以前、母ちゃんから「docomo with(ドコモウィズ)って安い?実際お得なの?」と執拗に質問攻めされました。
確かに、パッと見は安くてお得なのか分かりませんよね・・・
しかも、「毎月1,500円も割引されるには何か罠やデメリットがあるのでは?」と疑いたくもなります。分かります、その気持ち。
そんな疑問に答えるために、今回は「docomo with」について、サービスの内容、お得な申し込み方法、メリット・デメリット、どんな人にオススメか、iPhoneとの月額料金の比較、注意点、評判・口コミ、などを徹底解説します!
新規契約・機種変更でdocomo withに加入する方は、ドコモ公式のオンラインショップでの契約(所要時間3分)が超オススメ!
僕はショップで頭金と言う名の手数料10,800円を取られ、待ち時間・手続きも合わせて2時間半もかかりました・・・オンラインショップを使わないと、本当に損!
- 頭金10,800円が不要
- 手数料2,160円が不要
- 機種代金が5,184円割引
- 3時間かかる手続き時間はゼロ
参考 ドコモオンラインショップ
docomo with(ドコモ ウィズ)の概要
まずは簡単にdocomo with(ドコモウィズ)の概要や割引されるための条件などを解説します。
docomo withとは
「docomo with(読み方:ドコモウィズ)」の対象機種を購入するとdocomo withが適用され、次の機種に変更するまでずっと毎月1,500円が割引されます。
また、docomo withの対象機種は限定されているのですが、機種代金が安いのも特徴!
対象機種の本体価格が安く、その上毎月1,500円割引されるので、これが安さの秘訣なんです。
ただし、デメリットとして、機種を購入した際の機種代金割引である「月々サポート」が適用されません。
ちなみに「月々サポート」とは下の画像の赤枠箇所の割引です。ドコモでスマホを購入すると24ヶ月間はこの割引が適用されるんですよね。
docomo withでは月々サポートの割引はありませんが、その代わりにずっと割引が続くので、長く使うほどお得になるのがメリット!
特に、同じ機種を25ヶ月以上使うような人は、間違いなく従来よりも携帯料金が安くなっちゃうんです。
docomo withのポイントをまとめるとこんな感じ!
- 対象機種が安い
- ずっと毎月1,500円割引
- 月々サポートの割引はない
- 長く使えば使うほどお得に
docomo withの適用条件
docomo withで割引を受けるためには、もちろん適用されるための条件があります。
条件は以下の通りで、ポイントは「対象機種が限定されている」こと!
- 対象機種の購入
- 対象料金プランへの加入
- 対象パケットパックへの加入
- 中学生以上(利用者登録なら何歳でもOK)
次に現在発売中の対象機種は、以下の通り。
docomo with対象機種一覧からも対象機種が確認できるので、ぜひチェックしてみてください!
- AQUOS sense2
- Galaxy Feel2
- らくらくスマートフォンme F-01L
- iPhone 7
- iPhone 6s
- LG style
- arrows Be F-04K
- AQUOS sense
- Galaxy Feel
- らくらくスマートフォンme f-03K
ちなみに、おすすめ機種がどれか悩ましいので、実際に使ってみてどの機種が使いやすいかを以下の記事で比較しました。
こちらもぜひ後ほどご参考ください!
次に、対象のパケットパックは以下の通り。基本的には皆さんが普通に加入するパックが対象なので、特に気にすることはありません。
- ベーシックパック
- ウルトラデータLパック
- ウルトラデータLLパック
- データSパック
- データMパック
- データLパック
- ベーシックシェアパック
- ウルトラシェアパック(30・50・100)
- シェアパック(5・10・15・20・30)など
最後に、対象の料金プランは以下の通り。
- カケホーダイプラン
- カケホーダイライトプラン
- シンプルプラン
docomo withの適用終了条件
「docomo with」は一度適用されても、以下の条件を満たした場合は毎月1,500円の割引が終了するのでご注意ください。
- 対象外機種への機種変更
- 対象プラン/パケットパックの解約
- 回線を解約した場合
ポイントは、対象機種以外に機種変更で割引が終了する点です。
例えば、対象機種を購入して割引が適用されており、次の機種変更の際に対象外機種に変更した場合などはdocomo withの1,500円割引は終了します。
逆を言えば、docomo with対象機種に再度機種変更すれば、1,500円割引は継続。
ただし、docomo withのお得さを最大限に享受したいなら、同じ機種を長く使い続けることをオススメします!
docomo withが適用されているSIMカードを、SIMフリー端末や中古で買ったドコモのスマホに挿して利用する場合ですが、1,500円の割引は継続されます。
対象外の機種(例えばiPhone XSなど)でdocomo withの割引を受ける方法については、以下の記事で解説したので、興味がある方はこちらもご参考に!
docomo withの毎月の料金
「で、結局毎月いくらなの?」と疑問に思っていると思うので、docomo withに加入した場合の毎月かかる携帯料金について説明します。
機種代金の支払い(分割時)は最初の2年間で終了するため、最初の2年間と3年目以降で月額料金が大きく異なるのがポイント!
