2017年にauが新料金プランとなる「auフラットプラン」の提供を開始しました。
しかし、「ピタットプラン」にせよ「フラットプラン」にせよ、本当にお得かどうかが全然分からない!
さらに、従来のスーパーデジラのデータ定額 20とどっちがいいのかも分かりにくい!
本記事ではそんな疑問に答えるべく、「auフラットプラン」について、プランの詳細、メリット・デメリット、お得になる人、従来プランとどっちが安いか、変更・申し込み方法、注意点、などについて徹底解説します!
一歩間違えると損する可能性もありますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです!
auで新規・機種変更する場合は、auオンラインショップでの契約が超オススメです!
オンラインショップなら4万円以上お得に機種変更することが可能!
機種変更でauフラットプランに加入する方は、auオンラインショップでの契約(所要時間3分)が超オススメです!
特に、auショップでは頭金という名の手数料が取られることがあるので、オンラインショップを使わないと本当に損します!
- 頭金5,400円〜10,800円が不要
- 2〜3時間かかる手続き時間がゼロ
- プランやオプションの強制加入がない
参考 auオンラインショップ
auフラットプランの特徴
まず結論から簡単に言うと、「auフラットプラン」はこんな感じ!
- 5GB以上のデータ量が欲しい人向け
- 従来プランの20GBよりも安くなる場合がある
- 毎月割が非適用
auフラットプランの概要
auフラットプランとは
「auフラットプラン」とは、データ容量が20GB(ギガ)と30GB(ギガ)もある大容量な新料金プランです。
auには既に20ギガと30ギガのデータ定額となる「データ定額20/データ定額30」(総称:スーパーデジラ)がありますが、その違いは後ほど説明します。
このauフラットプランですが、従来のプランとは異なり、料金プラン+データ定額+LTE NETがセットになったコミコミの料金プランになっているのも特徴の一つ。
また、auフラットプランには以下の3つのプランが存在しており、それぞれ定額料と通話定額の有無が異なります。
- auフラットプラン(スーパーカケホ)
- auフラットプラン(カケホ)
- auフラットプラン(シンプル)
auフラットプランの料金・定額料
auフラットプランの毎月の定額料とスマートバリュー加入時の割引額は以下の通りです。
<定額料およびスマバリ割引額>
プラン名称 | 定額料 | スマバリ 割引額 |
auフラットプラン20 (シンプル) | 6,000 | -1,000 (永年) |
auフラットプラン20 (スーパーカケホ) | 6,500 | |
auフラットプラン20 (カケホ) | 7,500 | |
auフラットプラン30 (シンプル) | 8,000 | |
auフラットプラン30 (スーパーカケホ) | 8,500 | |
auフラットプラン30 (カケホ) | 9,500 |
※記載の金額は2年契約加入時(「誰でも割」加入時)
加入条件
加入条件はシンプルで、「4G LTEスマートフォン(iPhone含む)を利用していること」になります。
したがって、既存のユーザーがプラン変更でauフラットプランに加入することも可能です。
受付開始時期と適用時期
auフラットプランの受付開始時期は2017年7月14日からです。
また、4G端末間の機種変更やプラン変更で加入する場合、auフラットプランは翌月から適用となります。
変更・申し込み方法
auフラットプランへの変更は以下にて可能です。
- auショップ
- My au(プラン変更のみ)
- オンラインショップ(新規・機種変更のみ)
- コールセンターへの電話(プラン変更のみ)
参考 auコールセンター
参考 My au
スマホ応援割
以下の条件を満たすと1,000円×12ヶ月間の割引が適用されます。
ざっくり言うと、キャンペーン期間中に端末を買えば安くなるということ!
- 新規・機種変更で対象プランに加入
auフラットプランの注意点
注意点をまとめるとこんな感じ!
毎月割が非適用
マンスリーポイントの対象外
従来プランとフラットプラン間の変更不可
テザリングは500円
毎月割が非適用
auフラットプランの場合、毎月割が適用されません。これ超重要!
