スマホの通信速度制限ってめちゃくちゃストレスが溜まりますよね。
スマホの通信速度制限を回避するためには、動画を観る時などはWi-Fiを利用するのが一般的な対策。
そうなると、自宅に光回線を契約するか、ポケットWi-Fi(WiMAX)などを契約する必要がありますが、光回線を開通させるとなると工事・調整が必要になります。
そう、めっちゃめんどくさいんです・・・さらに、見知らぬ工事の人を家に入れることにも抵抗があります。
でも、今回紹介する「Speed Wi-Fi HOME L01s」というホームルーターをなら、端末が届いたら電源を挿すだけで簡単にWi-Fiが利用可能!
しかも、申込みをした最短当日(配送の場合は最短翌日)から開通するので、すぐに使えるメリットもあります。
本記事では、そんな便利なSpeed Wi-Fi HOME L01sについて、実際に使ってみたレビュー・感想、メリット・デメリット、評価・評判・口コミ、損せずに申し込む方法、を徹底解説します!
Speed Wi-Fi HOME L01sのレビュー・感想
今回は以下の項目について検証してみたので、それぞれレビューします!
なお、以降は「Speed Wi-Fi HOME L01s」を「L01s」と呼びます。
- 料金
- デザイン
- 初期設定・操作
- 通信速度・PING
- 通信エリア
- 通信速度制限
- 電波の安定性
- ゲーム(アプリ・据え置き)
- 動画・漫画・雑誌
なお、今回は使用したプロバイダは、僕も契約している「Broad WiMAX」になります。
Broad WiMAXの特徴については以下サイトをご参考ください!
光回線よりも月額料金・初期費用が安い
月額料金は光回線よりも安く、L01sの場合は初期費用(工事費・ルーター代)が不要なのが特徴。
《L01sの月額料金》
開通月 | 1-2ヵ月 | 3-24ヵ月 | 25ヵ月〜 |
---|---|---|---|
2,726円 [日割り] | 2,726円 | 3,411円 | 4,011円 |
※ギガ放題プラン加入時の料金
参考までに、ドコモ光の月額料金は以下の通り。
マンションタイプA | 4,000円 |
---|---|
マンションタイプB | 4,200円 |
戸建タイプA | 5,200円 |
戸建タイプB | 5,400円 |
さらに、光回線の場合は工事費などの初期費用がかかりますが、WiMAXはそれがかかりません。
費用 | 光回線 | WiMAX |
---|---|---|
工事費 | 16,200 〜37,500円 | 0円 |
ルーター代 | 約5,000円 | |
合計 | 21,200 〜42,500円 | 0円 |
※工事費はドコモ光、au光の例
デザインはシンプルでコンパクト
L01sのデザインはシンプルで部屋のコーディネートにも馴染みやすく、また、サイズも比較的に小さいので邪魔になることはありません。
W05と比べると大きく見えますが、実際はかなりコンパクトなのが特徴!
初期設定・操作は直感的には分かり難い
WiMAXの初期設定は簡単なのですが、通常のポケットWi-Fiだと端末に液晶画面があり、それが使えるので直感的に操作ができます。
しかし、L01sの場合は端末に液晶画面がついていないので、初期設定は説明書を見ながら、操作は公式アプリ(Huawei HiLink)を利用する必要があります。
初期設定方法にせよ、公式アプリの使い方にせよ、説明ガイドを見れば誰でもできるほど簡単なので安心!
Modeボタンの利用には最新の注意が必要
L01sの端末の側面に「Modeボタン」がありますが、これを2秒以上長押しすると、通信モードが「ハイスピードプラスエリアモード」になります。
「ハイスピードプラスエリアモード」は使わない方がいいので、このボタンを2秒以上押すのはやめましょう!
もし、モードが切り替わるとLEDランプが緑から黄色に変わるので、黄色に変わっていたらModeボタンを2秒以上押して緑に変えるようにしてください。
通信速度は速く、PING値も安定している
Speed Wi-Fi HOME L01sの最大通信速度(理論値)は以下の通りです。
下り (ダウンロード) | 440Mbps |
---|---|
上り (アップロード) | 30Mbps |
※いずれもWiMAX2+利用時
実際に、「Speed Wi-Fi NEXT W05(下り最大588Mbps)」 と通信速度・PINGを比較してみるとこんな結果に。
L01s | W05 | |
---|---|---|
下り | 89 | 95 |
上り | 15 | 15 |
PING | 35 | 72 |
※東京都内の平日10時台の計測結果
※小数点以下は切り捨て
実際の計測画面はこんな感じ。左がL01s、右がW05になります。
W05の方が下り最大速度が速いので、そこは負けてしまいますが、大きな差は出ませんでした。
L01sならドコモ・au・ソフトバンクなどの携帯回線よりも通信速度が出るのが特徴。
さらに、もっとも特徴的だったのがPING値。
L01sは端末が大きく電波の強度が強いせいか、W05よりもPING値が安定しており、PING値は安定して50以下を出していました。
つまり、オンラインゲームをするならWiMAXの中では優れた端末ということ!
