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楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」をiPhoneで使う手順を解説

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楽天モバイルでは、iPhoneの取り扱いがないため、すべてAndroidでしか使用できないと思いがちです。

しかし、きちんと設定できれば、楽天モバイルでもiPhoneを使うことができるのです。

今回は、楽天モバイルでiPhoneを使う方法について、注意点も合わせてお話します。

「Rakuten UN-LIMIT」を iPhoneで使う手順を解説

楽天モバイルのSIMで一部のiPhoneは使える

端末そのものの取り扱いはないものの、楽天モバイルで契約したnanoSIMとeSIMは、iPhoneで使うことができます

今後、公式にiPhoneの取り扱いを始める可能性はありますが、2021年4月現在、楽天モバイルでiPhoneを使うには、これから説明する注意事項をよく読んで理解しておく必要があります

使えない機種・機能もある

楽天モバイルの回線が使えるiPhoneはiPhone XS、iPhone XR以降のシリーズとなります。

それ以前の機種は対応していないので、使うことはできません。

一部、ネット上ではiPhone 7やiPhone 8で使えるようにする方法も紹介されていますが、非公式の方法なので、再現する場合は自己責任でお願いします。

また、楽天モバイルでiPhoneを使用することで、一部の機能が制限されます

使用できない機能は以下の通りです。

・ 海外66カ国と地域のグローバル無料サービス

・ 海外ローミング発着信(Wi-Fi接続時のみ使用可)

・ パートナー回線でのSMS

・ 接続回線の自動切換え

・ 災害時警報システム

・ 緊急時の高度位置情報測定

・ Rakuten Linkの利用明細確認

iPhone自体は別途購入が必要

何度も述べているとおり、2021年4月現在、楽天モバイルでiPhoneの取り扱いはありません。

そのため、端末本体は別途購入する必要があるのです。

仮に、他のキャリアで購入したiPhoneを利用したい場合はSIMロック解除をしなければなりません

これから紹介する初期設定は、SIMロック解除ができていることが条件です。

なお、SIMロック解除には各社とも3,300円の手数料がかかります

楽天モバイルでiPhoneを使うための初期設定

設定のやり方

楽天モバイルで契約できるnanoSIM、eSIMのどちらでも、iPhoneで使うことができます

ただし、どちらも初期設定が必要になるのです。

nanoSIMの場合

nanoSIMを使う場合は、以下の手順で初期設定を行いましょう。

(1) 楽天モバイルのnanoSIMをiPhoneに差し込み電源を入れる

(2) 「設定」を開き、「モバイル通信」の中の「通信のオプション」をタップ

(3) 「音声通話とデータ」をタップし、「VoLTEオン」を選択し、ポップアップの「OK」をタップ

(4) 「VoLTEオン」が表示されたら1画面戻り、「モバイル通信ネットワーク」をタップ

(5) 「モバイルデータ通信」の「APN」に「rakuten.jp」と入力し、1画面戻れば完了

eSIMの場合

続いてeSIMを使う場合の初期設定の手順です。

(1) 楽天モバイルで申し込んだeSIMのQRコードをiPhoneに読み込ませてURLにアクセスする

(2) 案内に従って開通手続きを完了させる

(3) あとはnanoSIMと同じ手順でVoLTEをオンにする

nanoSIMに比べて、eSIMの方が手軽にできる人も多いでしょう。

自分に合った方法で設定を完了させましょう。

APN設定しても使えない場合

APN設定をしても、データ通信ができない場合があります。

主には以下の3つで対処ができるはずですので、1度試してみましょう。

・ 電源を切って5分ほど放置したのちに再起動する

・ 入力したAPNに間違いがないか再確認する

他社のプロファイルをアンインストールする

特に最後に関しては、格安SIMで購入した端末にはありがちなトラブルです。

アンインストールするには、「設定」にある「プロファイルとデバイス管理」から、APN校正プロファイルに入り、削除をタップすれば完了します。

一部の機種は使えず、機能も制限あり

楽天モバイルでiPhoneを使う手順について説明しました。

nanoSIMでもeSIMでもどちらでも設定できますが、一部の機種は使えないこと、一部機能が制限されることは頭に置いておきましょう。

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