Androidを搭載したゲーム機として発売され、ガジェット好きから話題になっているGPD XP Plusを入手しました。
今回、この記事ではGPD XP Plusを徹底レビュー!
ベンチマークの計測やボイスチャットなどスマホとして使えるのか、性能面について紹介していきます。
GPD XP Plusの主なスペック
«画像元:天空»
GPD XP Plusの主なスペックについて表でお伝えします。
GPD XP Plus | |
OS | GPD Metro UI(Android 11) |
CPU | Mediatek Dimensity 1200 |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB |
リフレッシュレート | 60Hz |
SIM | nano SIM/デュアルSIM対応 |
バッテリー容量 | 7,000mAh |
ディスプレイ | 6.81インチ |
重量 | 330g〜 ※コントローラー装着により変化あり |
ベンチマークを計測
Antutuベンチマークの結果としてスコアはファンをつけていない状態で約57万点で、ファンをつけた場合だと65万点となりました。
最新のハイスペックスマホは100万点を超えるものもあり、最高クラスとは言えませんが重たいゲームも十分に動くレベルです。
またハイスペックスマホは10万以上するものも多いですが、本機は6万円台となるためコスパはそこそこ高くなります。
※ps5と比べると負けますが。
GPD XP Plusを実際に使ってみた!
ではGPD XP Plusの実際の操作感について紹介していきます。
ブラウジングやSNSは快適だが少し重たい
ブラウジングやSNSは快適でストレスが溜まることはありません。
ただ、重量が330gに持つ際はコントローラ部分が上向きになるため重たく感じます。
また、6.81インチと大きいため片手で持つのは難しく、持ち運びはできますが外で気軽にブラウジングできる端末とは言い難いです。
6.81インチなので動画視聴も問題なし
動画視聴に関しては6.81インチの大きめの画面のため動画視聴には問題ありません。
カクカクしたり、途中で止まったりもしませんので快適に動画を楽しめます。
物理コントローラーが少し気になることもありましたが、動画に集中すればそこまで気になりません。
物理コントローラーによりゲームはやりやすい
物理コントローラーがあるためゲームはやりやすいです。
例えば、重たいアプリゲームとして有名な原神ですが、Android版ではタップで操作するのですが、キーマッピングすることでコントローラーでの操作が可能になります。
また、ガーディアンテイルズは物理コントローラーでボタンの割り当てができ、快適に操作ができました。
アプリゲームの操作を快適にして遊びたい人には向いています。
ただし、PS4のリモートプレイは仕様上デュアルショック4のみ対応となるため物理コントローラーを認識しません。
キーマッピングの利用はできますが、操作に難があり、PS4のリモートプレイ目当てならよく考えた方が良いでしょう。
通話はできないがSkypeなどのボイスチャットは使用可能
GPD XP plusは公式通り通話できませんでした。
一部の記事では通話ができるとありましたが、モバイル通話は不可になります。
ただし、Skypeなどのボイスチャット、Zoomのビデオ通話はできるため、友人とゲームをしながらやり取りすることは可能です。
また、今回は検証していませんが使えないのは「モバイル通話」となるため「IP電話」は使えるかもしれません。
あくまでゲーム用でスマホとしては限定的な用途に限られる
GPD XP PlusはブラウジングやSNSなども問題なくできますが、重量が重くコントローラー部分に重心がかかり画面も大きいため、片手で持つのが辛くなってきます。
また、通話もできないため声でのやり取りはボイスチャットのみ。
スマホとして使うには限定的な用途に限られるでしょう。
ただし、ポータブルゲーム機として優秀であり、アプリゲームをメインにするのであれば快適に使えます。
ゲームをメインに考えるのであれば良い端末に
GPD XP Plusをレビューしてみました。
使ってみた感想としては通話はできない、持ち運びはできますが外で気軽にブラウジングができないなどスマホとして使うには厳しいですがゲームをメインに考えるのであれば良い端末になります。
もしアプリゲームをメインに考えている場合は本機を購入してみても良いのではないでしょうか。