ちなみに、WiMAXは屋内で弱いと言われていますが、自宅の風呂場(かなり屋内)でも通信が安定していました。
実際に、風呂場の浴槽に浸かりながら速度測定した結果は以下の通り。
左がL01s、右がW05で、先ほど同様にL01sの方がPING値・上り速度ともに安定しているのが分かります!
まとめるとこんな感じ!
- 通信速度は平均50Mbpsは出る
- PING値がかなり安定して良いスコアが出る
- ドコモなどの携帯回線よりも通信速度が速い
- W05などのポケットWi-Fiよりも電波が安定
通信エリアはLTEよりも狭い
WiMAXはの「ギガ放題プラン」はデータ量が無制限の代わりに、通信エリアがLTEよりも狭いのがネックになっています。
したがって、WiMAXを契約する前には、自分の自宅や行動エリアがWiMAX2+の圏内かを必ず確認する必要があります。
これ絶対にやりましょう!
ちなみに参考までに、東京・千葉・埼玉・神奈川のWiMAXの電波はこんな感じで、ほぼ電波が繋がります(ピンク色が電波圏内)。
ちなみに、LTEとWiMAXの電波の違いは以下の記事の途中で解説しているので、こちらもご参考ください!
「ネクストモバイル」はポケットWi-Fiの中では最強の電波なので、電波が不安な人はネクストモバイルがオススメ!しかも安いのが特徴!
参考 ネクストモバイル
3日間で10GB以上使うと翌日夜の速度が制限される
WiMAXは無制限なので月間で何ギガでもデータが使えるのですが、その代わりに3日10GB制限という制限があります。
この3日10GB制限された場合でも動画・ネット検索ができる速度ではありますが、ぶっちゃけ使い勝手が悪くなるのが率直な感想です。
ネット検索時のページの読み込み、画像の表示が落ちるので、そりゃあ使いにくくなりますよね。
詳しくは以下の記事にて解説したので、興味がある方は以下もご参考ください。
ただ、3日間で10GB以上使うのは結構大変なので、そもそも制限されること自体あまりありません。
実際、僕は動画、漫画、PS4のオンラインプレイなどをWiMAXで使っていますが、3日間で10GBを超えることはほとんどないです。
ただし、テレビ・パソコンで高画質設定で動画を視聴するとデータの消費が激しく、その場合は3日10GB制限になる可能性が高くなるので、注意しましょう!
スマホで動画を見まくる分には大丈夫です。
ちなみに、先ほど紹介したネクストモバイルであれば、3日10GB制限は一切ありません!
興味がある人は、以下の記事を開いておき、後ほどご参考ください。
参考 ネクストモバイル
複数台で通信しても電波が安定
L01sはホームルーターですが、W05などのようなポケットWi-Fiとは異なり、5GHz帯と2.4GHz帯を同時に利用できます。
一度に同じ帯域の電波を使う人・端末が増えると、通信は不安定になる特性があります。
例えば、花火会場、フェスなどの人の多い場所は通信ができなくなりますよね。
それと同じ考えで、自宅でWi-Fiを使う端末が増えても、L01sの場合は二つの帯域を使い分けることができるので、その分だけ安定して電波を利用することが可能!
ゲームはスマホもPS4などの据え置き型もどちらも問題なし
Speed Wi-Fi HOME L01sでスマホゲームの「荒野行動」、PS4の「モンスターハンターワールド」「ドラゴンボールファイターズ」のオンラインプレイを試しましたが、全く問題ありませんでした!
もちろん、自宅などのWiMAXの電波状況によりますが、東京都内の自宅でプレイした限りでは快適にプレイ可能。
実際、先ほどのPING値を見てもらえれば分かる通り、PS4・任天堂スイッチなどのオンラインプレイをするには十分なPING値が出ています。
動画・漫画・雑誌も問題なく利用できる
僕は動画、漫画、雑誌をタブレットやスマホでよく使うのですが、L01s経由で使っても何ら問題ないことを確認しました。
通信速度が平均50Mbpsは出ているので、携帯回線で使うよりも快適!
