dカード GOLD最大の魅力は、ドコモ利用料金の10%がポイント還元される点でしょう。
驚きの10%なので、ドコモユーザーならば、ぜひ持っておきたいカードの1枚。
しかし、勘違いされやすいのですが、ドコモユーザーの利用料金が全て10%還元されるわけではありません。
と言うことで、今回は、dカードGOLDの10%還元対象のもの、対象外のものを中心に、徹底解説します！
- 10%還元の条件や詳細
- 10%還元の注意点
dカード GOLDの概要
dカードGOLDは、年会費1万円（税別）と若干高額なものの、それを補って余りあるメリットだらけです。
100円（税込）利用ごとにdポイントが1ポイント貯まり、ローソン・マツモトキヨシなど特約店では還元率がアップ。
さらに、海外旅行保険最高1億円、国内旅行保険最高5,000万円、国内主要空港ラウンジの利用可能など、旅行のサポートも申し分ありません。
万が一、スマホを購入してから3年以内に修理不能状態になっても、新たな端末の購入金額または頭金および事務手数料のうち、最大10万円を補償する「dカードケータイ補償」もあるので安心感が半端ない。
ここでは割愛しますが。特典の詳細が気になる方は、以下の関連記事も必読です！
dカード GOLDは毎月ドコモ利用料金の10%が還元
ドコモユーザーにとってdカード GOLD最大のメリットは、毎月ドコモ利用料金の10%が還元される点です。
実際、私も、上の画像のように毎月600ポイント以上を獲得しています（携帯料金が高い人なら、1,000ポイント以上も！）。
この特典は、毎月のドコモケータイ・ドコモ光の利用金額1,000円（税別）につき、100ポイントが還元されるんです。
10%還元の条件は「dカード GOLDとドコモ回線の紐付け」
dカード GOLDで10%還元を受ける条件は「dカード GOLDとドコモ回線の紐付け」です。
つまり、dカード GOLDを持っているだけで10%還元を受けられ、dカード GOLDでドコモ利用料金を支払う必要はありません。
しかも、dカード GOLDで支払ったドコモ利用料金は通常の1%還元の対象外なので、ポイント二重取りを狙うなら、他の高還元クレカで支払ってもいいでしょう。
ただし、条件を満たすとd払い・dカードのiDで支払った際の還元率がアップする「スーパー還元プログラム」が、dポイントにはあります。
その条件の中には
- dカード GOLDでドコモの支払い：+1%
- 前月のdカード請求額：最大+2%
というdカード GOLD関連の条件がありますので、最大+3%を狙うならばあえてdカード GOLDで支払うのもアリ。
毎日の買い物で最大+7%還元されるスーパー還元プログラムを詳しく知りたい方は、以下の関連記事もご一読を
家族カードも10%還元の対象
dカード GOLDは、本会員の家族も家族カードを発行できます。
年会費は1枚目が無料、2枚目以降も1,000円（税別）/枚と低コスト、3枚まで発行可能。
本会員のdカード GOLDだけでなく、家族カードも10%還元の対象となるので、家族でドコモを利用しているなら、家族カードの発行もぜひ！
還元対象の料金プラン
dカード GOLDの10%還元の対象となるドコモの料金プランは、以下の通り。
- 基本プラン（カケホーダイプラン・カケホーダイライトプラン・シンプルプラン・データプラン・デバイスプラン）
- パケットパック（シェアパック・データパック・ケータイパック）
- インターネット接続サービス（ISP）
- ギガホ
- ギガライト
ドコモ光は、全ての料金プランが10%還元の対象ですので、ご安心を。
月1万円の利用料金でdカード GOLDの年会費の元が取れる
dカード GOLDユーザーは、毎月のドコモケータイ・ドコモ光の利用金額1,000円（税別）につき、100ポイントが還元されます。
月額1万円（税別）の利用料金ならば、月1,000ポイント、年間12,000ポイント還元され、dカード GOLDの年会費が実質無料になる計算です。
参考 dカード GOLD
dカード GOLDの10%還元の注意点
正直な話、dカード GOLDの10%還元は若干システムが複雑。
私ですら何度も何度も仕様を読んで理解し、今回まとめました。
損をしないように、以下の注意点に目を通してください。
ドコモ利用料金を支払っても1%還元されない
（画像元：NTTドコモ）
dカード GOLDを100円（税込）利用ごとにdポイントが1ポイント貯まることは、最初に説明しました。
しかし、毎月のドコモケータイ・ドコモ光の利用金額をdカード GOLDで支払っても、1%還元は受けられません。
