「au」から現在使っている端末をそのまま使って格安スマホに乗り換える時や、端末を売りたい時には、SIMロックの解除が必要です。
しかしSIMロック解除は、ややこしいという声が多数上がっています。
ここではau端末のSIMロック解除方法と、自分でできなかったときの対処法を紹介します。
SIMロック解除方法は2通り!
au端末のSIMロック解除は、オンラインまたは店頭で可能です。
オンラインで手続きすれば無料で解除できますが、店頭の場合手数料3,300円(税込)がかかるので、できる人はオンラインでの手続きがおすすめです。
店頭でSIMロック解除するときには、端末購入当日に限り、購入した量販店や併売店でも手続きが可能となっています。
また当日にロック解除する場合には、手数料もかかりません。
オンラインで解除するには、My auにログインし、画面左上のメニューから「サポート」→「操作・設定」→「SIMロック解除」を選択します。
SIMロック解除にはIMEI(端末製造番号)の入力が必要なので、設定アプリの端末情報から確認しておきましょう。
解除ができない時にチェックすべき3つのポイント
SIMロック解除するには、以下の3つの条件があります。
【条件1】 ネットワーク制限、おまかせロックなどの各種ロックがかかっていないこと
【条件2】 端末購入日から100日以上経過していること
※ただし端末を一括払いで購入している場合や、端末料金とそれに紐づくau回線の料金をクレジットカード払いにしている場合は、この限りではありません。
【条件3】 SIMロック解除対象機種であること(2015年4月23日以降発売の機種)
SIMロック解除ができない場合には、上記3点を確認しましょう。
また携帯会社の乗り換えを目的とする時、乗り換え先がau回線を使用している場合には、SIMロック解除は不要です。
au回線を使用している主な格安SIMは、「UQ mobile」「mione」「楽天モバイル」「BIGLOBE mobile」「llJmio」などになります。
SIMロック解除しておくメリット
SIMロックは「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」で購入した端末を、他の携帯会社のSIMでは使えないようしておくものです。
つまり「SIMロック」という名前ですが、実際にロックされているのは端末の方です。
このSIMロック解除は、2015年に総務省より義務化されました。
SIMロックを解除することにより、消費者に以下のようなメリットが生まれました。
・ 端末はそのまま他社に乗り換えることができる
・ 海外のSIMが利用できるため海外旅行が便利になった
・ フリマなどで端末を売買できる
SIMロックは解除したからといって、解約になるわけではありません。
auで端末を新規購入するときには、その場で手数料を負担することなく解除できるので、解除しておきましょう。
ロックを解除せずに解約した端末は、解約後100日で解除できなくなってしまいます。
今後使う予定がない場合でも、念のため解除しておいて損はないので、解約時には事前にロック解除しておきましょう。
現在ではまだ使えるものはもちろん、ジャンク品であってもフリマなどで取引されています。
スマホ自体安い買い物ではないため、本体をau下取りに出さず不要になった時には、SIMロックを解除しておくことでフリマを第二の選択肢にすることができます。
端末の使える幅が広がります
SIMロックは、端末を他社のSIMで使えないようにしておくためのロックです。
このロックは解除しておいても解約にはならず、端末の使える幅が広がるので解除しておくことがおすすめです。
急ぎの時や自分でできない時には店頭に持ち込み、条件が整っている場合には自分で行いましょう。