世界のマーケット市場に精通しているブルームバーグが、5G対応となるiPhone SEや、そのほかのApple主力の新モデルもいくつか発表されるイベントの開催日を、2022年3月8日になると報じました。
開催されるイベントでは先日、ベータ版がリリースされて、iPhone12とiPhone13のみですが、マスクを付けていてもFace IDで、iPhoneのロックやアプリのロック解除、Apple Pay認証ができるようになったiOS15.4の詳細もあわせて発表されると伝えられています。
iPhone SE以外に、いったいどんなデバイスが発表されるのでしょうか。
発表されるiPhone SEのスペックとデザインは
これまで多くの情報リーカーが伝えてきた5G対応のiPhone SEのスペックは、モデル名にもなっている5Gサービス対応だけではなく、バッテリー容量や詳細までリークされています。
なおリークされた情報によると、ディスプレイは4.7インチ、バッテリー容量は2821mAh、RAMが3GB、CPUはA15 bionicになると伝えられています。
ただ、フラグシップモデルに搭載されているMagSafeは非対応になり、Qiのみ対応とのことです。
また先日、著名なリーカー、ジョン・プロッサー氏が参加したYouTubeチャンネルのGenius BAR PodcastでiPhone SEの写真をリークしました。
ただプロッサー氏がリークしたiPhone SEのデザインは、タブレットに写し出された画像だけのため、はっきりと確認することができませんが、ほぼ現在発売されているiPhone SE(2世代)と判断できないほど見分けがつかないといわれています。
さらにAppleは新しいデザインやパーツの製造などコストが上がるようなことはせずに、あくまでも入手しやすいモデルであることを維持するため、これまでと同じデザインを採用したと思われます。
なお、サプライヤー情報に精通している情報筋によると、インドではすでにiPhone SEのテストモデルが輸入されていると伝えられています。
このテストモデルをベースに、すでに量産体制に入っている可能性もあります。
もしかするとプロッサー氏がリークした写真も、インドで輸入されたモデルなのかもしれません。
これらのことを踏まえると、発売されるiPhone SEは6.1インチディスプレイを採用し、電源ボタンにTouch IDを統合したデザインではなく、これまでと同じ4.7インチディスプレイにホームボタンを搭載したモデルになるでしょう。
イベントはストリーミング配信で
ブルームバーグが伝えたAppleスペシャルイベントは、これまでと同じストリーミング配信で開催されると伝えています。
これは世界中で大流行している新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、ストリーミング配信になりましたがストリーミングによって通訳放送が可能になったため、イベントは閲覧しやすくなりました。
さらにここ近年のイベントでは、終了後にすぐに新モデルの予約や購入ができるようになり、入手するまでスピーディーになった感じがします。
これもAppleのこれまでの取り組みの結果なのかもしれません。
なおイベントの開催時間はリークされていませんが、現地時間で3月8日午前10時(日本時間3月9日午前2時)からとなるでしょう。
シークレットデバイスの発表に期待
昨年、開催されたイベントでは紛失防止のAir TagやM1チップ搭載のiPad Proなどそれまでリークされていたデバイスだけではなく、まったくノーマークだったiPhone12/12 miniのパープルを発表しました。
それまで一度もリークされていなかったデバイスだけに、これまでイベントはリーク情報の答え合わせとしか見ていなかった多くのユーザが驚いたことでしょう。
さらにAppleは最近、情報リーカーたちに対して弁護士事務所を通して、情報のリークをやめるように通達したり、各サプライヤーの情報セキュリティレベルを向上させ、情報漏えいに対しての取り組みを強化したりしました。
そのため、リークされる新デバイスの情報が少なくなり、的中率を下げてしまうリーカーも続出しています。
このことから、リーカーたちも掴んでいない新モデルの情報があるかもしれません。
そして、それはiPhone SEのことなのか、それとも現在発売されているiPhone13のニューカラーになるのか、詳細はわかりませんが、これまでいっさいリークされていなかったモデルが登場する可能性は十分にあります。
iPhone SEと同様に期待してイベントを拝見するようにしましょう。