さらに、毎月割(機種代金割引)が適用中の人がプラン変更でauフラットプランに変更した場合、毎月割は終了します。
プランを従来プランに戻しても毎月割は復活しないのでご注意ください・・・
毎月割とは、機種を購入した場合に24ヵ月間にわたって提供される端末割引です。
マンスリーポイントの対象外
auフラットプランはマンスリーポイントの対象外になります。
従来では、毎月の携帯料金1,000円毎にWALLETポイントが10ポイント付与されるのですが(還元率1%)、auフラットプランにはそれがありません。
ただし、マンスリーポイントは対象外ですが、au STAR加入時はau STARの特典としてWALLETポイントがもらえます。
定額料1,000円毎の付与ポイント数は以下の通り。au利用期間によって異なります。
au利用期間 | 1,000円毎の ポイント付与数 |
〜4年 | 10ポイント |
〜7年 | 20ポイント |
〜10年 | 30ポイント |
〜13年 | 40ポイント |
〜16年 | 60ポイント |
16年超 | 80ポイント |
au STARが何かわからない方は、以下の関連記事も後ほどご参考ください!加入しないと損ですよ!
※記事タイトルをクリックすると別の記事が開きます
従来プランとフラットプラン間の変更が不可
これも地味に大事!
要は、2018年2月以降はフラットプラン⇄従来プラン間の変更が自由にできないということです(機種購入時のみ変更可能)。
例えば、従来プランで毎月割が適用されていた人が、毎月割が終了したタイミングでフラットプランに変更しようにも、機種を購入しないと変更できないということです。
フラットプランは機種代金を払い終えている人が一番メリットを享受できるプランですが、機種代金を払い終えた後にお得なプランに変更しようにも、それはできないということを意味します。無念・・・
テザリングは月額500円
最後ですが、auフラットプラン加入時のテザリング料金は以下の通りです。
2018年3月末までであれば、auフラットプラン加入者は全員テザリングが無料!
月額料 | 500円 |
無料期間 | 2018年3月末まで |
なお、2018年4月以降はテザリング無料キャンペーンが終了することをauが発表しました。
2018年4月以降にフラットプランなどでテザリングを利用する場合は、月額500円がかかるのでご注意ください。
auユーザーだけが年間3万円お得になる方法
この次にフラットプランが本当にお得かどうかを解説しますが、その前にお得な情報を紹介させてください!
au WALLET ゴールドカードに入会&利用するだけで、最大20,000円相当のポイントがもらえます!
さらに、au WALLET ゴールドカードなら、以下のような特典があり、ハッキリ言って、auユーザーには最強のクレカになっています。
- au利用料の10%がポイント還元
- 利用に応じて4000ポイント毎年もらえる
- Wowma!で使えるクーポン年間1.2万円分
- 入会&利用で最大1万ポイントもらえる
- 国内31空港+ハワイのラウンジが無料
- ゴールドカードなのでカッコイイ
- 通常の支払いでも還元率1%と高い
まだクレジットカードを持っていない人はもちろんのこと、既にクレジットカードを持っている人も、au WALLET ゴールドカードは本当におすすめ!
毎月発生する携帯利用料の10%がポイント還元されるのは太っ腹すぎます。例えば、月9,000円の利用料なら、年間10,800円相当のポイントがもらえちゃいます。
普通のクレカなら、還元率はせいぜい1%なので年間で1,080円相当のポイントしかもらえません・・・
詳細は以下の関連記事にて解説したので、こちらもぜひご参考ください。
au WALET ゴールドカードなら年間3万円以上お得になり得るカラクリを説明しています!
auフラットプランとスーパーデジラの料金比較
auフラットプランですが、同じ容量のスーパーデジラに比べてお得なのか、安いのかよく分かりません。
ここでは、従来プランとauフラットプランについて実際の毎月の料金(維持費)を比較することで、どちらに加入する方がお得かを示したい思います!
なお、今回の比較は以下を前提にし、フラットプラン、ピタットプラン、従来プラン(スーパーデジラ)の3つのプランで比較します。
また、通話タイプ(シンプル・スーパーカケホ・カケホ)それぞれに加入した場合の毎月かかる合計金額を記載しています。
- スマートバリュー未加入時
- 各プランとも20GB
- 棒グラフは月額料金を指す
- アップグレードプログラムEX未加入時
従来プランのスーパーデジラやアップグレードプログラムEXが分からない人は以下の記事もご参考ください!
※記事タイトルをクリックすると別の記事が開きます
機種代金を払い終えている場合の料金
シンプル(従来プランはスーパーカケホ加入時)、スーパーカケホ、カケホそれぞれ加入時の毎月の維持費の比較はこんな感じ!
