カメラ最強スマホのGoogle Pixelについて、最新モデルとなるGoogle Pixel 4(ピクセルフォー)が早くも登場!
僕は5月にGoogle Pixel 3aを買ったばかりですが、半年経たずしてGoogle Pixel 4も購入。
そんな中、ハイエンドのGoogle Pixel 4とミドルレンジのGoogle Pixel 3aのどちらを買うか、悩んでいる人も多いと思います。
また、「Google Pixel 4は高いけど買う価値あるの?」と気になりますよね。
ということで、今回は実際にGoogle Pixel 4を購入した僕が、徹底的にレビューと評価をします!
購入するか悩んでいる人は、ぜひともご参考ください。
- 評価・感想
- 使い勝手のレビュー
- Google Pixel 3aとの選び方
Google Pixel 4の評価・感想
結論を先に言うために、Google Pixel 4の評価・感想から解説します。
まずはメリット。
- 夜景・暗所撮影に強い神カメラ
- プロっぽい写真が簡単に撮れる
- 処理性能が高くてサクサク動く
- リフレッシュレートが異例の90Hz
- 有機ELのフルHD+画面が綺麗
- オーディオが地味に良くて高音質
- 程よい重さ・サイズ感で持ちやすい
- 顔認証がかなり使いやすい
- eSIMにも対応
次にデメリット。
- 指紋認証に非対応
- イヤホンジャックが無い
- 電池持ちはあまり良くない
- 流行りの超広角撮影に非対応
上記を踏まえ、amazonのレビューっぽく星で評価すると、こんな感じ!
コスパの良さ | ★★★☆☆ |
---|---|
デザイン | ★★★★☆ |
持ちやすさ | ★★★★☆ |
処理性能 | ★★★★★ |
ディスプレイ | ★★★★☆ |
オーディオ | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★★ |
バッテリー | ★★★☆☆ |
生体認証 | ★★★★☆ |
Google Pixel 4の魅力は、何と言っても最強のカメラ!
カメラが高性能なスマホはiPhone 11 Pro、Galaxy S10、HUAWEI P30 Proと色々ありますが、個人的には最も欠点が少なく、使いやすいのがPixel 4です。
実際に使ってみると、とにかくインスタ映えするような雰囲気のある写真が簡単に撮れるのが最高。
特に、気に入っているのは、料理のポートレート撮影。圧倒的に美味しそうに撮れるので、ただただ感動・・・
もちろん、カメラだけでなく、画面の画質や音質なども高クオリティで、総合的なスペックも高く、非常に使いやすい。
デメリットがあるとすれば、「バッテリーの持ちが微妙」といったところ。
詳細は後述するので、気になる人はぜひ最後まで読んで、後悔しない機種選びをしてくださいな!
Google Pixel 4のスペック
Google Pixel 3aと比較しながら、スペックを見てみます。
Google Pixel 4 | (参考) Google Pixel 3a | |
---|---|---|
CPU | SDM855 | SDM670 |
OS | Android 10 | Android 9 |
カメラ (画素数) | 背面:1,220万 望遠:1,600万 前面:800万 | 背面:1,220万 前面:800万 |
ディスプレイ 種類 | 有機EL | |
ディスプレイ サイズ | 5.7インチ | 5.6インチ |
解像度 | フルHD+ 2,280×1,080 (444pi) | フルHD+ 2,220×1,080 (441pi) |
リフレッシュ レート | 90Hz | 不明 ※90Hzより下 |
バッテリー | 2,800mAh | 3,000mAh |
RAM | 6GB | 4GB |
本体容量 | 64GB 128GB | 64GB |
重量 | 162g | 147g |
サイズ (mm) | 高さ:147.1 幅:68.8 厚さ:8.2 | 高さ:151.3 幅:70.1 厚さ:8.2 |
SDカード | 非対応 |
基本性能
基本性能は以下の通り。
Google Pixel 4 | Google Pixel 3a | |
---|---|---|
防水・防塵 | ◯ (IP68) | × (防滴対応) |
おサイフ ケータイ | ◯ | ◯ |
ワンセグ | × | × |
フルセグ | × | × |
指紋認証 | × | ◯ |
顔認証 | ◯ | × |
ハイレゾ | 不明 | 不明 |
ワイヤレス 充電 | ◯ | × |
Wi-Fi | ◯ ※Wi-Fi 5対応 |
Google Pixel 4のデザイン
Google Pixel 4のデザインは、スマートでカッコイイ!
