デメリット多し新ホームルーターの「Rakuten Turbo」について

2023年1月に楽天モバイルより新ホームルーターのRakuten Turboが発売されました。

楽天モバイルもスマホプランでは、室内ではなかなかつながらない、回線が安定しないなどのデメリットがあり、本機器について気になる方もいるでしょう。

今回、この記事ではRakuten Turboの性能やメリットとデメリットについてお伝えします。

気になる方はぜひ参考にしてください。

Rakuten Turboの性能について

まずはRakuten Turboの性能についてお伝えをします。

Rakuten Turboは5Gの最大速度は2.1Gbps、有線LANでも1Gbps、さらに最大接続数も多く決して性能が悪いわけではありません。

ただし、セット割や端末値引きなどなく料金面では魅力を感じないのも事実です。

≪画像元：Rakuten Turbo≫

Rakuten Turboの性能についてお伝えをしました。

では、本機器の魅力がどこにあるのかお伝えします。

Rakuten Turboの接続台数は同時に128台まで可能であり、同じホームルータのソフトバンクAirと並びトップクラスです。

最大接続台数が多ければ、大家族でもWi-Fiの取り合いにならず使うことができます。

また、近年では当たり前になっているスマート家電もWi-Fiの同時接続数に入るため、スマート家電を多く導入している方や検討している方は接続台数をあまり気にせず利用できます。

普段から楽天カードを使いポイントを貯めている方向けになりますがRakuten Turboは月々の料金に対してポイントを使うことができます。

あまり楽天ポイントを使わない方などはRakuten Turboに充てることでお得に利用可能です。

ただし、楽天のポイントが使えるのはクレジットカードかデビットカードで契約している人のみになり、それ以外で契約する場合はポイント支払いができないため注意しましょう。

Rakuten Turboの契約に期間がないため、いつでも解約可能です。

他のホームルータであれば最低2年契約や更新があり、場合によっては解約料が発生しますが、Rakuten Turboはその心配がありません。

ただ、後ほど詳しくお伝えしますが、製品の残債が残っている場合は注意が必要です。

次にRakuten Turboのデメリットについて3つ紹介します。

さきほども軽くお伝えをしましたが料金にお得感がありません。

3年目までは3,685円で4年目以降は4,840円とホームルータの中でも高めの設定になっており、またスマホ回線とのセット割などもありません。

また、3年目までは3,685円と少し安くなっておりますが、こちらは回線に対しての値引きのため、機器を分割で支払う人はプラス製品代が月額料金に乗ってきます。

先程Rakuten Turboの魅力で解約手数料はかからないとお伝えをしました。

しかし、製品の残債は残ってしまうため分割で購入した方は引き続き支払いが必要になります。

Rakuten Turboは他のホームルータと違い、他のSIMを入れても利用できないため、解約をしてしまうと使い道がなくなってしまうことを覚えておきましょう。

こちらのデメリットは今後解消される可能性がありますが、現時点ではまだプラチナバンド非対応となっております。

プラチナバンドに対応していないため、室内ではつながらず置き場所によっては安定しない可能性もあります。

自分の自宅や部屋では問題なく電波を拾えるのか、最初のお試し期間でしっかりと見極めるとよいでしょう。

Rakuten Turboは性能面で見れば悪くなく、決してデメリットだらけ！というわけではありません。

ただし、突出して良いところがあるわけでもないのが現状です。

そのため、ホームルーターで悩んだ際はどの業者を選んだらよいか検討してから選ぶようにしましょう。

新ホームルーターのRakuten Turboについてお伝えをしました。

性能面は悪くなく、決してデメリットばかりではありませんが料金面でお得感がないなど突出して良いサービスがあるわけでもないのが事実です。

Rakuten Turboが気になった方は8日間のお試し期間がありますので、一度そちらで使い心地を確認してみて納得すれば、継続して使うのが良いでしょう。

ホームルーターは長く使うことが前提になるため後悔のないものを選んでください。