中古スマホは、ハイスペックな端末を安く購入できます。
しかし、メリットがある一方で、注意しなければいけないポイントがあるのをご存じでしょうか。
そこで、これから中古スマホを購入する方に知っておいてもらいたい注意点と端末の見分け方法をまとめました。
中古スマホを購入する前に、ぜひ、チェックしてください。
危険性がある中古スマホの見分け方
中古スマホを購入する際に、白ロム・黒ロム・赤ロムと言う言葉を聞いたことがあるかもしれません。
ここからは、白ロム・黒ロム・赤ロムに注目して、危険性がある中古スマホの見分け方を解説します。
中古スマホを購入検討しているのであれば、知っておく必要がある内容です。
白ロム・黒ロム・赤ロムについて
中古スマホは、白ロム・黒ロム・赤ロムと呼ばれる種類に分かれています。
白ロムは、SIMカードが入っていない端末で、個人情報などを消去してあるものです。
黒ロムは、SIMカードが挿入されており、契約中のスマホを示します。
赤ロムは、ネットワーク利用制限があり、通信不可の状態です。
端末代金の未払い等で、制限がかかっている可能性があります。
一般的に販売されている安全な中古スマホは、白ロムが多いです。
白ロムの端末であれば、SIMカードを挿入すれば使用できるため、比較的安心して利用できます。
そのため、中古スマホを購入する際は、赤ロムを選ばないように気をつけましょう。
危険性がある中古スマホ赤ロムの見分け方
15桁の数字で構成されIMEIと呼ばれる「端末識別番号」を活用し、赤ロム端末かどうかを見分けます。
各携帯会社の受付やHPやサイトを利用し、「ネットワーク利用制限携帯電話機照会ページ」で調べることが可能です。
現在使用している中古スマホの状況を確認したい時は、「*#06#」をダイヤル入力する方法でもチェックできます。
中古スマホの注意点
赤ロムの危険性や見分け方は分かりましたが、白ロムだからと言って、100%安全なわけではありません。
そこで、中古スマホを選ぶ際に、さらに注意してもらいたいポイントを解説します。
水没の有無についてチェックする
スマホは過去に水没した経緯があると、コンディションが悪くなりやすいです。
基盤が腐食してしまう原因になったり、バッテリーの劣化に繋がったり、などデメリットが大きいため、必ず水没の有無についてチェックしましょう。
端末によって異なりますが、水没の有無を確認できる箇所が決まっています。
購入前に該当箇所を確認しておき、使用前に必ずチェックしておきましょう。
ウィルス対策が必要
中古スマホは、ウィルスの危険性に注意しなければいけません。
遠隔操作ができるウィルスによって、情報を抜き取られる可能性もあります。
ウィルススキャンアプリを活用し、安全に使える状態か確認しましょう。
また、OSの再インストールを行うことで、ウィルス対策も可能です。
基本的にはOSの再インストールで、ウイルスの問題は解消されます。
ただし、すでにウィルスに犯されている端末の場合は、専門業者に依頼する必要があるでしょう。
バッテリー消耗や画面割れに注意
すでに使用済みの中古スマホは、バッテリーを消耗している端末があります。
購入してもすぐに使えなくなってしまう可能性が高いため、古いタイプの端末は、避けた方が良いでしょう。
また、スマホの設定より現在のバッテリーの最大容量を確認し、購入前にバッテリーの消耗状況を把握しておく方法もおすすめです。
同じく商品の消耗状況を把握するために、画面割れについても確認しておきましょう。
画面全体は綺麗でも、四隅の角にヒビが入っていると、画面の劣化につながります。
バッテリーも画面も、スマホを使う上で重要なポイントのため、確認を忘れないでください。
注意点を理解し危険性の低い中古スマホを選ぼう
中古スマホは、スペックの高い端末をリーズナブルに購入できるメリットがあります。
中古スマホの注意点を確認し、安全に使える端末を探してください。