MVNOは安い値段でスマホが利用できる格安SIMを提供しています。
大手キャリアでは毎月の利用料が高くて支払いが大変という人にとっては救世主的な存在です。
しかし、もともとの利用料金が安いのはうれしいのですができればもっと安くなるとうれしいです。
実は格安SIMには低用量プランがあり、使い方や普段の利用頻度によっては最安に抑えることができます。
今回は最安の格安SIMを、音声SIMとデータSIMに分けてお話します。
低用量プランで最安にするために
本題に入る前に、最安で月々の使用量を抑える方法について簡単に触れておきましょう。
人によっては条件が厳しいかもしれませんが、覚えておくと容量の節約にもつながるのでぜひ試してみてください。
・ データ通信を余り使わない、使ったとしてもメールや調べもの程度
・ 音楽や動画はダウンロードしておく
・ Wi-Fi通信をフル活用する
・ 電話はこちらからかけないようにする
大きく分ければこの4つになります。
意外にも簡単な方法ばかりです。
スマホの料金プランで盲点なのは通話料です。
これは大手キャリアも同じなのですが、基本はデータ通信がメインとなるスマホに明確な通話料金プランは設定していません。
そのためこちらから電話をかけるとその分だけが利用料として請求されるという仕組みになっています。
場合によっては難しいかもしれませんが電話は基本受け手のままでいましょう。
その他も、ざっくり言ってしまえば「外出先でデータ通信をしないようにする」ことに尽きます。
家にWi-Fi環境がある人はそれを使ってスマホにデータを入れておけば解決できます。
端末やSDカードの容量には注意してください。
音声SIM最安はLINEモバイル
まずは音声SIM最安のMOMVです。
容量に差異はありますが、もっとも安いのはLINEモバイルの500MBプランです。
月額料金は1,210円で、ドコモの1Gプランは3,278円です。
LINEモバイルの金額を純粋に2倍にしても1,000円近くの差があります。
LINEモバイルではこのデータ通信の中にLINEの通信はカウントされないオプションが無料でついてきます。
つまり、LINEを多用する人ならそもそも500MBの容量を気にしなくていいということです。
かなりうれしいプランです。
≪画像元:LINEモバイル≫
データSIMでもLINEモバイルが最安
では、通話機能のないデータSIMではどうでしょうか。
実はこれもLINEモバイルが圧勝です。
容量は音声SIMと同じく500MBですが、月々の利用料金はなんと660円です。
これに続くmineoは770円なのでわずかな差ですがLINEモバイルの勝利です。
データSIMは取り扱いの数が少なく、利用シーンもビジネスが多めです。
取引先や外でのメールチェックや調べもの程度であれば十分に使うことができる容量なので問題なく使えそうです。
今のデータSIMに不満なら検討してみてもいいでしょう。
その他の安いMVNO
音声SIMもデータSIMもLINEモバイルが圧勝なのはわかりました。
しかし、実は他にも注目しておきたい格安SIMプランがあるMVNOがあります。
それぞれの特徴を簡単に説明します。
mineo
音声SIMなら500MBで1,540円、データSIMなら770円で利用できるのがmineoです。
どうしても低用量では足りないという人は、申請した翌月にプランを変更することができます。
翌月に通信をする予定があるときに気軽に変更できるのは、他のMVNOにはない強みです。
BIGLOBEモバイル
音声SIMのみになりますが、1GBを1,540円で利用できるのがBIGLOBEモバイル。
その最大の特徴は余った通信量を翌月に持ち越せることです。
余り使わなかった尽きがあると翌月には新たなギガと併せて使えるようになります。
月によって頻度がバラバラな人におすすめです。
OCN モバイル ONE
1GBの音声SIMが月々1,298円で使えるのがOCN モバイル ONEです。
自宅のネット回線がOCN光ならここからさらに220円の割引が適用されます。
音楽アプリの通信カウントが0になる「MUSICカウントフリー」がついており、Amazon Musicなどの通信量がかからない仕様となっています。
意識ひとつで節約につながる
格安SIMを提供するMVNOの最安プランと維持の基本的な方法、各MVNOの特徴について紹介しました。
最安で維持するには少ない容量と日頃の意識が大事です。
毎月最安は難しいかもしれませんが、積み重ねていけば大手キャリアでは実現不可能な金額でスマホを利用することもできます。
最安でスマホが使えるMVNOを検討してみてはいかがでしょうか。