楽天モバイルが4月19日に発表した独自新機種「Rakuten BIG s(楽天ビッグ・エス)」とは、どんな機種なのでしょうか。
先に発表された3機種とも高性能の独自端末があるだけに注目度が高い1台です。
では、いったいどんな機種なのか、詳しく見ていきましょう。
≪画像元:楽天モバイル≫
Rakuten BIG sの基本情報
Rakuten BIG sは、楽天モバイルの独自機種の先駆けであるRakuten BIGの小型版です。
サイズは6.4インチで、Rakuten BIGより一回り小さいのが特徴です。
それでも6.4インチと言うと標準的なスマホの大きさなので、Rakuten BIGでは大きくて扱いづらかった人にはおすすめできる1台と言えます。
他の性能はRakuten BIGと大きな差はなく、本当に一回り小さなRakuten BIGといった具合の仕上がりになっているのです。
料金は5万円台で、Rakuten BIGよりも安めです。
価格もスペックもミドルモデルですが、5G対応であること、Snapdragon 765 5Gを搭載していることからも、高性能スマホという特徴があります。
カラーバリエーションは3色ありますが、すべてが一気に発売されたわけではありません。
ホワイトからはじまり、クリムゾンレッド、ブラックの順番に展開されるので、今後欲しいカラーがある場合は待ちましょう。
Rakuten BIGとRakuten BIG sの細かな違い
Rakuten BIG sはRakuten BIGとは、サイズや料金の他に若干違う箇所があります。
微妙な差なので気が付かない人もいるでしょうが、今後購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
【違い1】カメラ機能の差
まずはカメラの差です。
Rakuten BIGが広角6,400万画素なのに対して、Rakuten BIG sは4,800万画素に抑えられています。
理由はマクロカメラではなく、望遠カメラを採用しているためです。
また、インカメラの画素数も、Rakuten BIG sが1,600万画素と、Rakuten BIGの範部員になっていますが、十分高画質なので心配は無用です。
【違い2】防水機能の差
防水性能にも若干の差があります。
防塵機能はIP6×で同じですが、防水機能はRakuten BIGがIP×8なのに対し、Rakuten BIG sではIP×7に下がってしまっています。
と言ってもその差は些細なもので、生活防水ぐらいならどちらも困ることはないでしょう。
常温の水道水で流れがないことが条件なので、海水などでは使えないことを覚えておきましょう。
【違い3】生体認証の差
負け続けのRakuten BIG sですが、唯一生体認証ではRakuten BIGの勝利です。
指紋認証のみのRakuten BIGに対して、Rakuten BIG sは顔認証も追加されています。
セキュリティ高めである顔認証の追加はうれしい機能で、手で勝手に開いてしまう指紋認証よりも安全にスマホを使うことができるのです。
今後新カラーが発売予定
楽天モバイルの新機種、Rakuten BIG sについて詳しく説明してきました。
料金が安く、若干性能は抑えられているものの、だからと言って廉価版と言うわけでもなく、ミドルスペックの上位モデルに位置することは変わりありません。
今後新カラーが発売されることもあって、注目度の高い1台です。
iPhoneの取り扱い開始でさらに波に乗る楽天モバイルの独自端末は、今後フラッグシップになりうるのか注目度大です。