楽天モバイルは格安SIMとして、さまざまな料金プランを提案している携帯会社です。
「データ1GBまでなら無料!」など、これまでの大手携帯会社と比較してスマホ料金がとてもお得であることが特徴です。
しかし料金がお得な分、データ容量は小さくなっているのでWi-Fi環境は欠かせません。
また圏外になり、通信環境に不安を覚えることもしばしばです。
そこで活躍するのが、「Rakuten Casa(楽天カーサ)」です。
ここでは、楽天モバイルと合わせて利用したい「楽天カーサ」について、詳しく解説していきます。
楽天カーサとは
楽天カーサとは屋内に4G回線を構築することができる、小さな基地局を作る機器です。
楽天モバイルは圏外になってしまう場所がありますが、楽天カーサを設置しておけばその問題を解消することができるのです。
Wi-Fiを契約していても、屋内には遮蔽物が多く部屋によって通信環境は違います。
また広い家やルーターの設置場所によっては、家の隅々まで回線が届かないこともあります。
こういった状況下で、楽天カーサは4Gの楽天回線を構築してくれるのです。
楽天カーサが構築してくれるのは、あくまで「楽天回線」なので楽天回線対応製品以外は接続できないため注意が必要です。
Rakuten Casa(楽天カーサ)を利用するために
楽天カーサを利用するためには、申し込み時に条件を満たしておく必要があります。
条件を満たしていない場合、申し込みができませんので、事前に確認が必要です。
また機器の設置や、料金などについても詳しく説明していきます。
Rakuten Casa(楽天カーサ)の設置条件
楽天カーサを設置するためには、以下のような条件があります。
・ 楽天モバイル(楽天回線)を契約していること
・ 楽天回線対応製品を使用していること
・ 楽天モバイルに登録している住所に設置すること
・ 楽天モバイルが指定するインターネット回線を契約・開通していること
インターネット回線については、「楽天ひかり」だけでなく「フレッツ光ネクスト」や「ドコモ光」「SoftBank光」など、多くの光回線が対象となっています。
機器の仕様と設置場所
機器の仕様については、以下のとおりです。
【サイズ/重量】
約28.6cm(幅)× 約7.0cm(奥行) × 約18.7cm(高さ)/1,200g以下
色は白と黒のシンプルな2色展開となっています。
≪画像元:楽天モバイル≫
最大同時接続数は、なんとLTEで16台、Wi-Fiで30台も可能です。
Wi-Fi最大通信速度は、送受信最大5GHzとなっているので、スピードも申し分ありません。
設置場所は、ルーターの近くかつコンセントがある場所となります。
設置手順も非常にわかりやすく、ルーターにLANケーブルを接続し、コンセントの電源を入れれば完了です。
便利なRakuten Casa(楽天カーサ)の利用料金
楽天カーサの月額利用料金は無料となっています。
契約時のみ事務手数料として、3,000円(税込み)がかかります。
しかし、ここでかかった3,000円は、Rakuten Casaの設置完了後楽天ポイントで還元されるので、実質無料となっています。
またRakuten Casaの機器本体は、楽天モバイルからの貸与品となるため料金はかかりません。
つまり楽天カーサを利用するときに必要な金額は、Rakuten Casaの稼働にかかる電気料金とインターネット回線の料金のみとなります。
機器を設置するだけ
Rakuten Casaは、楽天製品を使っている人の通信環境を整えてくれるアイテムです。
機器を設置するだけで、4Gの楽天回線を構築してくれます。
インターネット回線とコンセントがあれば設置でき、利用料金も無料なので気軽に導入することができます。
機器のデザインはシンプルで色は白と黒の2色展開となっているため、部屋の景観を損なう心配もありません。
楽天モバイルを使用していて、通信環境を改善したい人におすすめとなっています。