ドコモ利用料金の10%還元、最大10万円のケータイ補償などを目当てに、「dカード GOLD」に申し込む人、多いのではないでしょうか。
しかし、dカード GOLDにはそれ以外の隠れたメリットがあります。
今回は、dカード GOLDをフル活用してもらうべく、dカード GOLDの隠れたメリットを紹介しましょう。
メリット1:最短5分で審査完了、すぐにiDが使える
ゴールドカードは審査に時間がかかる印象が強いですが、
・9時~19時50分にカード申込手続きが完了
・申込時に引き落とし口座の設定が完了
の条件を満たすと、dカード GOLDは最短5分で審査が完了します。
カード到着前でも、アプリを使えばiD決済を利用可能です。
メリット2:家族カードのコスパが最高
≪画像元:NTTドコモ≫
dカード GOLD最大のメリットは、ドコモ利用料金の10%がポイント還元される点でしょう。
10%還元はカード1枚につき1回線しか対象になりませんが、家族カードを発行して家族分の回線をそちらで登録すれば、2回線が10%還元の対象となります。
それ以外にも、
・最大10万円のケータイ補償
・dカード GOLD専用デスク
・最高1億円の海外旅行保険
・最高5,000万円の国内旅行保険
・年間300万円限度のショッピング保険
・国内空港ラウンジ
・海外緊急サポート など
本カードと遜色ないサポートを家族カードで受けられます。
dカードが家族カードを2枚まで発行できるのに対して、dカード GOLDは1枚多い3枚まで発行可能です。
メリット3:キャッシングの金利が少しお得
≪画像元:NTTドコモ≫
クレジットカードのキャッシングは、万が一を考えて付けておいた方がいいかもしれません。
キャッシングは年18%程度の金利が一般的なのですが、dカード GOLDのキャッシング金利は年15%です。
dカードの年15%と比較すると、3%ほど低金利ですね。
メリット4:海外緊急発行サービスが無料
クレカの利用機会が増える海外でクレカの紛失・盗難の被害に遭ったら大変です。
dカード・dカード GOLDのいずれも、現地へ暫定的なクレカ(緊急カード)を届けてくれます。
その際、dカードは1万1,000円(税込)の手数料がかかるのに対して、dカード GOLDは手数料がかかりません。
また、1,000米ドル相当額以内の現地通貨を用立ててくれる緊急キャッシュサービスも利用可能です(別途キャッシュサービスの利息が発生)。
メリット5:再発行手数料が無料
国内外を問わずクレカの紛失・盗難の被害に遭った場合、日本国内で再発行が可能です。
その際、dカードは1,100円(税込)の手数料がかかるのに対して、dカード GOLDは手数料がかかりません。
メリット6:紛失・盗難の補償期間が90日間
≪画像元:NTTドコモ≫
dカード GOLDが紛失・盗難にあって不正利用されたとしても、届出をすれば全額補償されます。
届け出日の60日前までが補償期間なクレカが多い中、dカード GOLDは届け出日の90日前までが補償期間です。
うっかり届け出が遅くなっても、これなら安心ですね。
メリット7:ドコモ料金の支払いでdポイントスーパー還元プログラムが+1%
≪画像元:NTTドコモ≫
「dポイントスーパー還元プログラム」は、ドコモサービスなどの利用条件に応じて、d払いやdカードのiD利用時の還元率がアップするプログラムです。
≪画像元:NTTドコモ≫
いくつかある条件のうち、「前月末時点のドコモ料金支払設定がdカード」は、dカードは対象ではありません。
dカード GOLDでドコモ料金を支払う場合に限り、還元率が1%アップします。
ドコモ料金の金額にかかわらず+1%ですから、この条件は満たしたいですね。
メリット8:ドコモ料金のカード払いで月額170円引き
≪画像元:NTTドコモ≫
ドコモの「ドコモのギガプラン」「ケータイプラン」を契約していて、利用料金の支払い方法をdカード・dカード GOLD(家族カード含む)に設定していると、月額170円(税別)割引になります。
ドコモ料金をdカード GOLDで支払っても、通常もらえる1%還元はありません。
その代わりに170円(税別)の割引があるので、1%還元の他のクレカの場合、支払うドコモ料金が月額1万7,000円未満なら、dカードお支払割の方がお得な計算です。
メリット9:ポイントアップの特約店が多い
≪画像元:NTTドコモ≫
dカード・dカード GOLDには、通常よりポイントが多く貯まる「dカード特約店」が多いです。
ローソン・ノジマでの3%オフは有名ですが、それ以外にもポイントが多く貯まる特約店があります。
主な特約店、100円→1ポイントに加えて加算されるポイントは、以下の通りです。
・メルカリ:200円ごとに+1~3ポイント
・ENEOS:200円ごとに+1ポイント
・ルートインホテルズ:100円ごとに+1ポイント
・JAL:100円ごとに+1ポイント
・高島屋:200円ごとに+1ポイント
・マツモトキヨシ:100円ごとに+2ポイント
・コナカ:100円ごとに+2ポイント
・スタバカードへのチャージ:100円ごとに+3ポイント
プラスポイントの多さなら、スタバカードへのチャージ、マツキヨあたりがおすすめです。
貯まったdポイントはJALマイルへも交換可能なため、JALマイラーにとってもおいしいカードかもしれませんね。
メリット10:豊富な商品が揃う「dカードポイントUPモール」を利用可能
≪画像元:NTTドコモ≫
ネット通販をする人は、「dカードポイントUPモール」も使えます。
三井住友カードのショッピングサイト「ポイントUPモール」が、ドコモ会員向けになったものです。
dカードなら「dショッピング」という高還元の通販サイトもありますが、取り扱い商品が多くありません。
dカードポイントUPモールを経由しても、ポイント還元率はさほど高くないものの、以下のようにショップは多いです。
・Amazon.co.jp:1.5%
・楽天市場:1.5%
・Yahoo!ショッピング:1.5%
・じゃらんnet:2.5%
・楽天ブックス:1.5%
・au PAYマーケット:2%
・さとふる:2.5%
Amazon.co.jpにYahoo!ショッピングがあれば、ほとんどの商品は揃うでしょう。
楽天市場やau PAYマーケットまで入っているのは、かなりの掟破りです。
メリット11:Visa/Mastercardのゴールド特典を利用可能
≪画像元:Visa≫
dカードGOLDは、Visa/Mastercardのゴールド特典を利用可能です。
例えばVisaブランドでは、
・帰国時の空港→自宅の荷物宅配が1個目500円
・通信レンタル料金が全プラン55%オフ、商品手配手数料(550円/件)が無料
・国際線利用時の空港荷物一時預かりが15%オフ
・ニッポンレンタカーの一般料金から15%オフ
などの特典を受けられます。
メリット12:資産運用の手数料が最大35%オフ
≪画像元:NTTドコモ≫
お任せで資産運用できる「THEO+ docomo」、その手数料は預かり資産額の1%(税別・年率)と、業界最低水準です。
運用平均額に応じて、この手数料を0.65%と、最大35%オフにしてくれます。
まとめ
dカード GOLDには、知られざるメリットがたくさんある事が分かりました。
年会費1万1,000円と、格安ゴールドカードと比較するとお高めですが、これだけのメリットがあるなら高くないかもしれません。
ただし、メリットを活用しないと結局は宝の持ち腐れになりますから、今回紹介したメリットを思う存分活用してください。
参考 dカード GOLD