WiMAXを解約するとき、心配になるのはやはり「違約金」のこと。
「できれば違約金なしで解約したい……」と、誰しもが考えるところでしょう。
とはいえ違約金の支払いは契約で定められているものなので、一見どうにもならないように見えます。
事実、違約金を発生させない正規の方法は「更新月に解約する」くらいしかありません。
しかし、更新月での解約も含めて「違約金をタダにする」という方法は、いくつかありました。
厄介な違約金を支払わずに済むのなら、もちろんそうしたいですよね。
本記事では、WiMAXを無料で解約する方法について解説します。
WiMAXを違約金なしで解約する方法とは?
WiMAXの違約金を無料で解約する方法は、全部で4つあります。
下記で、それぞれについて解説します。
更新月に、「きちんと手続きして」解約する
まずは正規の方法をおさえておきましょう。
冒頭でも述べたとおり、「更新月」なら、WiMAXは違約金なしで解約できます。
更新月とは、一言で言えば「契約を続けるか続けないか判断するため」の月です。
WiMAXの場合は、契約1ヶ月目・25ヶ月目・37ヶ月目が該当します。
このタイミングで解約すれば違約金の心配はいっさい必要ありません。
ただしプロバイダによって更新月が違う場合もあるので、注意してください。
また、いくら更新月でも、月末ギリギリに手続きすると間に合わないケースも。
余裕を持って手続きしましょう。
また更新月がいつか忘れないようにしておくのも重要です。
更新月は、いずれのプロバイダでも、
- サポートセンター
- 会員ページ
で確認できます。
指定の回線へ乗り換える
今使っているのが「Broad WiMAX」であれば、以下のプロバイダに違約金なしで乗り換えられます。
(引用:Broad WiMAX)
- SoftBank光
- auひかり
- So-net光コラボレーション
- ビッグローブ光
- ブロードひかりNTT東日本
- ブロードひかりNTT西日本
- Yahoo!BB
- Broad LTE
乗り換えるのであれば、まずは上記のプロバイダを検討しましょう。
乗り換え先に負担してもらう
「乗り換え先に違約金を負担してもらう」という方法なら、違約金は”実質”無料です。
多くのプロバイダーは、「別なプロバイダーから自社へ乗り換えるとき、違約金を肩代わりする」というサービスを提供しています。
違約金を支払ってでも、自分たちのお客さんになってほしいと考えているわけですね。
よって多くのプロバイダが、違約金を肩代わりしています。
別なプロバイダーへ乗り換えるなら、違約金の肩代わりを実施しているかチェックしましょう。
WiMAXのキャッシュバックキャンペーンで相殺する
WiMAXのキャッシュバックキャンペーンで、違約金を相殺できることも。
これも、”実質”無料になる方法ですね。
(引用:Broad WiMAX)
WiMAXと契約したとき「一定期間使い続けることで、○○円キャッシュバック」という約束が盛り込まれているケースがあります。
もし条件を満たしているなら、キャッシュバックで違約金が相殺することも可能です。
相殺するどころか、差し引きで黒字になるケースもあります。
ただし条件がクリアできていない、クリアできているが、受け取り期間を終了しているということも。
一度、プロバイダに確認してみましょう。
WiMAXを解約を申し込む方法
WiMAXを解約する方法は、主に「Web」と「電話」の2種類が使われます。
以下でそれぞれについて、詳しく解説します。
Webから手続きする場合
解約するなら、Webから手続きするのがおすすめです。
プロバイダの会員ページから、簡単に手続きできます。
また、「引き留めに遭う」という可能性もありません。
電話から手続きする場合
Webでの手続きが苦手なら、電話で解約手続きするとよいでしょう。
サポートセンターに連絡して、解約したい旨を伝えればOKです。
ただし電話の場合、簡単な引き留めに遭うケースもあるので注意。
ちなみに、引越しが多い3〜4月・解約希望者が集まる各月月末は、やや電話混み合いがちなので注意してください。
WiMAXを解約する場合の注意点
というように、WiMAXは違約金なしでも解約できてしまいます。
ただし、以下のような点には注意しておきましょう。
最後の料金請求について
最後の料金請求は、「解約した1ヶ月後」あたりに届きます。
新しいサービスとの契約がスタートしていると、ふたつの請求が同時になることも。
月々の通信費で無理が出ないように、注意しましょう。
ルーターの返却が必要な場合も
プロバイダーによっては、ルーターを返却しなければいけないケースも。
ここでルーターなどに不備があると、余計な料金を請求される場合もあります。
まとめ
WiMAXの違約金を無料にする方法は、意外にも多くあるものです。
だいたいのケースでは、上記の方法で違約金を無料にできるでしょう。
むしろ違約金を真面目に支払わないといけないケースのほうが、珍しいかもしれません。
ただし、どのような方法を使っても”解約は解約”です。
解約にまつわる注意点は、しっかりとおさえておきましょう。