「ドコモの携帯電話ご利用料金およびドコモ光ご利用料金については、dポイントクラブのポイントプログラムでの進呈となります」と、ホームページに記載してあります。
つまり、ポイント多重取りを目指すなら、dカード以外のクレカで支払いをするといいでしょう。
そうすることで、dカード GOLD側で10%、別のクレカでそのクレカの還元率分、とポイントの二重取りが可能となります。
ちなみに、dカード GOLDから楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCAなどの電子マネーへのクレジットチャージが可能ですが、電子マネーへのチャージは1%ポイント還元の対象外。
1,000円未満は切り捨て
10%還元される利用料金は、1,000円（税別）単位です。
つまり、999円（税別）以下の利用料金は切り捨てられてしまいます。
例えば、ドコモ料金が7,999円（税別）だった場合は、999円分は切り捨てられ、700ポイントが還元対象となるのです。
10%還元対象外の支払い
以下は、10%還元の計算の対象外の支払いとなります。
- 電報料
- 消費税
- 各種手数料
- ケータイ購入代金の分割支払金/分割払金
- コンテンツ使用料/iモード情報料
- コレクトコール通話料
- ケータイ購入代金の分割支払金/分割払金
- ケータイ補償サービスの利用時の自己負担金
- ドコモ光の事務手数料・工事料 など
特に、高額の支払いで大量ポイントゲットも夢ではない機種代金が対象外なのは、残念ですが、これは昔からそうなので仕方なし。
各種割引などの適用後料金に対して10%還元
（画像元：NTTドコモ）
ドコモのスマホとドコモ光をまとめると「ドコモ光セット割」が適用されます。
スマホの料金プランが「ギガプラン」なら、月額料金が最大1,000円割引です。
「カケホーダイ＆パケあえる」（新規申込終了）なら、月額料金は100円～3,500円割引されます。
これら各種割引後の金額に対して、dカード GOLDユーザーは10%還元されるので、注意しましょう。
割引率を考えれば、割引を使わずdカード GOLDで10%還元を受けるより、割引を受けた方がお得度は高くなります。
また、dポイント1ポイント＝1円としてドコモ利用料金に充てることも可能ですが、dポイントで支払った分も10%還元の対象となりません。
dカード GOLD1枚につき1回線のみ10%還元対象
dカード GOLD1枚につき、10%還元対象となるのは1回線のみです。
家族のドコモ利用料金もまとめて支払う「一括請求サービス」というサービスがありますが、このサービスを使っても10%還元の対象となるのは登録した1回線のみで、他の回線は対象となりません。
家族分の利用料金も10%還元の対象にしたいのであれば、家族カードを発行し、家族カードにそれぞれドコモ回線を登録するといいでしょう。
（画像元：NTTドコモ）
どうしても1回線しか登録できないのであれば、家族でパケットを分けあえる「ベーシックシェアパック」（新規申込は終了）がおすすめです。
5GB～30GBのパケットを6,500円～15,000円で無駄なく分けられますし、代表回線をdカード GOLDに登録すれば、dカード GOLDの年会費の元を取るのも難しくありません。
10%還元はdポイントクラブのステージ判定対象外
（画像元：NTTドコモ）
dポイントには、ドコモ回線継続利用期間や6か月間のdポイント獲得数に応じて設定される、ステージ制度があります。
ステージに応じて、クーポンがもらえたり割引を受けられたりと、お得です。
しかし、dカード GOLDでドコモ利用料金を支払うことでもらえる10%還元ポイントは、6か月間のdポイント獲得数にカウントされません。
参考までに、下の画像が10%還元でもらえるポイントです（私の例）。
まとめ
dカードGOLDは、ドコモ利用料金の10%がポイント還元される魅力的なカードです。
ただし、10%還元の対象は基本料金、通話・通信料金で、10%還元の対象外となる利用料金も少なくありません。
また、カード1枚につき1回線のみ対象です。
家族で複数回線を10%還元の対象にしたいのであれば、家族カードを発行して回線を登録するといいでしょう。
よく注意して、dカードGOLDの10%還元を受けてください。（執筆者：角野 達仁）
参考 dカード GOLD
dカード GOLDの得点を詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ。
dカードゴールド はこちら