1人で加入(シェアパック未加入)
まず、シェアパックに加入せず、単独回線(1人)で利用する場合の料金は以下の通りです。
《月額料金》
2年間 | 3年目以降 | |
基本料 | 1,836円 | |
パケット | 3,780円 | |
SPモード | 324円 | |
機種代金 | 1,782円 | 0円 |
withの割引 | -1,620円 | |
合計金額 | 6,102円 | 4,320円 |
※カケホーダイライト、データパックS加入時
※機種代金はiPhone 7の場合
イメージにするとこんな感じ。3年目以降は機種代金の分割払いが終了するため、月額料金が1,782円安くなるのでグッと安くなるんです。
家族で加入(シェアパック加入時)
シェアパックの子回線時の料金は以下の通り。
シンプルプランに加入すれば、3年目以降はまさかの月額302円(税込)と格安SIM並にスマホが持てるのが特徴!
《月額料金》
2年間 | 3年目以降 | |
基本料 | 1,058円 | |
パケット | 0円 | |
シェア月額料 | 540円 | |
SPモード | 324円 | |
機種代金 | 1,782円 | 0円 |
withの割引 | -1,620円 | |
合計金額 | 2,084円 | 302円 |
※シンプルプラン加入時
※機種代金はiPhone 7の場合
イメージにするとこんな感じ。3年目以降は機種代金の支払いがなくなるので、毎月たったの302円となります。子供の携帯に特にオススメ!
シンプルプランの補足をすると・・・
シンプルプランとは、基本料金が税抜980円のプランです。基本料が安い代わりに、通話料は30秒毎に20円がかかるので、あまり電話しない人におすすめのプランになります。
シンプルプランの詳細については以下の記事で解説しました。興味がある方はコチラもご参考ください!
docomo withと機種代金が高いスマホとの料金比較
色々解説しましたが、ここからが一番大事!
結局、「docomo withに加入すると、今までよりもどれくらい安いのか?」という疑問にここでお答えします。
今回は以下を前提として、月額料金(税込)を比較します。
- 機種変更で機種を購入した場合
- カケホーダイライト+データパックSに加入
- キャンペーンの割引は考慮しない
- オプション料金は考慮しない
- 単独回線時(シェア未加入時)の料金
なお、参考までに、「docomo with」の対象機種購入時の機種代金と月々サポートは以下の金額です。
機種代金 | 1,782円 |
---|---|
月々サポート | 0円 |
ドコモウィズの割引 | -1,620円 |
実質負担金 | 月162円 |
※機種代金はiPhone 6sの場合
※iPhone 6sと7は機種代金が同じ
まず結論から言うと、docomo withだと最初の2年間で5〜6万円安くなり、3年目以降も毎月1,620円が安くなります!もちろん、購入する機種によって金額は異なります。
今回は単独回線の料金を記載していますが、シェアパック加入時もほぼ同様です。
iPhone XSとdocomo withの比較
まずは最新のiPhoneとの比較から。
iPhone XS(64GB)の機種代金と月々サポートの金額は以下の通り(2019年3月時点)。
機種代金の分割支払い時、2年間はこの実質負担金が発生します。機種代金の支払いだけで毎月3,000円は高い・・・
機種代金 | 5,373円/月 |
---|---|
月々サポート | -2,457円/月 |
実質負担金 | 2,916円月 |
iPhone 6s(docomo with)とiPhone XSの月額料金の差を図にするとこんな感じ!
ご覧の通り、最新のiPhone XSとdocomo with対象のiPhone 6sとでは、こんなにも料金が違うんです。
docomo with対象機種に機種変更する場合、以下の記事でめちゃくちゃ安くする方法を解説しています!
こちらもぜひご参考に!
