生活する上で欠かせないスマホですが、何気なく位置情報を利用していることをご存じでしょうか。
スマホの位置情報の設定をオンにしておくと危険なのでは、と心配になる方も多いでしょう。
そこで、スマホの位置情報をオンにするデメリットを解説します。
また、設定方法や、スマホの位置情報をうまく活用する術をまとめました。
スマホの位置情報をオンにするデメリット
スマホの位置情報をオンにしておくと、デメリットがあるのでしょうか。
まずは、位置情報のデメリットについてまとめました。
危険性を把握して、位置情報をオンにしておく必要があるかを見直すきっかけになれば幸いです。
デメリット1:動画や写真の位置情報が共有される
日常的にスマホで動画や写真を撮影する場合は、位置情報に気をつけたほうが良いでしょう。
位置情報をオンにした状態で撮影を行うと、動画や写真の位置情報が含まれてしまう可能性があります。
そのため、動画や写真を共有した際に、位置情報も一緒に共有されるのです。
気の知れた友人や家族に共有するなら問題はないかもしれませんが、位置情報が含まれる画像データは、無闇に共有しないことが大切です。
デメリット2:アプリの使用で位置情報が漏れる危険性
スマホにインストールしているアプリを使用する際に、位置情報を共有するものがあります。
SNSに投稿をする時や、ゲームなどでも位置情報を求められるアプリがあることを知っておきましょう。
地図アプリなど、位置情報が必要な場合は仕方ありませんが、それ以外のアプリは、設定を見直しが大切です。
デメリット3:データ通信量を消耗する
スマホの位置情報をオンにしておくと、データ通信量を消耗します。
最近では、データ通信量を気にせず使用できるプランが多く、Wi-Fi環境が整っている環境も豊富です。
しかし、データ通信量が少ないプランを利用している場合や、できるだけデータ通信量を抑えたい時は、スマホの位置情報をオフにしておくと良いでしょう。
また、位置情報をオンにしたままにしておくと、データ通信量だけでなく、電池の消耗にも関わっています。
電池残量が少ない時や、極力消費したくない時は、位置情報をオフにしておいて下さい。
スマホの位置情報を上手に利用する方法
スマホの位置情報を、オンにすることが悪いわけではありません。
自分の位置情報がバレてしまうと思うと危険を感じるかもしれません。
しかし、個人情報の取り扱いが厳しくなっており、位置情報を無断で外部に漏れることは考えにくいでしょう。
ただし、絶対に位置情報が共有されないとは限りません。
位置情報を共有したくない時は、設定をオフにしておきましょう。
それぞれのアプリ個別で位置情報設定することができるため、心配な場合は、個別で設定をしておくと安心です。
スマホの位置情報の設定方法とは
スマホの位置情報は、自分で設定を変更できます。
簡単に設定変更ができるため、覚えておくと便利です。
機種によって設定時方法が異なりますが、ここでは、AndroidとiOS、それぞれの設定方法をまとめました。
Androidの位置情報設定方法とは
画面上のメニューバーを使って、設定を行います。
画面上のメニューバーをスワイプし、位置情報のマークを選択して下さい。
位置情報の設定を変更するだけで大丈夫です。
個別にアプリの設定をしたい時は、「設定」を選択し、「位置情報」から行えます。
設定は、「常に許可」、もしくは「アプリ使用中のみ許可」、「許可しない」の3つから選択可能です。
iOSの位置情報設定方法
iOSの「位置情報サービス」は、「設定」から「プライバシー」を選択することで設定できます。
個別のアプリ設定は、「位置情報サービス」から変更可能です。
設定からそれぞれのアプリを選択し、3段階で位置情報の共有設定が選べます。
スマホの位置情報は上手に使い分けることが大切
スマホを安心して使用するためには、位置情報を上手に使い分けることが大切です。
自分に必要な時や、位置情報の共有が不可欠なアプリを使用する時などは、設定を切り替えておくと良いです。
スマホの位置情報は安全に取り扱えば、リスクを軽減できるでしょう。