日本でも購入できるようになったGoogle Glass(グーグルグラス) 機能を解説

ドコモ

法人向けにGoogleが販売しているGoogle Glass(グーグルグラス)をご存じでしょうか。

作業現場や倉庫内で活躍することを想定して作られたデバイスで、一時的に製造を中止していましたが、現在は購入できるようになりました。

本記事では、日本でも購入できるようになったグーグルグラスについて詳しく解説します。

日本発売にGoogle Glass

Google Glassとは?

グーグルグラスとは、眼鏡タイプのデバイスで見た目のとおり眼鏡と同じように装着して使用するものです。

AR機能で眼前に情報表示ができるため、タブレットなどの端末を手で操作する必要がありません。

その特性から工場や倉庫など、手を離せない現場での利用を想定して開発されました。

また、カメラが付いているので離れた場所にいる装着者の視界を共有しながら指示を出せる特徴もあります。

グーグルグラス

≪画像元:GLASS

Google Glassを購入する方法

グーグルグラスは2021年現在、以下の販売元があります。

• ドコモ
• 株式会社 電算システム

8月までは日本での販売はなく、手に入れることはできませんでした

また、販売されていた地域でも2015年1月からは販売が中止されていました。

今回、復活を期に日本でも販売が開始され、一部の企業での採用実績もあります。

個人でも所有していると便利そうなアイテムですが、残念ながら現在は法人向けの販売しかありません

あくまでも業務効率化が目的なので、個人所有できるようになるにはもう少し機能制限をかける必要もあるでしょう。

今後の展開に期待して待ちましょう。

Google Glassでできること

現在、グーグルグラスは法人向けの販売しかされていません。

当然そうなれば機能面は法人向けのものが多くなります。

グーグルグラスでできることはたくさんありますが、特に以下の4点に強みを持っています。

•  リストなどを見ながら作業が可能

•  バーコードスキャンできる

•  遠隔で別の人に指示を出せる

•  顔認証機能で名前の表示が可能

リストなどを見ながら作業が可能

グーグルグラスの視界には多くの情報を表示することができます。

その様はまるでSF漫画のワンシーンのようなものです。

この機能を生かして、データーベース化したリストやマニュアルを視界に表示させることができます。

例えば入社して間もない新入社員を現場投入しながら指導することもできますし、現場での品質管理で用いられるチェックリストを映し出してミスを減らすこともできます。

人為的なミスを減らしつつも場所をとらないので、活躍できるシーンは少なくないでしょう。

バーコードスキャンできる

商品に記載されているバーコードをグーグルグラスで読み込めば、その情報を視界に展開して商品が間違っていないかなどを確認できます。

倉庫内であれば在庫管理にも使えるでしょう。

また、管理する側も商品の個数や配送先の最終チェックができるため、こちらも人為的ミスを大幅に減らすことができるのです。

使い方いろいろ

遠隔で別の人に指示を出せる

グーグルグラス内蔵のカメラを使えば、別の場所にいる人の視界を見ながら指示を出すことができます。

例えば現場にいる作業員と本社で待機する指導役がグーグルグラスでつながっていれば、それぞれが移動しながら現場の状況を確認しなくても、双方で同じ画面を見ながら、手をふさぐことなく作業を指示・進行することが可能です。

もちろん新人教育などでも応用可能です。

顔認証機能で名前の表示が可能

グーグルグラスに顔写真や名前を登録しておけば、相手の名前を忘れることもありません。

商業施設では迷子探しで活躍しますし、取引先とのやり取りでも失礼なく相手の顔と名前を一致させることができるでしょう。

活躍の場が広いのがグーグルグラス最大の強みかもしれません。

非常に有用なデバイス

グーグルグラスはまだ知名度は高くありません。

しかし、非常に有用なデバイスであり、業種業態を問わずに問題解決に使えるデバイスであることは間違いないでしょう。

今後、多くの企業へ普及することを望むとともに、個人でも使えるものが市場投入されるのを待ちましょう。

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