中華スマホはここ最近、日本のスマホ市場でもよく見かけるようになりました。
HUAWEIをはじめ、XiaomiやOPPOといった新興勢力も台頭し、人気はそれらの発表に比例して高くなってきています。
では、中華スマホで、おすすめできる機種とは一体どんなものなのでしょうか。
今回は中華スマホのお話と、おすすめ機種を5つご紹介します。
中華スマホとは
中華スマホとは、名前そのままの中国メーカーが作ったスマートフォンのことです。
少し前まではHUAWEIの独占状態でしたが、アメリカとのいざこざ以降、ほかのメーカーもまた市場で普及してきました。
中華スマホ最大の特徴は、本体は安いのに性能がいい点にあります。
機種によっては1万円代というものもあり、そのスペックはミドルレンジと同等と言われるものも少なくありません。
日本製スマホで同等のものを購入しようと思うと、その値段は2〜3倍するものも少ない中で、中華スマホが人気になりつつある理由もわかります。
中華スマホの安全性
たびたび言われる中華スマホの安全性問題ですが、きちんとしたキャリアで購入すればまず問題はありません。
発端はHUAWEIのスマホが個人情報を抜き取っているという話をアメリカが言い出したためですが、真偽のほどは、いまもって不明なままです。
確かに、安全ではないスマホはあります。
海外から輸入されてそのまま販売されていたり、フリマサイトなどで販売者が不明だったりするものなどがそれです。
しかし、大手キャリアや格安SIMで販売されているものは、日本の通信規格にきちんと適合しているため、何ら危険性はないのです。
中華スマホの購入は、必ずキャリアや格安SIMなど、販売者の身元がわかるところで購入しましょう。
中華スマホのおすすめ機種5選
では、中華スマホのおすすめ機種にはどんな物があるのか見ていきましょう。
値段や機能はさまざまで、目的に応じて購入してもいいでしょう。
比較検討の材料に、ぜひしてみてください。
Xiaomi Redmi Note 9S
CPUにSnapdragon 730Gを搭載したミドルスペックの中華スマホです。
同価格帯の中では高性能なCPUで、多少の重たいデータでもサクサク動きます。
また、バッテリー持ちもいいため、ゲームや動画を楽しみたい人にもおすすめできる1台です。
ASUS ZenFone 7 Pro
中華スマホの中では珍しい、10万円を超えるハイエンドモデルが、ASUSの「ZenFone 7 Pro」です。
Snapdragon 865を搭載し、5G対応で通信速度も速い、まさにハイスペックを体現した中華スマホでもあります。
カメラも特徴的で、レンズが動くことで撮影できるパノラマ写真は必見です。
≪画像元:ASUS Store≫
OPPO Reno3 A
日本限定のモデルで、OPPOから発売されているのが「Reno3 A」です。
価格はエントリークラスでありながら、機能面はミドルクラスと大差ない機種です。
最大の特徴は、おサイフケータイと防塵防水機能を持っていること。
中華スマホでは珍しいもので、耐久性を気にする人にはおすすめできる1台と言えます。
Xiaomi Mi Note 10 Lite
見た目が美しいXiaomiの「Mi Note 10 Lite」は、両面を強化ガラスで包んだ耐久性に優れた中華スマホです。
ミドルクラスのスマホですが、CPUはSnapdragon 730Gを搭載しているので、見た目も性能も重視したい人にはおすすめの機種になります。
HUAWEI P40 Pro
HUAWEIの「P40 Pro」は、日本未発売ですが、HUAWEI公式サイトなどで海外製のモデルを購入できます。
価格は18万円台と、今まで紹介した機種の中でダントツに高額ですが、超高性能CPUや解像度の高いカメラや画面にはケチのつけようがありません。
Google Playが使えないデメリットはありますが、それでもハイエンドのHUAWEIがほしいという人にはうってつけのスマホです。
関連記事:中華スマホは本当に危険? 安全な購入基準とおすすめ機種も紹介
気になる人は検討を
中華スマホのおすすめ機種を5台、中華スマホの概要と危険性も交えてお話しました。
「中国製は信用できない」「安かろう悪かろうではないか」そんな心配は一切無用です。
むしろ、日本製では高くて手の届かない価格帯のスマホとほぼ同等の能力を持ったスマホが、安く手に入るのは中華スマホのメリットです。
気になる人はぜひ検討してください。