ピンクと濃いブルーの棒を見比べてください!
ざっくり言うと、auフラットプランに加入すると、従来プランよりも1,500円〜2,000円ほど安くなります。
電話を全くしない人はフラットプラン(シンプル)に加入すると、従来プランよりも2,000円も節約!いいね!
機種変更でiPhoneを購入した場合の料金
機種変更でiPhone 8の64GBを購入した場合、機種代金と毎月割は以下の金額の通り(2018年3月時点)。
機種代金 | 3,810円×24ヵ月 |
毎月割 | 2,670円×24ヵ月 |
実質負担金 | 1,140円×24ヵ月 |
※フラットプラン・ピタットプランは毎月割は非適用
シンプル(従来プランはスーパーカケホ加入時)、スーパーカケホ、カケホそれぞれ加入時の1年目の毎月の維持費の比較はこんな感じ!ピンクと濃い青を見比べてください。
なお、ピタットプランとフラットプランは1年目は「ビックニュースキャンペーン」が適用されて、毎月1,000円安くなっています。
次に機種購入から2年目の毎月の維持費はこんな感じ!
最後に3年目以降の毎月の維持費はこんな感じ!機種代金を支払い終えると、フラットプランとピタットプランの安さが目立ちます!
結論から言うと、最初の2年間は従来プランが若干安いですが、3年目以降はフラットプランが断然安いのが特徴!
アップグレードプログラムEXに加入すると、フラットプランが従来プランよりも安くなるので、毎月の維持費を抑えたい人はフラットプランでアップグレードプログラムEXに加入することをオススメします!
アップグレードプログラムEXは機種代金が実質半額になるプログラムです!
詳細を知りたい方は以下の関連記事も合わせてご参考ください!
※記事タイトルをクリックすると別の記事が開きます
機種変更でAndroidを購入した場合の料金
機種変更でGalaxy S8を購入した場合、機種代金と毎月割は以下の金額の通り(2017年7月13日時点)。
機種代金 | 3,780円×24ヵ月 |
毎月割 | 1,386円×24ヵ月 |
実質負担金 | 2,394円×24ヵ月 |
※スマートパス未加入時(未加入時の方が総額が安いため)
シンプル(従来プランはスーパーカケホ)、スーパーカケホ、カケホそれぞれ加入時の毎月の維持費の比較はこんな感じ!まずは機種購入から2年間の金額。
※フラットプランとピタットプランは最初の1年間はこの画像の金額から1,000円引いた金額になります
次に機種購入から3年目以降の金額。
結論を言うと、機種代金・毎月割の金額次第ですが、多くのケースでauフラットプランの方が最初の2年間の金額が安くなります!
3年目以降はフラットプランの方が断然安いので、トータルコストで考えるとauフラットプランの方がお得になります。
なお、端末価格の安いAndroid端末であれば、最初の2年間からauフラットプランの方が断然安くなるので、安い機種や廉価な機種を購入する場合は、迷わずauフラットプランを選択した方がお得です!
参考までに、URBANO V03(機種代金:1,575円×24ヵ月、毎月割:351円×24ヵ月)という廉価な機種を購入した時の最初の2年間の維持費はこんな感じ。これは激安!
※フラットプランとピタットプランは最初の1年間はこの画像の金額から1,000円引いた金額になります
auフラットプランのメリット・デメリット
auフラットプランのメリット・デメリットをまとめるとこんな感じ。
まずはメリットから。
- 従来プランよりも安くなることが多い
- 通話をしない人向けの安いプランがある
- 20ギガ以上あるので通信速度制限になりにくい
次にデメリット。
- スマートバリューがなければ維持費は6,000円以上
- 機種代金次第では毎月の維持費が高くなる
- アップグレードプログラムEXに加入しないと維持費が高い
まとめ
長くなってしまいましたが、以上auフラットプランの解説でした!
まとめると、5ギガ以上使う人はauフラットプランがオススメ!従来プランのデータ定額20(スーパーデジラ)よりも毎月の携帯料金が安くなる可能性が高いです。
以下の記事もめちゃくちゃ読まれているので、少しでも金銭的にお得になりたい人はぜひご参考ください!
25ギガでNetflixとビデオパスが無料の「auフラットプラン25 Netflixパック」やデータ無制限の「auデータMAXプラン」が気になる人は、以下の記事をご参考ください。