2020年に発売されたiPhone12シリーズでは、5.4インチのiPhone12 mini、6.1インチのiPhone12とiPhone12 Pro、6.7インチのiPhone12 Pro Maxが登場しました。
大きなディスプレイが欲しいユーザにはiPhone12 Pro Max、片手で操作できるモデルが欲しいユーザにはiPhone12 miniと、ジャストフィットするモデルを選べるようになったのです。
ですが2022年に登場する次期iPhoneには、5.4インチディスプレイを搭載するminiモデルは姿を消すだろうと、Appleの動向に詳しいミン・チー・クオ氏が衝撃的な予想を述べています。
miniモデルが姿を消す理由
miniモデルが姿を消す理由となったのは、やはりiPhone12 miniの売り上げ数が伸びていないためではないかといわれています。
実際にiPhone12 miniの販売数は2021年1月1〜15日までの間、iPhone全体のうち5%しか占めていなかったとReutersが報じています。
発売当初は新しいサイズのiPhoneとして注目を集め、多くのユーザが購入したかもしれませんが、発売から1か月が経った頃から大型家電量販店でも予約をせずに購入できるようになっていたのです。
その後も、他のモデルは予約が必要な状況にも関わらず、iPhone12 miniだけは予約をせずに購入することができました。
いつの間にか街にある携帯電話ショップでも予約なしで購入することができるようになっていました。
iPhone12 ProとPro Maxの売れ行きが好調過ぎた
iPhone12 miniは、売れていなかったといわざるをえません。
しかもこの状況は国内だけではなく、国外でもiPhone12 miniが売れていなかったようで、Appleはサプライヤーに対してiPhone12 miniの減産を指示したのではないかと海外メディアでも報じられています。
AppleとしてもiPhone12 miniを減産するだけで、次期iPhoneからminiモデルを排除することはないと思われます。
もしクオ氏の予想が的中するとしたら、在庫が常に枯渇して発売から数か月が経過しても、持ち帰ることができなかったiPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxの売れ行きが好調過ぎたせいかもしれません。
iPhone12 miniやiPhone12より高級感があるデザインと、LiDARスキャナなどiPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxにしかない機能から、こちらのモデルを購入するユーザが多かったようです。
iPhone12 Proは国外でも売れ行きが好調だったことから、AppleはiPhone12 Proの増産をサプライヤーに指示したといわれています。
こうしてAppleが当初見込んでいた結果と違ったことから、iPhone12 miniは在庫がある程度、少なくなるまで生産を中止するのではないかとまで噂されてしまったのです。
iPhone13 miniはどうなるのか
iPhone12 miniの販売数が伸び悩む中、後継モデルとなるiPhone13 miniはどうなるのでしょうか。
もしかすると登場しないのではないかと思うかもしれませんが、著名なリーカーの一人、Mauri QHD氏が「それはない」と大手SNSで伝えています。
他のリーカーやアナリストからは、iPhone13 miniは登場しないだろうという予想が出ています。
クオ氏は2022年に登場する次期iPhoneではminiモデルは登場しないと予想したことから、iPhone13 miniについてはMauri QHD氏と同じように登場すると考えているようです。
ですがiPhone12 miniがこれだけ売れなかった状況を見ると、iPhone13 miniには特別な機能が搭載されない限り、販売数を伸ばすことは難しいでしょう。
これまでの結果から5.4インチディスプレイのiPhoneは、もう発売しても売れないということを証明してしまったことになるのかもしれません。
それに次期iPhoneでminiモデルがなくなってしまった場合、3つのモデルしか発表されないということになるのでしょうか。
Appleはこれまで1度も、発表したモデル数を減らすようなことはありませんでした。
次期iPhoneでは、miniモデルの廃止を補う新しいモデルが登場することになるのでしょうか。
次期iPhoneも4つのモデル構成で発売される
2022年に発売される次期iPhoneは、従来通り4モデル構成はかわらないとクオ氏は予想しています。
その詳細は
・ 非Proモデルが6.1インチと6.7インチの2台
・ Proモデルも6.1インチと6.7インチの2台構成
となるというのです。
たしかにiPhone12 ProやiPhone12 Pro Maxが好調だったことが証明しているように、最近のユーザが求めるものは昔のように小さなディスプレイモデルではなく、大きなディスプレイを採用したモデルなのかもしれません。
そのニーズに応えた形を、次期iPhoneで実現するようです。
ますます性能差をつけるのが難しくなってくるiPhoneですが、せっかく発売したminiモデルがなくなってしまうのは、残念なような気がします。
このまま排除されるぐらいなら、5G非搭載や一部の機能を排除して価格帯を調整し、iPhone SE(第3世代)としての登場するのもいいかもしれません。
まだ予想の域を脱していませんが、本当に高い的中率を誇るミン・チー・クオ氏の予想だけに信憑性も高いため、本当にminiモデルは姿を消してしまうかもしれないでしょう。
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