2023年後半にAndroidタブレットとしては最高峰のLenovo Tab Extremeが国外で発売されます。
今回、この記事では高性能AndroidタブレットのLenovo Tab Extremeのスペックについて紹介し、良いところと悪いところについてお伝えします。
タブレットの購入を考えている方は必見です。
Lenovo Tab Extremeのスペックについて
Lenovo Tab Extremeのスペックについて表を作成してみました。
OS | Android13 ※3回までメジャーアップデート提供 |
CPU | MediaTek Dimensity 9000 3.05GHz オクタコア |
RAM | 12GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイサイズ | サイズ:14.5インチ 解像度:3,000×1,876(WQXGA+) |
リフレッシュレート | 120Hz |
カメラ | フロント:1,300万画素 背面:1,300万画素 |
バッテリー | 12,300mAh |
ポート | USB Type-C |
参考ベンチマーク | 総合スコア:約980,000 |
イヤホンジャック | なし |
カラー | 総合スコア:約980,000 |
Bluetooth | v5.3 |
重さ | 740g |
Sペン | 有 |
CPUはDimensity 9000とAndroidタブレットの中ではハイスペック、AnTuTuの参考値も約100万点と超ハイスペックとなっているため大画面で思う存分にゲームを楽しむことが可能です。
ストレージ容量も256GBでMicroSDカードに対応しバッテリー容量は1万2,300mAhと最大12時間の動画再生も可能なため電池持ちもかなり長めとなっています。
外部ディスプレイとして使うことも可能
Lenovo Tab ExtremeはUSB 3.2 Gen 1 Type-C端子とUSB 2.0 Type-C端子のポート類を採用しています。
どちらのポートも本体の充電と他のデバイスへの給電が可能です。
また、USB 3.2 Gen 1 Type-C端子は映像出力、USB 2.0 Type-C端子は映像入力に対応しており、PCなどの外部ディスプレイとしても利用ができます。
Lenovo Tab Extremeの良いところと悪いところは?
次に本タブレットの良いところと悪いところについてお伝えしていきます。
タブレットとして高性能でバッテリーも大容量
先程も軽くお伝えしましたが本機はAndroidタブレットの中ではハイエンドモデルとなります。
CPUはもちろんですが作業領域に必要なメモリも12GBとなっており安定して使うには十分です。
ストレージに関しても256GBありますが、アプリをたくさん入れたい方や動画編集を行う方には物足りなく感じるかもしれません。
MicroSDカードによる拡張は可能ですが、最大対応容量はまだ非公表になります。
リフレッシュレートも120Hzとスクロールも快適に動き、Sペンもあるためさまざまな使い方ができます。
3世代のアップデート保証がある
発売時のOSは「Android13」となりますが、その後3世代までのメジャーアップデートが予定されています。
そのため、最低でも「Android16」までは使える想定です。
さらに4年間のセキュリティアップデートの提供を公式でも発表しています。
格安タブレットのようにOSのアップデートやセキュリティアップデートはなしと比べると長持ちして使うことができるのは大きなメリットと言えるでしょう。
持ち運びは厳しい14.5型のディスプレイ
14.5型の大型ディスプレイは動画視聴、ゲームなどを楽しむには十分な大きさで自宅で据え置きとして使うのであれば問題ないでしょう。
ただし、持ち運びを前提に考えているのであれば厳しいです。
14.5型と大型になるため入るカバンも限られ、重さは740gと重たいです。
この重量もタブレットのみとなりカバーなどを考慮すると1Kgを超える可能性も。
たまに持ち運びをする分には良いかもしれませんが、毎回持ち運びをすると考えると厳しいタブレットと言えるでしょう。
価格が高い
本機の価格は1,200米ドルと設定されており、現在の日本で約16万円程度と高性能PCを購入することもできる値段となっております。また国内で発売される場合も高価格帯になることは間違いないでしょう。
PC代わりとして使う、動画編集として使うなど本機だからこそできることをしないと宝の持ち腐れとなってしまうことも。購入する際はしっかりと検討した方が良いでしょう。
まとめ
Lenovo Tab Extremeのスペックなどについて紹介をしました。
日本ではまだ発売されませんがLenovoは国内で積極的に発売しているため、本機の国内発売も可能性が高いです。
高性能タブレットとして今年の目玉商品となることは間違いありませんが、その分値段が高くなっているため購入を検討する方はどのような使い方をするかよく考えてから購入すると良いでしょう。