携帯電話の維持費は、現在では家計を圧迫する出費のひとつです。
しかし、通信環境を考えると、いわゆる4大キャリアを選択して高い通信費を払っている人も少なくありません。
できれば通信費は安く抑えたいところ。ではどこが一番安く料金を抑えられるのでしょうか。
本記事では、ドコモ・au・SoftBank・楽天モバイルの4社の格安20GBプランを比較してみました。
ドコモの場合
ドコモのプランで対象になるのは「ahamo(アハモ)」です。
詳細は次のとおりです。
ahamoの詳細情報
月額料金 2,970円
データ容量上限 20GB
5G対応の可否 対応
1回5分以内の無料通話 無料
完全かけ放題の料金 1,100円
通信制限時の通信速度 最大1Mbps
キャリアメール 非対応
国際ローミング 対応
申し込みは専用のサイトからのみで、窓口での契約はできません。
通話をあまりしないのであれば、最適なプランと言えます。
「@docomo.ne.jp」のキャリアメールは設定できず、他のプランからの乗り換えはできません。
契約する前に無料メールを作っておきましょう。
auの場合
auで対象になるプランは「povo 1.0/2.0」です。
発表されたばかりのプランも併せて以下にまとめました。
povo 1.0/2.0の詳細情報
povo 1.0 povo 2.0
月額料金 2,728円 2,700円(20GB)
データ容量上限 20GB 1GB~150GB
5G対応の可否 〇 〇
1回5分以内の無料通話 550円 550円
完全かけ放題の料金 1,650円 1,650円
通信制限時の通信速度 最大1Mbps 最大1Mbps
キャリアメール 非対応 非対応
国際ローミング 対応 対応
最新プランの「povo 2.0」では、基本料金が0円ですが「トッピング」で自分に応じた通信料を選択できる強みがあります。
今回は20GBで計算していますが、最大150GBまで選択が可能です。
もちろんその分料金は変わりますが、自分好みで容量の設定ができる強みがあります。
SoftBankの場合
SoftBankでは「LINEMO」です。
内容は以下のとおりです。
LINEMOの詳細情報
月額料金 3GB:990円
20GB:2,728円
データ容量上限 20GB
5G対応の可否 対応
1回5分以内の無料通話 550円
完全かけ放題の料金 1,100円
通信制限時の通信速度 最大1Mbps
キャリアメール 非対応
国際ローミング 一部発生
申し込みは専用サイトのほか、LINEでの対応も可能になるとされています。
3GB未満とそれ以上の月額料金が違うので他のドコモやauよりも安く済むケースもあります。
ただし通話に関しては有料プランの契約も必要です。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルでは「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」のワンプランです。
内容は以下のとおりです。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵの詳細情報
月額料金 ~1GB:0円
~3GB:1,078円
~20GB:2,178円
無制限:3,278円
データ容量上限 無制限
5G対応の可否 対応
1回5分以内の無料通話 無料(アプリ使用時)
完全かけ放題の料金 無料(アプリ使用時)
通信制限時の通信速度 最大3Mbps
キャリアメール 非対応
国際ローミング 対応
4大キャリアの中では最も通信料が安いのが最大の特徴。
プランもワンプランなので迷う余地もありません。
「Rakuten LINK」を使えば、通話も無制限で無料になるので非常におすすめです。
料金を抑えたいのであれば、楽天モバイル一択になるでしょう。
通信料金か品質かで選択
4大キャリアの通信料金プランを比較しました。
通信料金を見直したいのであれば楽天モバイルで、それ以外の品質を求めたいのであればドコモやau、SoftBankから選択するといいでしょう。
日頃の通信費を抑えるために、ぜひ比較検討してみましょう