ワイモバイルから「5G対応プラン」が発表！新料金プランを徹底解説

2020年12月22日にソフトバンクより「ワイモバイルの5G対応新料金プラン、シンプルプランの提供開始」を発表するプレスリリースが行われました。

「5Gに対応した料金プランは高い」というイメージがある中で、ワイモバイルはどのような形態でその新プランを提供していくのでしょうか。

本記事では、各プランの通信容量・利用料金・通話料など現時点で分かり得る内容を余すことなく解説していきます。

「5Gサービスを格安で使いたい」「ワイモバイルの利用を検討している」という方にとっては必見の内容となっていますので、ご覧ください。

ワイモバイルの5G対応プランは「シンプルプラン」

ワイモバイルから新たに提供される5G対応プランの名称は「シンプルプラン」です。

このシンプルプランは「月額料金がずっと変わらないシンプルなスマホ向けの新料金サービス」というコンセプトから思案され、従来のスマホベーシックプランとは少し様相が異なります。

5G回線への対応はもちろんですが「期間ごとに変動する料金が複雑」というユーザーの声と政府からの要請が、この新プランが提供されるようになった背景にあるようです。

実際にワイモバイルが提供するこれまでの料金プランは、幾度かの変更をしたものの「6ヵ月は〇〇円～」や「1年間は〇〇円～」といったものが基準となっていました。

これらのシステムはスマホとその料金プランやキャンペーンに慣れている方であれば気にならないかもしれませんが、スマホ初心者やキャンペーンなどに疎い方であれば確かに複雑かもしれません。

この度のシンプルプラン提供に伴い、従来のスマホベーシックプランも2021年2月以降に順次5G対応していく模様です。

それに伴い「スマホベーシックプランR」の通信容量上限を14GBから20GB、利用料金を4,680円から4,480円に改定する旨も公式サイトより発表されています。

なお、スマホベーシックプランRのプラン内容改定は3月に行われるようです。

ただし、あくまでこれらの内容はシンプルプランが提供開始されるまでにワイモバイルを利用しているユーザーに対する措置になります。

シンプルプランの提供開始に併せて「従来のスマホベーシックプランは新規受付を終了する」という点には注意しておきましょう。

それでは本題のシンプルプランの詳細について解説を行っていきましょう。

料金・プラン内容・通話料など基本となる部分を重点的に明らかにしていきますので、2月の提供開始前となるこのタイミングにしっかりチェックしておくことをおすすめします。

前述のとおり、シンプルプランでは利用期間による料金の変動はありません。

「お家割(A)」や「家族割引」などはこれまで同様の条件と内容で利用可能です。

ただし「ワイモバ学割」については利用可能とのことですが、その割引額に関しては後日公式ホームページで発表されるとの記載がありました。

また、5G回線については追加料金なしで利用することができます。

これらの特徴を踏まえたシンプルプランの料金詳細は以下のとおりです。

【シンプルプランの料金詳細】

上記の料金にも記載されているとおり、シンプルプランに無料通話はふくまれません。

ワイモバイルといえば「格安の料金プランに10分/回の無料通話が含まれている」という点が1つの特徴でしたが、無料通話をオプションにすることによる基本料金の低価格化に重きをおいたようです。

通話オプションの料金と詳細については下記をご覧ください。

【シンプルプラン利用時の通話オプション詳細】

以上、ワイモバイルの5G対応プラン「シンプルプラン」についての解説でした。

新たな通信技術を利用する「5G回線」に対応した料金プランの提供を開始・発表している格安スマホはまだまだ少数といえます。

そんな中で格安スマホの代表格ともいえるワイモバイルからの5G対応発表は、ユーザーや業界内でも大きな注目を集める結果となりました。

まだまだ提供開始前ということもあり、追加情報や変更点などが発表される可能性もありますが期待の大きなサービスであることは間違いありませんね。