ども、元ソフトバンク社員のすまっちです。
ドコモには「みんなドコモ割」という家族でドコモを利用すると、毎月最大1,000円が割引されるサービスがあります。
ただ、みんなドコモ割が適用されるためには、「ファミリー割引」という家族グループに加入する必要もあります。
なので、今回は、ドコモのみんなドコモ割とファミリー割引をまとめて徹底解説します!
- 割引内容
- 適用条件
- 各種申込方法
- 申込時の注意点
- 家族の範囲と定義
- 個別請求⇆一括請求の方法
みんなドコモ割とは
まず、みんなドコモ割の概要を解説します。
ポイントをまとめると、こんな感じ。
- ギガプランが割引対象
- 条件を満たすと毎月1,000円割引
- 家族グループで2回線以上が必要
割引内容
みんなドコモ割の割引内容は、ファミリー割引グループの条件を満たした回線数に応じて、以下の割引金額になります。
1回線 | – |
---|---|
2回線 | -500円 |
3回線 | -1,000円 |
※割引額は税抜
適用条件
みんなドコモ割が適用される条件は、以下の通り。
- 対象のプランへの加入
- ファミリー割引への加入
みんなドコモ割の割引対象の料金プランは、以下の4つ。
つまり、上記のプランに加入していて、ファミリー割引に加入していれば、割引対象になります。
ただし、ファミリー割引グループ内に2回線以上いないと割引は適用されず、その回線数のカウント方法にも条件があります。
カウント方法
ファミリー割引のグループ内の回線数のカウント方法ですが、音声通話が可能な料金プランが対象になります。
ただし、2in1、キッズケータイプラス、キッズケータイプランを除く。
なので、上記の3つのプラン、ルーターやタブレットなどのデータプランを除いた音声プランが対象なのです。
つまり、ほとんどのプランが対象と考えればOK。難しく考える必要はありません。
例えば、上の家族の例だと、息子は対象外のキッズケータイプラスに加入しているので、3人が家族としてカウントされます。
ただし、父は割引対象外のカケホーダイプランに加入しているので、割引はされません。
さらに別の例として、もし娘のプランが息子と同じ「キッズケータイプラス」だったらどうなるか?
その場合は、グループ内の回線数は2になり、母の割引額は-500円になります。
みんなドコモ割の割引額を決める回線数のカウント方法については、こんな感じです。
申込方法
みんなドコモ割ですが、条件を満たせば自動適用となります。
したがって、みんなドコモ割の申し込みは不要!
ただし、条件となるファミリー割引は申し込みが必要なので、そちらの申し込みは必要です。
ファミリー割引の申し込みについては後述。
注意点
新規契約、解約時は料金プランが日割りされますが、その場合はみんなドコモ割の割引も日割りされます。
みんなドコモ割の割引額は500円 or 1,000円ですが、日割りされて割引額が前述の金額でなくも焦らないようにしましょう。
また、みんなドコモ割は以下のような割引と併用が可能です。
- ギガホ割
- 5G音声割
- 5Gギガホ割
- ハーティー割引
- ドコモ光セット割
- はじめてスマホ割
- dカードお支払割
ファミリー割引とは
続いて、昔から存在するファミリー割引について解説します。
ファミリー割引を簡単にまとめると、こんな感じ。
- 家族内での通話が無料
- 家族グループは最大20回線
- 申し込みが必須
- 家族は三親等まで対象
- 同性カップルも対象
- 同意書が必要なケースがある
- 遠く離れる家族も対象
割引内容
ファミリー割引が適用されると、家族内の国内通話料が無料になります。
ただし、家族と言っても、同一ファミリー割引グループ内の家族宛の通話が無料。
なので、家族であっても、ファミリー割引グループを組んでいない家族は、割引対象にはなりません。
ちなみに、ファミリー割引のグループは最大20回線までOK。
家族の定義
「ファミリー割引が組める家族の定義は?」と気になりますよね。
結論から言うと、ファミリー割引に加入できる家族の範囲は、以下の通り。
- 三親等以内の家族
- 同性パートナーシップ
「ドコモが定める三親等以内の家族」はパッと見は分かりにくいので、図で見てみましょう。
上の図において、色が付いているものが全て三親等以内となります。
なので、かなり広範囲に渡って家族が定義されているのが分かります。
