新しくスマホを買い替えた結果、家に古いスマホが残っている人も少なくないでしょう。
何かあったときのために予備機として残している人もいれば、別の目的で使用している人もいます。
売却することもできますが、古いスマホに役割を与えると、大切な存在になるでしょう。
今回は、古いスマホをよみがえらせる方法と、売る際の注意点などを解説します。
古いスマホはどうやって使う?
古いスマホは、SIMカードを挿入しなければ使うことはできません。
そのため予備機として残しつつ、別の目的で使用している人もいます。
いくつもの使い方がありますが、ここでは主な使い道を紹介します。
エンタメ専用機に
家にWi-Fi環境が整っていると、それに接続して動画やゲームをするだけのエンタメ機として活用できます。
アプリもWi-Fiで接続されていればインストールできるので、必要に応じてダウンロードすることもできます。
有料の場合でもGoogleアカウント経由やiTunes経由で支払い設定をすれば利用可能です。
古いスマホの代表的な使い方と言えるでしょう。
ドライブレコーダーの代用
車やバイクを運転する人は、スマホホルダーに装備してドライブレコーダー代わりに利用している人もいます。
交通事故に対する意識の高まりから需要が増えているドライブレコーダーですが、購入して取り付けてもらうとなるとそれなりの費用がかかります。
古いスマホであれば、常時録画状態にしておけばOK。
AndroidであればSDカードに保存できるので、容量の心配もせずに済むでしょう。
家族を見守る見守りカメラに
ドライブレコーダーと同様の使い方として、家族を見守るカメラとしても役立つでしょう。
スタンドに録画モードのままおいておくだけで、家族やペットを見守る心強い味方になります。
もし留守中に何か起きても、スマホに映像が残されているので安心です。
家の中であれば、電源を取りながらの使用も簡単にできます。
古いスマホは売るのもひとつの方法
古いスマホの活用方法として、売ってしまうのもありです。
最近は買取価格に差をつけない店舗も出てきましたが、人気の端末は高額で買い取ってもらえることもまだまだ少なくありません。
古いスマホにはコレクターがいることも
一見すると価値が付くのか分からないような古い端末でも、メルカリなどで出品すれば思わぬ額で購入してくれる人も現れます。
実はスマホには「コレクター」と呼ばれる、特定のメーカーの端末に熱狂的な愛情を持っている人もいます。
彼らはスマホが使える・使えないにかかわらず、ただコレクションするだけが目的。
あまりにも状態が悪いと話は別ですが、無茶苦茶な使い方をしていなければ、コレクターが買い取ってくれるでしょう。
売る場合はデータに注意
もし売却する場合は、中にデータが残っていないか確認してからにしましょう。
特に個人で売買する場合は、初期化を徹底してください。
スマホに少しでも詳しい人が触れば、残っているデータから個人情報を特定することも可能に。
買取業者などのビジネスとしてスマホ買取を行っている事業者に依頼する場合も、念のため初期化することを忘れずにしましょう。
個人情報が漏れてしまってからでは意味がありません。
ただおいておくのはもったいない
古いスマホは、ただおいておくだけでも問題はありません。
ですが、有効活用できる場所を探して蘇らせてあげることもできます。
どうするかは持ち主の判断にゆだねられますが、もし「こんな使い方があったのか」と気づきがあれば、ぜひ実行してみることをおすすめします。