機能の説明と、注意点について詳しく説明します。
テザリングはスマホがポケットWi-Fiに変わる機能
平たく言えば、テザリングとはスマホをポケットWi-Fi代わりに使用できる機能のことです。
持っているスマホの「テザリング」をONにするだけで、そのほかのデバイスをWi-Fi接続に切り替えることができます。
スマホのデータ通信がある限りは使える機能なので、日頃から使いこなしている人もいるでしょう。
ポケットWi-Fiを使うと、普段の通信費とは別でポケットWi-Fiの維持費がかかります。
しかし、スマホのテザリング機能を使えば、利用料金はスマホの通信費に含まれるので、節約にもつながります。
出先などでWi-Fiが使いたいときには重宝する機能と言えます。
テザリング機能がないスマホもある
便利なテザリング機能ですが、端末によってはテザリング機能がないものも存在します。
ただ、今現在テザリング機能が使えない端末の方が珍しく、こちらを探す方が逆に困難です。
言い換えれば、端末自体はどれを選んでもテザリング機能はついているという認識で問題ありません。
iPhoneもAndroidも同様なので、どちらが使える・使えないという問題ではありません。
気になる人は1度取扱説明書を確認してみましょう。
テザリング機能を使うときは料金プランに注意
テザリング機能の注意点は、スマホで加入しているデータ通信の料金プランです。
基本的にどのキャリアのどのプランであっても、テザリング機能は端末さえ対応していればいつでも使うことができます。
ただし、テザリング機能で使える通信量に制限がかかっている場合もあるので注意が必要です。
また、テザリングを使いすぎることによって、スマホのデータ通信量が消費されてしまいます。
考えなしに頻繁に使っていると、いつの間にか通信制限がかかってしまうこともあるのです。
テザリングをよく使うという人は、大容量プランへの加入をおすすめします。
テザリングのやり方
ここからはテザリングのやり方について説明します。
基本的にはiPhoneでもAndroidでもやることは同じですが、混乱しないためにも1度整理しておきましょう。
iPhoneの場合
まずはiPhoneの場合です。やり方は以下の通りになります。
1、「設定」をタップし、「インターネット共有」を選択
2、「ほかの人の接続を許可」をONにする
3、接続したいデバイスに、表示されたWi-Fiのパスワードを入力する
これだけでテザリングは完了です。
ちなみにアクセスポイント名は、iPhoneの名前になるので、それを探しましょう。
Androidの場合
続いてAndroidの場合です。Androidは、端末によって文言などが違うことがありますが、基本的なやり方は同じです。
では、手順を見ていきましょう。
1、「設定」をタップし、「ネットワークとインターネット」を選択
2、「アクセスポイントとテザリング」をタップし、「Wi-Fiアクセスポイント」を選択
3、ONに切り替える
4、接続したいデバイスに、表示されたWi-Fiのパスワードを入力する
アクセスポイント名は、Wi-Fiパスワードの上部に表示されます。
基本的には端末名になるので、iPhoneと違うことを覚えておきましょう。
ポケットWi-Fi代わりに使えるメリットは大きい
テザリングの基本と注意点、iPhoneとAndroidでの設定方法について紹介しました。
テザリングは使いこなせば非常に便利な機能です。
料金プランにだけ注意をすれば、ポケットWi-Fi代わりに使えるメリットは非常に大きいでしょう。
ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか。