iPhoneの新作の発売は毎年一部のファンの間ではお祭りのような状態になります。
今年はコロナの影響もあって恒例となっている行列こそできなかったものの、やはり大きな話題となりました。
今回は2020年に発売された新作のiPhone12、4種類のラインナップと、それぞれの価格、スペックなどを簡単にまとめてみました。
新しいiPhoneのうちどれを購入しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
2020年発売、「新作」iPhoneのラインナップ・発売日
2020年の10月~11月にかけて発売されるiPhoneには大きく分けると4種類存在します。
・ iPhone12 mini(5.4インチ) 2020年11月13日発売
・ iPhone12(6.1インチ) 2020年10月23日発売
・ iPhone12 Pro(6.1インチ) 2020年10月23日発売
・ iPhone12 Pro MAX(6.7インチ) 2020年11月13日発売
それぞれのラインナップでストレージとカラーを選択できます。
新作iPhone12各種のこれまでの端末との大きな変更点
それぞれの端末特有の特徴については次の項目で説明しますが、今回のiPhone12のラインナップ全体の傾向として、これまでと大きく異なる点を挙げていきます。
【外観】デザインの原点回帰
iPhone6以降、従来のフラットなデザインから丸みを帯びた形に変化していましたが、今回原点回帰のフラットデザインに近い形が採用されました。
フレームのデザインは従来の形に近くなっても、画面の比率はiPhoneX以降の仕様を受け継ぎ、大画面となっています。
【ディスプレイ】セラミックシールドを採用
全モデル、ディスプレイを保護するためにセラミックシールドという素材が加工されています。
従来の4倍の強度を実現したとされており、iPhoneを落としてしまい、修理も買い替えもできずにバキバキのまま使わなければならない人は減るかもしれません。
【電波】話題の5Gに全機種対応
日本でも何かと話題になる5Gですが、iPhone12のシリーズから、iPhoneでも全端末対応となりました。
【プロセッサ】全端末共通の最新版を搭載
プロセッサは全端末共通で最新版の「Apple A14」が搭載されており、処理能力が格段に上がっています。
【付属品・その他】従来の付属品が廃止! 充電は新仕様も
これまで新規購入の端末にはもれなく着いてきた充電器とイヤホンが、iPhone12では付属されていません。
これまでの付属品が余ってしまっている、という方にはちょうど良いかもしれません。
今回初めて(もしくは久しぶりに)iPhoneを購入する、という方にとっては付属品の購入が追加の出費となってしまうかもしれません。
4種類の「新作iPhone12」のスペックと価格
全体として新作の傾向を解説しましたが、4種類それぞれのラインナップの特徴について「どれを買うか」という判断材料になるようなポイントと、価格を中心に解説します。
従来の使用感に近い標準端末:iPhone12 (6.1インチ)
≪画像元:Apple≫
まず、一般的なiPhone12に関してです。
サイズは標準的な6.1インチで、ホワイト、ブラック、レッド、ブルー、グリーンの5色展開。カメラはデュアルカメラが搭載されています。
容量は64GB、128GB、256GBから選択でき、それぞれの価格は以下です。
容量 | 価格(税抜) |
64GB | 8万5,800円 |
128GB | 9万800円 |
256GB | 10万1,800円 |
1つ前のバージョンにあたるiPhone11と比較し、少し割高な価格設定です。
サイズ感と価格が魅力:iPhone12 mini (5.4インチ)
≪画像元:Apple≫
iPhone12 miniは5.4インチと、iPhone6以降の端末よりもコンパクトで、容易に片手で扱うこともできるでしょう。
サイズ以外の仕様は標準のiPhone12と全く同じで、価格はサイズが小さい分割安となっています。
容量 | 価格(税抜) |
64GB | 7万4,800円 |
128GB | 7万9,800円 |
256GB | 9万800円 |
iPhone12 miniの価格はiPhone11と全く同水準となっています。
扱いやすい上位機種:iPhone12 Pro(6.1インチ)
≪画像元:Apple≫
iPhone12 Proは6.1インチと、通常のiPhone12と同サイズですが、端末のスペックは高い上位機種です。
大きな違いとしては
・ カラーがシルバー・ゴールド・パシフィック・グラファイトと高級感のある4色展開
・ 端末の容量に64GBがなく、代わりに最高スペックのものが512GB
・ カメラがトリプルカメラとLiDARスキャナ搭載
の3点が挙げられます。
価格も相応に上がりますが、本格的な写真・動画撮影にも対応可能と考えると、趣味や仕事で撮影にこだわりのある方は選ぶ価値があるかもしれません。
容量 | 価格(税抜) |
128GB | 10万6,800円 |
256GB | 11万7,800円 |
512GB | 13万9,800円 |
最高スペックのカメラを持つ大型端末:iPhone12 Pro MAX(6.7インチ)
≪画像元:Apple≫
iPhone12 Pro MAXは基本的なスペックはサイズが異なる意外にはiPhone12 Proと近いですが、カメラの性能は通常のProよりもさらに上っています。
望遠レンズ:iPhone12 Pro 52mm、iPhone12 Pro MAX 65mm、iPhone12 Pro MAXには高度なセンサーシフト機能つき
容量 | 価格(税抜) |
128GB | 11万7,800円 |
256GB | 12万8,800円 |
512GB | 15万800円 |
新型iPhone12はどこで入手可能?
では、具体的に新型iPhone12の端末がどこで入手可能か見て行きましょう。
Apple公式を通じての購入
まず、当然ですがAppleの実店舗およびオンラインストアで入手が可能です。
分割が24回まで手数料0円で可能で、手数料がかかりますが60回払いなどの決済も選択肢も用意されています。
基本的にはSIMフリーモデルの販売になりますが、キャリア指定で購入した場合、割引が受けられます。
また、既存のiPhoneの端末を下取りに出した場合、さらに割引が得られます。
通信キャリアを通じての購入
主要通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の実店舗およびオンランショップでは回線の契約ありきでiPhone12シリーズ各種の購入が可能です。
端末を最大48回までの分割払いで購入できるだけでなく、乗り換えなどの仕組みをうまく使うことによって端末の割引を受けることも可能です。
その他実店舗、ネットショップを通じての購入
iPhone12各種の端末は大手家電量販店の店舗およびオンラインショップでも購入可能です。
公式や通信キャリアから購入するような特典は受けられません。
しかし量販店独自のキャンペーンを展開していたり、高還元率のポイントを受け取れたりするケースもあるため、場合によってはメリットが大きいかもしれません。
発売して時期が立つと、Amazonなどでも購入できるケースがありますが、2020年11月現在は取り扱いがないようです。
最適な端末をセレクトしよう
スマートフォンの中でも高級な端末に位置するiPhoneですが、やはりApple製品のファンを中心に新しい端末の発売は待ち遠しいものです。
今回のiPhone12シリーズは5Gの対応や大幅なデザイン変更も含め前作からかなりのアップデートが見られ、フル活用したい方にとっては手にするのが楽しみなものでしょう。
ぜひ、今回挙げたポイントなども比較しながら、最適な端末を選んでみてください。
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