Androidを搭載したゲーム機GPD XPをご存じでしょうか。
今回この記事ではGPD XPのスペックや性能について紹介。
またAndroid機として通話はできるのか、誰におすすめなのかもお伝えします。
変わったガジェットが欲しい方は必見です。
GPD XPとは?
≪画像元:株式会社天空≫
GPD XPは中国の会社深センGPDが開発した物理コントローラーを搭載したAndroidポータブルゲーム機です。
スマホのようにSIMカードを挿入することで外出時でもオンラインゲームができ、プレイするゲームに合わせて脱着式のコントローラーを変えることができます。
なお、GPD XPには後継機でもあるGPD XP Plusも開発し大幅な性能アップに成功しガジェット界隈では賑わっています。
GPD XP とplusのスペックや性能について
まずはGPD XPとplusのスペックについて見ていきましょう。
| GPD XP | GPD XP Plus |
CPU | MediaTek Helio G95 | Mediatek Dimensity 1200 |
RAM | 6GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | ストレージ 128GB
|
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz |
SIM | nano SIM/デュアルSIM対応 | nano SIM/デュアルSIM対応 |
バッテリー容量 | 7,000mAh | 7,000mAh |
ディスプレイ | 6.81インチ | 6.81インチ |
重量 | 330g〜 ※コントローラー装着により変化あり | 330g〜 ※コントローラー装着により変化あり |
見た目や大きさなどは変わりませんがCPUは後継機のplusの方が良く、記載はしていませんが、ベンチマークも2倍以上あるため、重たいゲームをする場合は後継機の方が快適にプレイできるでしょう。
Androidとして通話は出来るのか?
GPD XPはAndroidを搭載していますが、あくまでもゲーム機としての位置付けにあり通話は非対応です。
そのため音声SIMを入れても通話することはできません。
ただし、使えないのは電話アプリの通話になるためSkypeなどのメッセージ・ボイスチャットはできるため友人とやり取りすることは可能です。
GPD XPやplusはどんな人におすすめか?
ゲームをメインに考えている方
GPD XPはAndroidを搭載した「ゲーム機」という位置づけになりますのでゲームアプリをメインに考えている方におすすめです。
物理コントローラーがついているため、キーマッピング機能を利用すればFPSやTPSなども据え置き機と同様の操作感で快適にプレイができます。
据え置きゲームをリモートプレイしたい方
GPD XPはPS4やPS5、Steamといった据え置きゲームのリモートプレイが可能。
普通のスマホでもありますが、画面内の仮想コントローラーを使う必要があり操作が難しいです。
また、スマホの大きさでは画面が小さくゲームが見にくいことも。
しかし、GPD XPは6.81インチと大きな画面ででき、物理コントローラーもついているため据え置きと同じようにプレイができます。
ガジェット好きにはおすすめだが万人向けではない
GPD XPは電話はできませんが、スマホのように使えるゲーム機のためガジェット好きであればおすすめできます。
ただし、リモートプレイやキーマッピングの設定方法が少しややこしい、重量が少し重いなど、決して万人向けではありません。
そのため、買う際は長く使っていくのか、どう利用するかをしっかりと考えないと無駄なお金を支払うことになるでしょう。
購入する際はよく考えて
GPD XPとplusについて紹介をしました。
Androidゲーム機として据え置きゲーム機のリモートプレイなど魅力のある端末になります。
ゲームが好きで少しのややこしい設定は問題なし、自己解決できる人であればおすすめできますが、普通に遊びたい、普通のスマホとして利用したい場合は向かないので購入する際はよく考えるようにしましょう。