楽天モバイルは7月1日から、180日間一切使っていない回線を利用停止にする契約約款を発行しました。
最安で月額料金がかからない楽天モバイルをサブ機として購入し、その後一切使わないユーザーへの警告でもあります。
楽天モバイル契約中、もしくはこれから契約しようと思っている人は要注意です。
改定された契約約款の概要
≪画像元：楽天モバイル≫
楽天モバイルの三木谷社長は「（契約して回線を利用しない）使い方をする人には、どこかの段階でやめてもらうことになる」と発表しました。
月間のデータ通信量が1GB未満であれば0円で利用し続けられる楽天モバイルが、一転して契約約款を改定した背景とも取れます。
ユーザーには優しいプランではありますが、楽天モバイル側からすれば使っていない回線にも維持費がかかっています。
今回の契約約款改定には、回線の維持費を保つ理由もあるでしょう。
しかし、どの程度利用すれば回線停止が免れるのかについての記載はありません。
おそらく、電話・データ通信のどちらか一方だけでも使っていれば問題はないでしょう。
もし回線停止の対象になった場合にはショートメッセージで通知が来るので、確認してください。
SIMのみの契約も対象
今回改定された契約約款は、端末と回線を同時に開通した人だけではなくSIMのみの契約をした人も対象です。
あくまでも180日間の回線利用がない場合なので、どのような契約内容であっても利用していない期間が180日間あれば停止の対象になります。
言い換えれば、端末購入だけした以外の楽天モバイルユーザー全員が対象になるので注意しましょう。
楽天モバイルの回線停止を免れるためには？
楽天モバイルの新契約約款には明確な基準が書かれていないため、あくまで憶測の域を出ませんが、0円のままでも回線停止は免れるでしょう。
要するに「回線の利用が180日間まったくない場合」なので、何かしら少ない容量でも使っていれば問題はないと考えるのが妥当です。
電話も同様であり、ほんのわずかでも通話をしておけば今回の措置の対象にはならないでしょう。
今回の契約約款はまだ適用されたばかりで、基準が不明瞭なのでどんな状況が該当するのかは不意名です。
今後、回線停止になったユーザーからの口コミが出てくる可能性もあります。
ただし、繰り返しになりますが、電話もしくはデータ通信を利用していれば対象にはならないでしょう。
そもそも広告でも大々的に「1GB以下0円」を掲げているので、そうそう不安に思う必要もありません。
今後、楽天モバイルから明確な基準が発表される可能性もありますので、口コミと合わせて続報を待ちましょう。
1GB未満で楽天モバイルを利用するには？
1GB未満でスマホを普段使いするのは至難の業です。
多くのアプリで位置情報機能を使うため、持ち歩いているだけで1GBを超えることはザラにあります。
おすすめの利用方法はサブ機としておいておくことです。
例えば仕事かプライベートであまり使うことがないほうのスマホとして楽天モバイルを設定すれば、180日＝6か月間利用しないことはないでしょう。
警戒しすぎる必要なし
楽天モバイルの新契約約款の回線停止規定について説明してきました。
今後、契約後にまったく使わないという選択が楽天モバイルではできなくなります。
0円だからと言って使わないだけでは楽天モバイルにとってもおいしい話ではありません。
0円のままで維持することができないわけではないので、今楽天モバイルを契約している人もこれから契約する人も警戒しすぎる必要はありません。
