タブレットは大画面で、非常に使いやすいです。
その中でも人気の高いiPadとiPad Proは、ビジネス以外でも活躍してくれます。
しかし、気になるのは防水性能です。
お風呂で映画を見たり、料理しながらレシピを見るために使いたいなど、水回りで使いたい人には大きな問題でしょう。
今回は、iPad、そしてiPad Proの防水機能と水濡れから端末を守る方法についてご紹介します。
関連記事:iPadとAndroidタブレットはどっちがいい? 違いや選び方を解説
iPadシリーズに防水機能はない
今回紹介するiPadの2機種に限らず、iPadには防水機能はついていません。
防水機能がついているものには、必ずパッケージに「IP△○」(△○にはそれぞれ一桁の数字)が書かれています。
これは、防水および防塵の基準を数値で書き表したもので、0~8の9段階に別れています。
この数字が高ければ高いほど防水・防塵機能が高いということになります。
同じAppleのiPhoneシリーズがiPhone8以降に防水機能をつけたため、これと混同している人がいるようですが、iPadには防水機能はないことを覚えておきましょう。
防水カバーを選ぶ6つのポイント
iPadとiPad Proを防水にするには、市販されている防水カバーをつければある程度の水には耐えうることができます。
しかし、種類も多く何がベストなのかわからないのもまた事実です。
そこで、iPadシリーズの防水カバー選びでポイントとなる6つの観点をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
数字の大きい防水性能のカバーを選ぶ
先にも少し紹介しましたが、防塵・防水の基準については、その多くがアメリカ国防総省が基準を設定した数値で表されます。
例えば、ある防水カバーのパッケージに「IP67」と記載されている場合、防塵機能は6レベル、防水機能は7レベルとなります。
つまり、防水機能が高いものを選ぶには、末尾の数字が大きいものを選ぶほうがいいのです。
ソフトケースかハードケースか
好みの問題に思われがちですが、ケースをシリコン製のソフトケースにするか、ポリウレタンのようなハードケースにするかで使い勝手がやや異なります。
ソフトケースであれば、タッチがしやすく操作性もいいのですが、密閉性が高くなく、充電のたびにケースから出す手間が発生します。
一方のハードケースは、ケースそのものの耐久性は高いものの、1度割れてしまうと書い直さなければならず、また、操作性の面でもソフトケースに劣ります。
利用シーンをよく考えて選びましょう。
シーンに合わせた別の機能
防水機能とは別に、スタンドがあったりすれば、わざわざ手に持ったまま画面を見る必要がないです。
このように、ケースと一口に言ってもさまざまなタイプがあり、利用するシーンによってケースを選ぶ基準は変わってきます。
よく持ち歩くなら、落下防止用のストラップ付きがいいでしょう。
また、小物や小銭を持ち歩く人は、ポケットのついたケースもあります。
防水機能だけにこだわらず、自分がどんなシーンで使うかも想定して選んだほうがいいでしょう。
価格も重要な基準
さまざまな機能があって、好みの色味、おまけに防水機能が高いけど値段が10万円などとなったら、購入するのをためらってしまうでしょう。
実際、こんなに高額なものはありませんが、予算の都合も大事な選定基準です。
もちろん、いろいろな機能がついていたほうが「もしも」のときには便利でしょう。
しかし、普段使わないのに機能だけ多彩で値段も高いようでは意味がありません。
予算の都合と自分の利用シーンをよく考えて購入しましょう。
関連記事:ブルーライトってそんなに悪いの? カットの効果や対策法を紹介
適切なカバーを購入しよう
iPadとiPad Proの防水機能と防水ケースについてまとめました。
防水機能は、生活防水もそうですが、お風呂などで使いたいときや、アウトドアで水辺に行くときにも参考にすべきすべき機能です。
できれば防水機能が高いものがベストですが、値段やその他の機能についても判断材料として、適切なカバーを購入しましょう。
iPadを長く使うためにもぜひ準備してあげてください。