ホームルーターの通信速度が遅いと感じたときには、ホームルーターを再起動したり、使っている端末を再起動したりすれば直ることがほとんどです。
中には通信事業者側のトラブルが原因のものもあります。
速度が遅いことが気になって仕方がないのであれば、プラン変更や光回線への切り替えを検討しましょう。
ホームルーターは光回線よりは遅い
ホームルーターの通信速度は光回線と比べて遅いのです。
以下に通信速度についてまとめてみました。
ホームルーター(WiMAX2)→ 上り30Mbps、下り440Mbps
光回線 → 上り1Gbps、下り1Gbps
ネット接続する場合に重要になるのは「下り」の数値です。
ホームルーターと光回線では圧倒的に差がついており、光回線がいかに速いかよくわかります。
しかし、一般に100Mbpsあれば不自由しないと言われているため、ホームルーターも極端に遅いということはないでしょう。
あくまでも最大値なので、使用環境によって実質通信速度は変わりますので注意してください。
ホームルーターの通信速度が遅い原因と対処法
ホームルーターの通信速度が遅いと感じる原因と対処法は以下のとおりです。
(1) 通信速度制限がかかっている
・ 既定期間中の使用量を超えてしまっているため解除されるのを待つしかありません。
(2) デバイス側の不具合
・ 「Aは速度が遅いけどBは問題ない」など、特定の端末のみ通信速度が遅い場合は、該当する端末を再起動すれば改善する可能性があります。
(3) ホームルーター側の不具合
・ ホームルーターのランプが点滅している、どのデバイスでも接続が不安定な場合は一度ホームルーターの電源を落として再起動すれば改善する可能性があります。
(4) 設置環境がよくない
・ 障害物があると思うように電波が飛ばず、通信速度が遅くなることがあります。
置き場所を変えれば改善されるかもしれません。
(5) ホームルーターの型が古い
・ ホームルーターそのものが古いと思ったような速度が出ないこともあります。
新しく契約し直すことをおすすめします。
ほかの原因として、特定の時間だけ遅くなるといったことがあります。
みんなが回線をよく使う時間は回線も混雑しがちです。
急ぎの用事がなければしばらく待ってみるといいでしょう。
どうしても改善されない場合はプラン変更や回線そのものの見直しを
上記方法をすべて試しても通信速度が改善されない場合は、契約しているプランの変更をするか光回線に乗り換えるなどの方法が必要です。
もともと光回線のほうが通信速度の面では優れているので、思い切って切り替えてしまうといいでしょう。
また、契約先に別の通信プランがあるのであれば変更するといいこともあります。
特に古いプラン・ホームルーターをそのまま使っている場合は、新しいプラン・ホームルーターに切り替えるだけで劇的に通信速度が変わります。
両者はあくまでも最終手段なので、まずは先に説明した5つの方法で改善が見られないかを確認しましょう。
プラン変更や光回線への切り替えはあとで検討しても遅くはありません。
まとめ
ホームルーターの通信速度が遅いと感じるときの対処法を説明しました。
ほとんどの場合、デバイスかホームルーターを再起動すれば解決します。
しかし、実際にやってみて改善はなく、かつほかの方法を試しても効果がない場合は素直にプラン変更か光回線への切り替えを検討しましょう。
通信速度が遅いと何かと不便なことも多くなってきたので、最適な環境づくりのために通信速度にこだわってみるのもいいかもしれません。