Xperia XZ3とdocomo withの比較
次に、2018年11月に発売して、Android端末の人気機種のXperiaとの比較を行います。
Xperia XZ3の機種代金と月々サポートの金額は以下の通り(2018年11月時点)。機種代金の分割支払い時、2年間はこの実質負担金が発生します。
機種代金 | 4,104円/月 |
---|---|
月々サポート | -1,728円/月 |
実質負担金 | 2,376円/月 |
iPhone 6s(docomo with)とXperia XZ3の月額料金の差を図にするとこんな感じ!
先ほど同様に、docomo withの方が断然安いのが一目瞭然!
docomo with対象機種に機種変更する場合、以下の記事でめちゃくちゃ安くする方法を解説しています!
こちらもぜひご参考に!
docomo withの申し込み方法
docomo withは、ドコモショップ、家電量販店、ドコモオンラインショップで対象機種を購入することで適用されます。
ショップや量販店で買う場合は、docomo withの機種狙いであることを伝えましょう!
ただ、確実に安く買えるのは「ドコモオンラインショップ」です。
オンラインショップで購入すれば、以下のようなメリットがあり、ショップ等で買うよりも1〜2万円程度安くすることが可能!
- 頭金が最大10,800円が不要
- 事務手数料2,160円が無料
- 機種代金が5,184円割引
- 手続き時間2〜3時間がゼロ
- プランの強制加入がない
端末の自宅受取ならドコモショップに行く手間が省けますし、ドコモショップでの受取を指定すればショップでの待ち時間や手続き時間を短縮できます!
まさに、忙しい人にぴったり!
オススメは自宅配送にして、もし分からない場合はその後にドコモショップに行くという方法です。
ドコモショップは常に混雑しているので、2〜3時間かかるので自宅配送が断然オススメ!
参考 ドコモオンラインショップ
ドコモ公式のドコモオンラインショップを使ったことがなくて不安な人は、以下の記事で詳細を解説したので、こちらもご参考ください。
ドコモオンラインショップには他にも色々とメリットがあるので、詳しく知りたい方は以下の記事もどうぞ。
ショップ・家電量販店で購入すると頭金がかかるので要注意
下のツイートはGalaxy Feelの頭金についてです。
僕が行ったドコモショップでは、頭金は10,800円でした。実際は頭金ではなくショップの儲けになるただの手数料なので、支払うだけ損なのでご注意ください!
ドコモショップでFeel買おうとしたら頭金7500円でビックリした。本体価格36000円で手数料7500円ってすげぇ…(オプション加入での相殺も無いそうな
— ガビバラ (@gabibara86) June 18, 2017
ドコモの頭金については以下の関連記事で解説したので、興味がある方はこちらもご参考ください。
docomo withのメリット・デメリット
次にdocomo withのメリットとデメリットを分かりやすくまとめます。
docomo withのメリット
docomo withのメリットをまとめるとこんな感じ!
- ずっと毎月1,500円割引
- 機種代金が安い
- シェア子回線なら最安維持費が302円
- SIMフリー端末にSIMを挿しても割引継続
既に説明した通り、docomo withは一度購入した端末を長く使い続けるほど、そのお得度が大きくなります。
3年目以降に関しては、1,500円×利用月数の分だけ普通のスマホを買った時よりも安くなります。
また、先ほど通常時と料金を比較した通り、「docomo with」の対象端末は機種代金が安いのもメリットの一つ。
最後に、docomo withが適用されている対象機種から自分で用意したSIMフリー端末にSIMを差し替えて利用した場合、この場合は1,500円の割引は継続となります。
docomo withのデメリット
docomo withのデメリットをまとめるとこんな感じ!
- 対象機種が限定されている
- 高いスマホにスペック・使い勝手で劣る
- 3年以上同じ端末を使うのは大変
- 機種を買わないとdocomo withに加入不可
まず、一番のデメリットは、対象機種が限定されていることです。機種代金が安い機種が対象機種になるので、当然のことながら最新のiPhoneやAndroidに比べると、機種のスペックや使いやすさで劣ります。
と言いつつも、iPhone 7の登場により、必ずしも最新スマホに大きく見劣るわけではないので、ご安心ください。
次に、特に値引きのメリットが大きい3年目以降ですが、同じスマホを3年以上使うのは大変というのが本音。
というのも、丸2年以上使った時点で、バッテリーの消耗は早くなりますし、動作が鈍く(カクカク)なりがちなので・・・
最後に、docomo withは対象端末の購入が必須なので、プラン変更等では加入できません。
docomo withの対象機種を他所で購入したり他人から譲り受けても、1,500円割引は適用されないのでご注意ください。
docomo withはこんな人にオススメ
説明してきた通り、docomo withでは確かに通常よりも携帯料金が安くなります。
ただ、デメリットもあり、「どんな人にオススメなの?」と疑問を持たれると思うので、オススメな人をまとめると以下のような感じ!
