2020年に発売されたiPhone12シリーズは、4モデルの中でも写真や動画に特化したiPhone12 Pro Maxや、手頃な価格帯で実現したiPhone12など、ユーザのニーズに適したモデルが登場しました。
その4モデルの中でも発売前から注目を集めていたiPhone12 miniは、iPhone SE(2世代)よりも小さなサイズ感から「欲しい」と求める人が多く、そのため年内に入手は難しいだろうといわれていました。
iPhone12 miniの発売から1か月経過しましたが、今現在、どのモデルならすぐに手に入れることができるのかをApple Storeと家電量販店で確認してみましょう。
12月時点のApple Store在庫状況
12月中旬、Apple StoreのiPhone12シリーズの在庫状況がどうなっているのか、iPhone12/12 miniの64GBとホワイト、iPhone12 Pro/12 Pro Maxの128GBとシルバーで、出荷日を確認してみました。
iPhone12/12 miniは、どのカラーもストレージ容量でも出荷日が翌日となっていることから、在庫は潤沢で待つことなく入手できることが確認できました。
前評判では年内の入手は難しいといわれていましたが、いい意味で裏切ってくれました。
またiPhone12 Proについては、年内の出荷日ではなくすべてのモデルで2021年1月初旬、iPhone12 Pro Maxは12月29日以降となっています。
では、もっと身近な家電量販店の在庫状況はどうでしょうか。
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12月時点の家電量販店在庫状況
家電量販店ではSIMフリーモデルではなく、携帯電話会社から発売されているモデルの在庫確認となります。
なお在庫確認をした家電量販店は、都内にある大型ターミナル駅近くの大型家電量販店です。
各携帯電話会社の在庫状況は、店頭や各ブースで在庫状況を掲示されていましたが、共通していえることは「iPhone12 miniの在庫が潤沢である」という点です。
各社のスタッフからいろいろ話を聞かせてもらいましたが、11月13日の発売日時点では在庫不足で、予約が必要な状況だったそうです。
ですが、今では数百台近く在庫が余っているとのことです。
そのため「そろそろ機種変更したいな」と思った時に、iPhone12/12 miniを持ち帰りたいと思うユーザは、家電量販店へ行くのがいいかもしれません。
次にApple Storeでも入手困難なiPhone12 Pro/12 Pro Maxは、どのような状況になっているのでしょうか。
ちょうど在庫確認のために訪れた日は、ドコモとソフトバンクで、iPhone12 Pro/12 Pro Maxで在庫がありました。
特にソフトバンクはiPhone12 Pro Maxの128GBのみ、全てのカラーで在庫がある状況でした。
またiPhone12 Proですが、ドコモとソフトバンクで256GBのシルバーとゴールドのみが在庫ありの状況、auは全滅、他のモデルは要予約となっていました。
前評判ではiPhone12 miniだったのですが、蓋を開けてみるとiPhone12 Proの方を求めるユーザが多く、結果在庫が枯渇している状況となってしまったのです。
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なぜこのような状況に?
この在庫状況をみていろいろ考えてみましたが、おそらくiPhone12 miniのサイズ感には期待があったものの、スペックとしてはiPhone12と同じ、カメラに関してはあと少し出費するだけで、トリプルレンズのiPhone12 Proが手に入ります。
少しでも性能の良いモデルを手に入れたいと思うのが、人間の心理というもので、発売当初はiPhone12 miniを狙っていたユーザも、iPhone12 Proに心変わりしていったのではないかと思われます。
またサイズはiPhone12 miniより大きいけれど、価格的にもスペック的な魅力も十分で、コロナ禍のため使いにくくなったFace IDよりも、Touch IDを搭載したiPhone SE(2世代)の方が需要は高く、そちらが売れているようでした。
これらのことから、当初の予想だったiPhone12 miniの爆売れ状況になるという予想は、残念ですが外れてしまったのです。
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実績あり! iPhoneを発売日に入手する方法
欲しいモデルを発売日に手に入れるには、Apple Storeでも予約開始日時にスタンバイをして、いかに早く予約登録するかだけではありません。
SIMフリーがいいとか、Apple Storeがいいというこだわりがなければ、私が4年連続発売日にiPhoneを手に入れた方法があります。
その方法は簡単で、次の2つの条件をクリアすればOKです。
1つめは携帯電話会社が予約受付を開始する際に、開始時間直後から登録を始めることと、受け取り先を最寄りの大型家電量販店にしておくことです。
予約については先着順となってしまうため、できるだけ早く受付を終わらせる必要があります。
そして受け取りは、大型の家電量販店にすることで、発売初日の在庫数が一定以上入ってくる可能性が高くなるからです。
なので、できれば最寄りの小さな店舗より、ターミナル駅などにある家電量販店がお勧めです。
また予約しているけど、店舗でフリー在庫を見かけてしまった時などは、いったん予約している店舗へ連絡をして、キャンセルができることを確認してから、別の店舗で購入するようにしましょう。
こうして待っているだけではなく、こちらも行動して早く次期iPhoneを手に入れてはいかがでしょうか。
そのためにも、家電量販店でのiPhone在庫状況はチェックしておきましょう。
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