Google Pixel 3aは本体の素材にプラスチック素材で安っぽさがありますが、Google Pixel 4は安っぽさは無し。
ノッチも気になりませんし、指紋の付着も無く、iPhone 11のように背面カメラのタピオカ感もありません。
シンプルながらも、惚れ惚れするデザインでGOOD!!
カラーは「ブラック」「ホワイト」「オレンジ」の3色ですが、サイドフレームは共通して黒。
なので、女性からすると「ちょっと可愛さに欠けるかな?」と思うかも。
ちなみに、人気の色はオレンジで、グーグルストアで在庫切れに度々なっています。
Google Pixel 4の持ちやすさ
Google Pixel 4は、持ちやすい!
Google Pixel 3aよりも15g重い162gですが、この重さならハイエンド機の中では軽い方。
機種名 | 重さ |
---|---|
Google Pixel 3a | 147g |
Google Pixel 4 | 162g |
Xperia 5 | 164g |
iPhone 11 | 194g |
iPhone 11 Pro | 188g |
さらに、本体のサイズ感や薄さが丁度良く、背面の素材がマットなので滑りにくく、握りやすく持ちやすいのが特徴。
画面の上まで指は届きませんが、他の機種に比べると指が届きやすいので、片手操作はまだしやすい。
参考までに、女の子に持ってもらいましたが、「割と持ちやすい!」という意見でした。
Google Pixel 4の処理性能
Google Pixel 4は、サクサクぬるぬる動いて快適!
実際に使ってみると、「かなり使いやすい」というのが率直な感想。
CPUにSnapdragon 855、RAM 6GBを搭載しているので、処理性能はかなり高い。
したがって、ゲームにせよ画面の操作にせよ、スムーズに処理させるのでストレスが溜まる心配は無し。
実際の処理性能を測るAntutuベンチマークの測定結果は以下の通り。
Google Pixel 3aとは2倍以上違うので、ゲームをする場合や長くスマホを使う場合に、差が如実に出ます。
(左:Google Pixel 4、右:Google Pixel 3a)
Android 10の操作性はiPhoneっぽい
Google Pixel 4はAndroid 10を搭載されており、従来のスマホとは操作性(ジェスチャーナビゲーション)が異なります。
ぶっちゃけ、かなりiPhoneっぽい動きになりました(笑)
<ジェスチャーナビゲーションの例>
ホームへの移動 | 画面を下から上にスワイプ |
---|---|
アプリ切り替え | 下から上に スワイプして止める |
戻る・進む | 左端・右端をスワイプ |
従来であれば、「ホーム」「戻る」ボタンが画面下のバーに表示されていましたが、初期設定ではこのバーは非表示です。
「使い慣れない」と感じた場合は設定で戻せますが、簡単に慣れるのでジェスチャーナビゲーションを使うのがおすすめ。
実際に、GIF画像でPixel4の操作感をお見せします。
Google Pixel 4のディスプレイ
ディスプレイの特徴・レビュー結果は、こんな感じ!
- 画面サイズは5.7インチ
- フルHD+画質が文句なく綺麗
- リフレッシュレート90Hz対応
- ハイコントラストでメリハリある画面
まず、画面サイズは5.7インチなので、画像・動画を楽しむには丁度良いサイズ感。
Pixel 3aの方が本体は大きいですが、ディスプレイはPixel 4の方が1インチ大きい。
画質はフルHD+(2,280 x 1,080)なので、スマホで観るには十分すぎる高画質。
ディスプレイは有機ELなので、黒の表現がより黒く、色も鮮やかでメリハリが付いた表示になります。
リフレッシュレートはスマホでは異例の90Hzとなるため、画面スクロール時が普通のスマホよりも滑らか。
特にFPSなどのゲームで効果を発揮しますが、実際の画面のスクロール時の挙動をPixel 3aなどと見比べると、その差は微妙な差かも(笑)
コントラスト比については100,000:1なので、明暗差がかなり顕著に出るので、色にメリハリが出るのが特徴。
実際、iPhone 11(1,400:1)と画像を見比べると、Pixel 4の方がメリハリがあるのに対し、iPhone 11は色が薄く感じることが多々ありました。
個人的には、最近のAndroidスマホでは当然のように搭載されている「ブルーライトのカット機能」が欲しかったところ。
Google Pixel 4のオーディオ
オーディオはスピーカー再生含め、高音質!