Speed Wi-Fi HOME L01sのメリット・デメリット
使ってみた感想として、メリット・デメリットをそれぞれまとめます。
ここではあくまで使用感に関するメリット・デメリットを書くに留めます!
まずはメリット。
- 自宅限定ならW05等よりも速度・PINGが安定
- 複数の端末でWi-Fi利用しても通信が安定
- 工事不要なので申込み後すぐに使える
- 通信速度が高速で平均50Mbpsは出る
- 初期設定が簡単
次は短所。
- 外に持ち運んで使いにくい(自宅専用)
- W05+クレードルとそこまで差がない
- 液晶がないので直感的に操作しにくい
Speed Wi-Fi HOME L01sの評価
使ってみた評価をぶっちゃけると、W05(W04)などのポケットWi-Fi型の端末でええやん、というのが本音!
L01sのメリット自体はあまりないんですよね。
強いて言うなら、2つの周波数帯域を最大40台で接続可能、通信速度・PING値がW05などよりも安定、という点。
これだけであれば、W05(W04)+クレードルでも十分かなぁと思いました。
もちろん、外に一切持ち運びする予定がないのであればL01sでOKですが、一人暮らしで利用するなら絶対にポケットWi-Fi型をオススメします!
ちなみに、W05(W04)のようなポケットWi-Fi型であれば、賢く契約すれば月1,000円以下で利用することも可能!
僕はこの方法を使って、年間4万円近くの通信費(光回線代+スマホ代)の節約に成功したので、以下の記事もぜひご参考ください!
もし、ポケットWi-Fiか光回線か悩んでいる場合は、以下の記事もご参考ください!
Speed Wi-Fi HOME L01sの評判・口コミ
L01sのツイッターでの評判・口コミをまとめてみました!
ポジティブな評判・口コミ
Speed Wi-Fi L01s いろんなsim使えて便利。
そしてUQwimaxの3日10GB超えの低速時間帯でも思ったより安定してる。
速度いらなければ光じゃなくても良いかもな。。。 pic.twitter.com/hfbODCs04O— yohe@ (@yohewi) March 12, 2018
L01sをauで、WX03をlinklifeで使っている。L01sの方が上りも下りも速いんですがこの時間はなぜかこんな速度が。
久々のキャリアなんで信頼してはいます。 pic.twitter.com/H3Pb2elj0K— モリヤマ (@terumo121) March 1, 2018
ネガティブな評判・口コミ
Speed Wi-Fi HOME L01s
くそおせぇんだけど…— ABC (@MHX__MHXX) February 5, 2018
l01とl01sの差がわからん
— あー@ねむい (@Noz_AMD) December 20, 2017
Speed Wi-Fi HOME L01sの損しない申込み方法
L01sを契約するなら、オススメは月額料の安い「Broad WiMAX」です!以下の公式サイトから3分で簡単に申込みが可能!
公式
オプション2つに加入すれば(加入後すぐに解約してOK)、初期費用18,857円が割引されます。さらに、端末代金は全て0円!
繰り返しになりますが、以下公式サイトからWiMAXの通信エリアを確認できるので、契約前には必ず通信エリアを確認するようにしましょう!
契約時のポイントは以下の通り!
- プランは「ギガ放題プラン」を選択
- W05選択時はクレードルはあった方がいい
- 充電器はどこにでも売っているので不要
- 初期費用を無料にするためにオプション2つに加入
なお、初期費用18,857円が無料になるためには、クレジットカード払いが必須です。
クレカを持っていない人は、Biglobe WiMAXがオススメ!こちらはBroad WiMAXほど安くはありませんが、15,000円以上の現金キャッシュバックがあるのが特徴。
まとめ
以上、Speed Wi-Fi HOME L01sを使ってみたレビューでした。
Speed Wi-Fi HOME L01sの魅力をまとめるとこんな感じ!
- 自宅での通信がポケットWi-Fi型よりも安定
- 特にPING値が良いので、オンラインゲーム向き
- データ容量が無制限なのでネットし放題
- 工事不要なので申込み後すぐに使える
- 光回線よりも月額料・初期費用が安い
僕は毎月の通信費が年間で4万円程度の節約ができるW05のようなポケットWi-Fi型をオススメしますが、自宅の利用に限定するのであれば01sもアリ!
参考
もし、何か相談がある場合はツイッター(@sumaare99)までご連絡ください!
以下の記事もよく読まれています。自宅がWiMAXの電波圏外の場合は、電波最強のネクストモバイルがオススメ!