これだけ家族の定義が広範囲だと、自分以外の誰かしらはドコモに加入しているはずなので、ファミリー割引が組める=みんなドコモ割が適用される、と言っても過言ではありません。
当然ですが、離れて住む家族ともファミリー割引は組めます。
さらに、ドコモの場合は、「同性パートナーシップを証明する書類」を持っている人も、ファミリー割引を組めます。
つまり、同性カップルも家族としてみなされるということ。
適用条件
ファミリー割引に加入する条件は、以下の通り。
- 対象の料金プランへの加入
- ドコモが定義する「家族」であること
対象の料金プランは、以下の通り。
- 5Gの料金プラン
- Xi、FOMAの全料金プラン
申し込み方法
ファミリー割引の申し込みですが、ドコモショップ、電話、申込書郵送で可能。
残念ながら、家族の証明等が必要になるので、My docomoでネット手続きはできません。
「ドコモショップに行くのが面倒!」という人は、事前に申込書をダウンロードして、郵送で申し込むのが楽です。
参考 ファミリー割引の申込書
自宅でプリントアウトできない人は、コンビニでもプリントアウトできるので、それを使いましょう。
僕はいつも、セブンイレブンのネットプリントでプリントアウトをしています。
もし、ドコモショップで行う場合は、事前に来店予約をすることをオススメします。
来店予約については、以下の記事で実際に来店予約をした時の体験談を書きました。
ちなみに、申込書で申し込みできる変更内容は、主に以下。
- ファミリー割引の新規
- 副回線の追加
- 主回線の変更
- ファミリー割引の一部廃止
- ファミリー割引の全廃止(解約)
- 請求方法の変更
- グループの統合
親が主回線になっていて、子供の携帯料金を親が一括して払っている場合は多いと思いますが、その子供の料金を子供自ら払う場合には、個別請求に変更する必要があります。
その場合も、先ほどの申込書から申し込みが可能。
上の画像のように、申込書の下の方に記入例があるので、それを参考にすれば書き易いはず。
記入例を見ても難しいと感じた場合は、面倒ですがドコモショップに行きましょう。
申し込み時の注意点
ファミリー割引の申し込みの注意点は、以下の通り。
- 同意が必要なケースがある
- 同性カップルの場合は証明書類が必須
まず、代表回線と苗字も住所も異なる人がファミリー割引に加入する場合は、代表者の同意書が必要になります。
もしくは、ドコモからの電話による代表回線への同意確認が必要になります。
代表回線の方と異なる名字、かつ異なる住所にお住まいの方は、ご加入するファミリー割引に属する方の同意書または電話による同意確認が必要です。
出典:ファミリー割引提供条件書
当たり前ですが、苗字も住所も違うのであれば、「本当に家族なの?」と疑いたくなりますよね。
なので、代表回線の同意が必要になるということです。結婚して苗字が変わったら、家族かどうかドコモからは分からないですからね。
代表回線と苗字も住所も違い人がファミリー割引に申し込む場合は、代表回線の人にお願いして同意書を作ってもらいましょう。
参考 ファミリー割引の同意書
次に、同性カップルの場合ですが、自治体からパートナーシップ証明書類を発行してもらった場合、それを郵送もしくは店頭で見せる必要があります。
したがって、同性カップルがファミリー割引を組む場合は、必ず事前にパートナーシップ証明書類を取得しておきましょう。
ずっとドコモ割・ファミリー割引まとめ
以上、「ずっとドコモ割」と「ファミリー割引」の解説でした。
ずっとドコモ割が適用されるには、まずはファミリー割引でグループを作る必要があるので、まだファミリー割引を作っていない人は必ず作りましょう。
家族の範囲が広いので、親戚にドコモがいないか確認をして、ずっとドコモ割で毎月1,000円割引できないか検討してみると、携帯料金の節約に繋がるので是非。
ちなみに、家族でドコモを使っている人は、dカード GOLDが圧倒的にお得!
僕はdカード GOLDで年間4万ポイントも貯めたので、皆さんもぜひ。
参考 dカード GOLD
dカード GOLDを1年使った感想を以下の記事にまとめました。
みんなドコモ割の割引対象の5Gギガホ/5Gギガライトについては、以下の関連記事をご参考ください。
ドコモの機種変更で年間数万円お得になりたい人は、以下の記事も必読です!