これは地味に有難い上に、想定外だったのでビックリしました。
スピーカー再生の音質のクリアさは、SONYのXperia 5を超えるクオリティ。
イヤホン再生においても、それなりに重低音も感じられるので、問題ありません。
最大音量もかなり大きいので、騒音の多い外で聴いても聴こえやすいです。
Google Pixel 4のカメラ
Google Pixel 4の真骨頂は、なんと言ってもその最強カメラ!
これ、ガチでやばいです(頭悪そうな発言w)
カメラの特徴・レビュー結果はこんな感じ。
- 夜景・暗所での撮影が神
- ポートレート撮影が実用的
- 料理の撮影ではスマホNo.1
- 自撮りもそこそこ綺麗
- 超解像ズームでズームにも強い
- グーグルレンズが地味に便利
- 流行りの超広角撮影には非対応
カメラの性能をPixel 3aと比較しながら、おさらいしておきます。
Pixel 4 | Pixel 3a | |
---|---|---|
画素数 | 背面:1220万 望遠:1600万 前面:800万 | 背面:1220万 前面:800万 |
F値 | 背面:1.7 望遠:2.4 前面:2.0 | 背面:1.8 前面:2.0 |
手ぶれ補正 | 光学式&電子式 | |
ズーム | 最大8倍 (超解像ズーム) |
夜景・暗所での撮影は圧倒的に綺麗
「夜景モード」で夜景を撮れば、一眼レフ並みに明るく綺麗に撮れるのが最大の魅力。
どんなに暗い場所でも、かなり明るく撮れるのでフラッシュ要らず。
写真に補正がかなり入るので、人によっては露骨だと思うかもしれませんが、僕はこの仕上がり好きです。
参考までに、カメラが高性能なiPhone XS(夜景モード非対応)と比較してみます。
「夜景モード」を使えば、真っ暗な場所もビックリする暗い明るく撮れます。
Xperia 5と比較すると、その差は一目瞭然・・・Pixel 4半端ないって。
料理撮影の仕上がりはスマホNo.1
誰に写真を見せても、「綺麗!美味しそう!」と言われるほど、簡単にプロ顔負けの料理写真も撮れます。
少し飯テロにはなりますが、お付き合いください。
照明が暗めの店でも、明るく美味しそうに撮れます。
ポートレート撮影の際に、料理に近づいて撮れるので、美味しそう感が増します。
逆にiPhoneの場合は被写体に離れる必要があるので、物寂しい仕上がりに・・・
参考までに、他の料理写真も載せておきます。
インスタ映えする写真が簡単に撮れるので、趣味がグルメな人には本気でおすすめ!
ポートレート撮影も実用的
スマホによってはポートレートの精度がイマイチなのですが、Google Pixel 4のポートレートは普段使いできる程に精度が高くて、使いやすい!
ポートレートでも接写して撮れるのは説明しましたが、ボケと被写体の境界も割と正確。
実際に、iPhone 11と撮り比べてみると、iPhone 11は足にボケが重なっているのに対し、Pixel 4はボケと被写体の境界が正確なのが分かります。
ぜひ、クリックして拡大して見比べてみて下さい。
自撮りもそこそこ綺麗に撮れる
自撮りは特筆すべき点はありませんが、まぁそれなりに高画質に撮れます。
他のハイエンド機だと、自撮りで輪郭や肌を加工した状態で撮れる機能があるのですが、Pixel 4にはそのような機能はありません。
実際にポートレート撮影含め、自撮りしてみます。
モデルはカレンちゃん。今日も可愛いです(笑)
ポートレート撮影の場合、ボケが強すぎて被写体が浮き出ているように感じるなら、編集でボケ味の強弱を調整することも可能。
カメラアプリを使えば別人のごとく盛れるので、興味がある人は以下の記事もどうぞ。
カメラが最強な機種をお探しの方は、こちらの記事もぜひ。
Google Pixel 4のバッテリー
バッテリーの持ちは、あまりよくないです。
僕のようなヘビーユーザーだと半日持たないので、モバイルバッテリーが必須。
Google Pixel 3aもバッテリーの減りの早さが欠点でしたが、Pixel4も同様でした・・・
次のモデルでは、バッテリー性能をぜひ改善してほしい。
一応、バッテリーの消費を抑えるために、「バッテリセーバー」「自動調整バッテリー」とうい二つの機能があります。
なお、Pixel 3aではワイヤレス充電に非対応でしたが、Pixel4はワイヤレス充電にも対応!
Google Pixel 4の生体認証
Google Pixel 4の顔認証は、かなり使いやすい!
