楽天モバイルの「スマホ交換保証プラス」のメリット・デメリット

楽天モバイルには、「スマホ交換保証プラス」というオプションがあります。

スマホの紛失や故障に対応してくれるもので、最短即日で同一機種に交換できるという制度なのです。

しかし、人によっては必要性がないと感じる人もいるでしょう。

今回は、楽天モバイルの「スマホ交換保証プラス」について説明していきます。

スマホ交換保証プラスとは

スマホ交換保証プラスは、月額715円で、スマホやモバイルルーターの紛失・故障の際に同一機種と交換してくれるオプションのことです。

加入するには新規契約時か機種変更時に申し込みが必要で、あとから追加することはできません。

また、データのバックアップは自分でする必要もありますので、注意が必要です。

破損、全損、水没、盗難とあらゆるトラブルで適用されるオプションですが、故障時に新機種が欲しい場合は一律6,600円を支払う必要があります。

また、在庫の状況によっては、機種は同じでもカラーが違ったり、機種そのものが違ったりする可能性もあります。

なお、受け付けは、電話で受け付けてくれるので、ネットが使えない場合でも問い合わせができるのです。

では、スマホ交換保証プラスのメリットとデメリットについて説明します。

どちらも理解したうえで、加入するかどうかを決めましょう。

スマホ交換保証プラスのメリットは、いくつかありますが、主なものは以下の3点です。

・普通に修理をするより安いことが多い

・最短即日で保障端末が手に入る

・交換品の受け取りがコンビニでもできる

特に、魅力的なのは普通に修理するよりも安くなる場合があることです。

6,600円の手数料はかかりますが、スマホの修理代金から考えると非常に安い傾向にあります。

もちろん、故障の内容や修理する箇所にもよりますが、一回で数万円を払わなければならないことを考えると、スマホ交換保証プラスは魅力的な保証でしょう。

一方で、スマホ交換保証プラスのデメリットもいくつかあります。

・端末購入時にしか加入できない

・交換は年3回まで

・故障発生から30日以内でないと受け付けてくれない

・同じ機種・同じカラーではないこともある

・バックアップ・セキュリティは自己責任

・大災害は保証対象外

特に注意したいのは、最後の「大災害は保証対象外」となっている点です。

規約の文章を見てみましょう。

『戦争・天変地異（地震、津波、洪水）等に基づき生じた場合またはそれらに起因する著しい社会秩序の混乱の際に生じた場合』

大災害が多い日本で、1回に数万台も保証することができないのは、楽天モバイルだけではなく他の携帯会社も同じことでしょう。

しかし、ユーザーの中には「これでは保証をつける意味がないな」と感じる人がいても少なくありません。

本当に保証の台数が大きくなったときの動きは、実際にはわかりませんが、ひとまず大災害の時はスマホ交換保証プラスの対象外であることを頭の片隅に置いておきましょう。

楽天モバイルのオプション、スマホ交換保証プラスの内容とメリット・デメリットについて説明しました。

各社から同じようなオプションは出ていますが、スピーディーに対応してくれること、価格が割安なことを考えれば、加入しても損はないオプションと言えるでしょう。

もちろんオプションなので、加入するもしないもそれは加入するあなた次第です。

自分はスマホをよく壊す、よく失くすという人はぜひ加入してみてはいかがでしょうか。