「povo」の解約時には違約金は発生しません。
新しく始まったauの格安プランを実際に試してみたけどやっぱり合わなかった、という人にはうれしいポイントです。
一方で融通が利かない点もあり、解約を慎重に検討しなければならない面もあります。
「聞いてなかった」とならないためにも事前に知識をつけておきましょう。
povoに違約金・手数料はない
povoには解約するタイミングに関わらず、違約金や手数料が発生しない決まりがあります。
ユーザーはいついかなるタイミングでも自分の判断次第でpovoを解約することができるのです。
ただし月途中の解約の場合、解約月の利用料金全額が請求されるようになっています。
料金体系上、日割り計算には対応していません。
もし利用料金もゼロで解約したい場合は月末での解約をおすすめします。
auやUQモバイルへの移行も無料
povoから他者へ移行する場合はMNP予約番号発行の手数料がかかるものの、auやUQモバイルへの移行の際は手数料なしになります。
同じKDDIブランドなので優遇している面もありますが、顧客が同じブランドで継続してくれるとメリットは大きいでしょう。
3社とも同じ回線を使っているので、移行したからといって通信環境が悪くなるわけでもないため気にする必要もありません。
利用料金だけが変更になるので、予算とよく相談してから移行先を決めましょう。
解約手続き後はキャンセル不可
比較的自由度の高いpovoの解約事情ですが、乗り換えのつもりで解約を選択してしまうとキャンセルができないというデメリットがあります。
解約手続きはすべてオンラインで行いますが、手続きの際に間違いはないかをよく見てから申し込みしましょう。
一度解約してしまうと同じ番号は使えなくなってしまうため、より一層注意が必要です。
乗り換え手続きをしないと番号が消えてしまう
上記の件に関連して、乗り換えではなく解約をしてしまうと二度と同じ電話番号を発行してもらうことはできなくなります。
他社への乗り換え時にも同じことが言えますが、基本的に解約すると同じ電話番号を使うことはできません。
引き続き使う場合は、MNP転出の予約番号を発行して乗り換え手続きをしましょう。
≪画像元:povo≫
povoの解約手順
povoの解約は店舗ではできず、すべてオンラインでの手続きになります。
以下にpovoの解約手順を説明します。
1. povo公式サイトにアクセスして左上のメニューアイコンをタップ
2. 「お客様サポート」を選択してその他を選択
3. 「解約・他社へのMNP」をタップし「ご注意事項を確認したうえでお手続きに進む」を選択
4. 自分の予定にあったものを選択し、最後にau IDでログインして手続き完了
最後の画面で最下段にある「povoを解約する」を選択してしまうと、電話番号を引き続き使えなくなってしまいます。
同じ列に並んでいるので注意してタップするようにしましょう。
なお、MNP転出の予約番号の発行手数料は無料です。
失敗してもリカバリーできません
povoの解約手順と注意点を解説しました。
失敗してもリカバリーが効かないというデメリットはありますが、落ち着いて慎重にやればミスを犯すことはないでしょう。
メインブランドであるauやサブブランドのUQモバイルに乗り換えるとお得ですが、乗り換え先は個人の自由です。
予算や欲しいスマホの有無、サービス内容で判断するといいでしょう。
基本料金が安いpovoでまずは様子見してから乗り換えるか否かを決めることができます。