- 高性能・最新なスマホにこだわらない人
- 小学生〜高校生のスマホデビュー
- 丸2年以上も同じスマホを使う人
- 毎月の携帯料金をとにかく安くしたい人
docomo withの注意点
docomo withの注意点をまとめるとこんな感じ!
- 対象外機種の機種変更で割引終了
- 重複適用が不可のキャンペーンや割引あり
まず、docomo withは対象外機種に機種変更をすると割引は終了します。
仮に、機種変更後もdocomo withの対象機種の場合は、再度割引は適用になりますが、その場合は機種変更から2年間は機種代金が再度発生します。
また、以下に記載の割引とは、割引が併用(両方とも割引すること)できず、docomo withが適用になった場合は以下の割引は終了となります。
- 月々サポート
- ドコモの学割2018
- ドコモの学割2017
- はじめてスマホ割
- シニア特割
- ドコモにチェンジ割
- シニアはじめてスマホ割 など
docomo withと併用ができないキャンペーン・割引の詳細については、提供条件書をご確認ください。
docomo withの評判・口コミ
僕だけの意見だと信憑性に欠けるかもしれないので、他の人のツイッター上の評判や口コミも紹介します。
ポジティブな口コミ・評判
まずはポジティブな口コミ・評判!
https://twitter.com/tuna_enma1973/status/970156894651277312
二年半ぶりに機種変更。
ディスプレイが割れ始めたiPhone6からAndroidに復帰。
日本的おもてなしサービスに戻りたくなった次第。もちろん安い。docomo with機なので3万ちょっと。リンゴ8は魅力的だけどあんなに高性能はジブンにはいらないかな、と慣れたリンゴでサクサク入力(~_~;) pic.twitter.com/r7cckOesOn— まさとん。 (@Masantong) February 10, 2018
4年半使ってるスマホがいよいよやばい感じなのでドコモショップへ行ってきた。iPhone一択と思ってたけどⅩはいつ入手出来るか分からないと言われたので、他のも見てみたらdocomo withの料金プランに心奪われ、どどどうしよう。。。めっちゃ安いじゃん。
— piaco (@piaco) November 2, 2017
ネガティブな口コミ・評判
次はネガティブな口コミ・評判!
docomo with、対象端末が欲しいヤツじゃないんだよなぁ。
年間で18,000円も浮くのは相当デカいけど、その為だけに欲しくもない対象端末にするのはデメリットの方が大きい。 https://t.co/1tedl54qwq— 都筑隼人@ヘビーキャンパー (@tuzukihayato) August 29, 2017
docomo withというのは毎月1,500円割引でお得感がありそうに見えますが、docomo withは月々サポートや端末購入サポートがなくて、機種のスペックも微妙に低いです。
— doyoubiyorinoshisya (@doyou_no_shisya) June 20, 2017
docomo with、長く端末を利用する向けのプランらしいけど、対象端末のスペックが低すぎて3年以上の長期に渡って利用するの難しい気がするんだが
— ぴたかん@ガジェット垢 (@Pitakan3) May 24, 2017
docomo withは2019年5月31日で受付終了
docomo withですが、2019年5月31日をもって新規での受付が終了します。
2019年6月1日以降は新たに加入することができないので、docomo withの回線が欲しい人は19年5月31日までに契約しましょう!
ちなみに、既にdocomo withが適用されている人が2019年6月1日以降に機種変更した場合、docomo withを継続することも可能。
ただし、その場合は新しい「端末購入割引」の適用は無しで、端末を定価を買う必要があります。
こちらについて詳細が分かり次第、追記します。
まとめ
以上、docomo withの徹底解説でした。
最後にこの記事のまとめをすると・・・
- 毎月ずっと1,500円割引
- 対象機種が限定されている
- 月々サポートの割引はされない
- 長く使えば使うほどお得に
- 今後廃止される可能性も
docomo withは機種が限定されていますが、対象機種は徐々に増え、端末にハイスペックを望まない人であれば、携帯料金を大幅に安くできるのでオススメです!
繰り返しになりますが、損をしないためにも機種変更はドコモオンラインショップでしましょう!
参考 ドコモオンラインショップ
最後に、数万円お得になるノウハウを盛り込んだ以下の記事もおすすめです!
docomo withでどの機種を買えばいいか悩ましい人には、以下の記事がおすすめ!
ドコモオンラインショップについて詳しく知りたい方は、以下をどうぞ。