電子書籍の市場は年々増加傾向にあり、いまや公立の図書館でも導入が進んでいます。
電子書籍に限らず、「本」と言われると購入のイメージが強いものですが、実は電子書籍にはレンタルサービスがあるのです。
今回は、電子書籍のレンタルサービスとそのメリット・デメリット、おすすめの電子書籍レンタルサービスを3つご紹介します。
電子書籍のレンタルサービスとは
電子書籍のレンタルサービスとは、その名のとおり期限を決めて電子書籍を借りるシステムのことです。
購入するよりも安上がりで、本棚の管理が必要ないのが特徴で、24時間いつでも使えることで人気を博しています。
一方で読み放題のサブスクと混同されがちですが、レンタルとサブスクはまったくの別物です。
サブスクは、毎月決まった金額を払うことで電子書籍読み放題ですが、読まなかった月も同じだけの費用がかかります。
レンタルは、たくさん読む月はその分費用がかさみますが、まったく読まない月は請求0円です。
どちらが自分の読書環境に適しているかをよく考えてから契約しましょう。
電子書籍のレンタルサービスのメリット・デメリット
電子書籍のレンタルサービスにはメリット・デメリットがあります。
どちらも事前に知っておき、利用することをおすすめします。
メリット
電子書籍のレンタルサービスのメリットは、次の通りです。
・ 購入より安上がり
・ 試し読み可能
・ 24時間使える
・ ポイントサービスがある
・ レンタル限定作品がある
いつでも手軽に、しかも安く使えるのがレンタルサービスのメリットです。
購入する場合と違って、気になる電子書籍があればまずは試し読みをし、その後レンタルできるという特徴もあるので、まずは試し読みをしてみましょう。
また、レンタルだけでしか読めない作品もあるので、それらが読めるという点は大きなメリットと言えます。
デメリット
一方で、電子書籍レンタルには次のようなデメリットもあります。
・ 漫画中心でそれ以外が弱い
・ レンタル可能な作品に制限がある
・ レンタル開始までタイムラグがある
・ 返却期限がある
電子書籍レンタルの最大の弱点ともいうべきは、漫画以外のジャンルは非常に弱いことです。
確かに漫画でも需要が高い電子書籍ですが、小説やエッセイを読みたい人からすればこの点はどうしてもデメリットに感じてしまうでしょう。
また、返却期限とは書いたものの、利用可能時間が決められており、延長することができないため、時間内にレンタルした電子書籍は読み切る必要があります。
おすすめ電子書籍のレンタルサービス
では、ここで電子書籍のレンタルサービスでおすすめしたい3つを紹介します。
どれにも強み、弱みがありますが、自分はどのジャンルの作品をよく読むかで決めてみるといいでしょう。
【おすすめ1】Renta!
「Renta!」と言えば、お笑いトリオ、ロバートの秋山さんが出ているCMでおなじみです。
漫画のイメージが強い「Renta!」ですが、漫画以外のジャンルもそこそこの在庫を抱えています。
また、全タイトルで無料サンプルがあうこと、100円というお手軽な価格で読めるd作品があるというメリットがあります。
【おすすめ2】シーモアレンタル
「シーモアレンタル」は、漫画限定の電子書籍レンタルサービスで、対象冊数は10万冊ともいわれています。
レンタル期間も長めで72時間あり、同様のサービスよりも長期で借りられるメリットがあります。
女性向け漫画に強いため、女性向け漫画で電子書籍レンタルサービスを利用したい人にはおすすめです。
【おすすめ3】Kindle Unlimited
いわゆるサブスクでの電子書籍読み放題サービスが「Kindle Unlimited」です。
マンガだけではなく、実用書や洋書も含めれば140万冊ほどの電子書籍が準備されています。
1度にレンタルできるのは10冊までですが、漫画以外の本格的な読書中心なら「Kindle Unlimited」が1番のおすすめです。
持ち運びなどにも便利
電子書籍レンタルサービスの説明とメリット・デメリット、おすすめのサービスを3つ紹介しました。
まだまだ紙で本を読みたい人は多いものの、それでも電子書籍の方が持ち運びなどには便利です。
外出先でスマホやタブレットで本を読みたい人にとっては、便利なツールになること間違いなしです。