今回は指紋認証は非対応で顔認証のみの対応ですが、これが素晴らしい。
とにかく精度が高く、そして解除スピードが圧倒的に早い。
他のスマホよりストレスなく使えます。
スマホの画面に顔を向けた瞬間に、「フライングかよ!」と突っ込みたくなるくらい、ロックが早く解除されてビックリでした・・・
「顔認証はどんなケースで認証に失敗するの?」と疑問に思う方のために、色々試した結果を紹介しておきます。
マスク着用した時のみ顔認証がされませんが、その他のケースでは問題なく認証されました。
メガネの有無 | ◯ |
---|---|
マスクの有無 | × |
仰向け | ◯ |
横向き | ◯ |
Google Pixel 4の発熱
使い方によっては、ほんのり発熱します。
実際に、「PUBG」を30分プレイしたところ、ライバル機となるiPhone 11やXperia 5よりも発熱するよう感じました!
Google Pixel 4のゲームのしやすさ
Pixel4でゲーム(PUBG)をしてみた感想は以下の通り。
- ラグがないので操作性は快適
- 30分のプレイで20%の電池消耗
- 高リフレッシュレートで動きが滑らか
- ノッチが画面を邪魔しない
今回はFSPの「PUBG(パブジー)」で検証しましたが、操作性については問題なし。
画質を最高にして、フレームレートも最大にしてプレイしてみても、ラグ・処理落ちはなく、そこまで発熱しませんでしたが、録画アプリを同時起動すると流石に発熱しました。
約30分のプレイでバッテリーの消耗は20%ほど。
Pixel4はリフレッシュレート90Hzがウリの一つですが、画面表示は確かに滑らかです。
液晶ディスプレイのiPhone 11と比べると、その差は歴然。
あと、他のAndroidスマホだと、画面のノッチ(インカメラ部分)が邪魔をして、ゲーム画面と一部重なりますが、Pixel4はそのデメリットも無し。
Pixel 4とPixel 3aはどっちが買い?
「高いPixel 4か安いPixel 3a、どっちを買えばいいの!?」と悩ましいですよね。
実際に2台持っている僕が、まずは各項目についてどっちが優れているかをまとめていきます。
<Pixel 4とPixel 3aの比較>
Pixel 4 | Pixel 3a | |
---|---|---|
価格 | – (89,980円) | 勝ち (49,500円) |
デザイン | 勝ち | |
持ちやすさ | 引き分け | |
処理性能 | 勝ち | |
操作性 | 引き分け | |
ディスプレイ | 引き分け | |
バッテリー | 引き分け | |
オーディオ | 引き分け | |
カメラ | 微勝ち | |
生体認証 | 引き分け | |
防水 | 勝ち |
当たり前ですが、Pixel 4の方が価格が2倍弱高いので、諸々のスペックではPixel 3aより上です。
大きく異なるのは、デザイン・処理性能・防水・カメラ。
ただ、確かにPixel 4の方がカメラは高性能ですが、Pixel 3aでも十分に綺麗な写真が撮れます。
Pixel 3aで撮った写真を以下の記事に多数載せているので、気になる人はこちらもどうぞ。
なので、Pixel 4とPixel 3aのどっちを買うか迷った場合は、以下に該当する人はPixel 4を買えばOK。
逆に以下に該当しないなら、コスパ重視でPixel 3aを選びましょう。4万円の差はデカいので・・・
- 趣味がカメラやインスタ
- ゲームをガッツリやる
- とにかく処理性能を重視
- 防水機能が欲しい
Pixel 3aのレビュー内容も知りたい方は、以下の記事も必読です。
Google Pixel 4レビューまとめ
以上、Pixel 4レビュー・評価・感想でした。
実際に使ってみると、無駄な機能がなく、シンプルで高性能なスマホという印象。
特にカメラの性能はピカイチで、インスタにグルメの写真を載せまくる僕は、メイン機のiPhone 11 Proではなく、Pixel 4で写真を撮っています。
とにかく、どんな写真も簡単にプロっぽく撮れるのが最高!
Google Pixel 4やPixel 3aを買うなら、キャンペーンがあったりするドコモとソフトバンクの公式オンラインショップがお得!
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公式 グーグルストア
ドコモ、ソフトバンクで数万円お得に機種変更したいなら、こちらの記事も必読です。
Google Pixel 3aのカメラの性能やレビュー内容に興味がある方は、以下の記事もぜひ。
「徹底的にカメラの性能にこだわりたい!」という人は、こちらの記事も人気です。