中国製スマホを別名「中華スマホ」といいます。
昔からあるメーカーであれば、ASUSやHUAWEIが有名ですが、最近はOPPOやXiaomiなども登場してきています。
価格も安い中華スマホですが、その安全性は一体どうなのでしょうか。
今回は、中華スマホが世界で言われているほど危険なのかどうかのお話と、購入する際の基準、おすすめしたい機種2つをご紹介します。
中華スマホは本当に危険?
中華スマホが危険というイメージがついたのは、アメリカがHUAWEIに対して情報を引き抜いているとの疑いを掛けたところから始まります。
真偽の程は定かではありませんが、これによりアメリカ国内の企業は、HUAWEIとの取引を禁止しました。
また、この関係でHUAWEIはAndroidでありながら、Google Playが使えなくなってしまったのです。
しかし、その他の大手であるASUSやXiaomiはこの限りではありません。
このため、中華スマホ全体が危険とも言えないのです。
そもそも、HUAWEIが本当に危険なのかどうかも、今となってはわからないままになってしまいました。
中華スマホの安全な購入基準
中華スマホには、どうしても大丈夫かどうかという不安がつきまとってしまうようになりました。
もし、どうしても不安でも中華スマホに魅力を感じているのであれば、これからご紹介する3つの基準をクリアしているかを参考にしてみましょう。
基準1. 技適マークがあるものを選ぶ
≪画像元:総務省≫
「技適マーク」とは、日本で販売されているスマホには必ずついている、法律で義務化されたマークです。
技適マークの発行元は総務省で、無線通信機器には必ずつけることが決まっています。
逆に言えば、このマークがないスマホは法律違反です。
使ってはいけないのはもちろん、本来は流通してはいけないものなのです。
1度確認してみましょう。
基準2. 端末周波数がおかしくないものを選ぶ
中華スマホは、その名のとおり中国製であるため、周波数が違う場合があります。
一方で、日本で電波を使う場合は、ドコモ・KDDI・ソフトバンク、それに楽天モバイルの4種類の周波数に合わせる必要があります。
この電波の周波数は、すべて2.1GHz(バンド1)です。
これは、購入した際に箱に書かれているので、必ず確認をしましょう。
基準3. キャリアや格安SIMで売られているものを選ぶ
現在は、端末の購入方法としてネットオークションやフリマアプリも主流になってきました。
しかし、販売者がどこから仕入れているかわからないものなだけに、どんなものが送られてくるかわかったものではありません。
安心して中華スマホを購入するのであれば、キャリアで販売されているもや、格安SIMで手に入るものを購入すべきです。
中華スマホのおすすめ機種2選
あまりいいところがないような中華スマホですが、その実力は高く、日本やその他の国のスマホと比べても遜色ない機能を持っています。
今回はその中でも、特におすすめしたい格安モデルとハイスペックモデルを1台ずつご紹介します。
【おすすめ1】OPPO Reno 3
OPPO Reno 3は、OPPOが日本限定モデルとして販売している機種です。
価格は1〜2万円代と非常にリーズナブルで、エントリーモデルのような印象を与えます。
しかし、カメラ、充電、ディスプレイなど、どれをとってもハイスペックで、ハイエンドモデルと遜色ない実力を持っているのです。
処理性能こそ価格相応ですが、持っていて損にはならない1台でしょう。
【おすすめ2】ZenFone 7 Pro
一方のハイスペックモデルでは、ZenFone 7 Proがおすすめです。
価格10万円代と、中華スマホだけではなく、ほかのスマホと比べても高額な部類に入りますが、その実力は本物です。
特に背面カメラはなんと180度を撮影できるレベルなのです。
また、5Gと4Kに対応しているため、これからのさらなる活躍に期待が寄せられる機種と言えます。
選ぶときの基準を忘れずに
中華スマホの危険性の噂の話と、選ぶときの基準、おすすめの中華スマホについてお話してきました。
中華スマホが一概に危険であるとは言えません。
しかし、今回ご紹介した3つのポイントから外れているものがあれば、それが中華スマホでなくても危険性は十分にあるので、今1度自分のスマホが安全かどうか確認してみましょう。