auが新料金プランとなる「auピタットプラン」と「auフラットプラン」の提供を発表しました。パッと見た感じ、安いのかどうかが分かりません。
今回は、「auピタットプラン」に限定して、プランの詳細、メリット・デメリット、オススメになる人、本当に安いのか、変更方法、注意点、などについて徹底解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
追記:iPhoneもピタットプランの対象になりました
auで新規・機種変更する場合は、auオンラインショップでの契約が超オススメです!iPhone 8の予約・購入はオンラインショップが断然お得!
新規契約・機種変更でauフラットプランに加入する方は、auオンラインショップでの契約(所要時間3分)が超オススメです!
特に、auショップでは頭金という名の手数料が取られることがあるので、オンラインショップを使わないと本当に損します!
- 頭金5,000円〜1万円が不要
- 手続きにかかる2~3時間がゼロ
- プランやオプションの強制加入がない
参考 auオンラインショップ
auピタットプランの特徴
まず結論から先に言うと、ピタットプランはこんな感じ。
データ利用量が3ギガ未満なら安い
機種代金完済後の加入はかなり安い
iPhoneもAndroidも加入可能
アップグレードプログラムEXで安くなる
ちなみに、auフラットプランについては以下の別記事で詳細に解説しています!データを3GB以上使うような人には、auフラットプランの方がオススメなので、併せてご参考ください!
また、ピタットプランに機種変更で加入する場合、「アップグレードプログラムEX」に加入する方が結構安くなるので、以下の関連記事も必ずご参考ください!
※記事のタイトルをクリックすると別の記事が開きます
auピタットプランの概要
auピタットプランとは
「auピタットプラン」とは、当月の使ったデータ量に応じて料金が変動する新料金プランです。データ利用量1ギガ、2ギガ、3ギガ、5ギガを超える毎に毎月の定額料金が自動で上がる五段階の定額プランになっています。
データをあまり使わなかった月は料金が安く、データを沢山使った月は料金が高くなるプランとご理解ください!
さらに、従来のプランは料金プラン(通話)+データ定額(データ)+LTE NET(ネット接続料)のそれぞれに加入する必要がありました。
しかし、今回のauピタットプランでは、料金プラン+データ定額+LTE NETがセットになったコミコミの料金プランになっているのも特徴の一つです。
なお、auピタットプランは以下の3つのプランが存在しており、それぞれ定額料と通話定額の有無が異なります。
auピタットプラン(スーパーカケホ)
auピタットプラン(カケホ)
auピタットプラン(シンプル)
参考 auピタットプラン
毎月の料金・定額料
キャンペーンなどの割引適用前の定価となる料金は以下の通りです。スマートバリューや後述するビッグニュースキャンペーンが適用されない場合は、以下の金額になります。
料金は分かりやすく、1GB増える毎に1,000円値上がりします。また、スーパーカケホはシンプルプランに+500円、カケホはスーパーカケホに+1,000円、となっています。
参考までに、ピタットプラン加入時のスマートバリューの割引額も記載しておきます。
<ピタットプランの定額料>
プラン | 1GB | 2GB | 3GB | 5GB | 20GB |
カケホ | 4480 | 5480 | 6480 | 7480 | 8480 |
スーパー カケホ | 3480 | 4480 | 5480 | 6480 | 7480 |
シンプル | 2980 | 3980 | 4980 | 5980 | 6980 |
※いずれも2年契約の場合(「誰でも割」加入時)
<ピタットプラン時のスマートバリュー割引額>
プラン | 1GB | 2GB | 3GB | 5GB | 20GB |
カケホ | -500 | −1,000 | |||
スーパー カケホ | |||||
シンプル | – | -500 |
加入条件
加入条件はシンプルで、「4G LTEスマートフォン(iPhone含む)を利用していること」になります。
したがって、既存のユーザーがプラン変更でピタットプランに加入することも可能ですし、機種購入時に同時加入することも可能です。
受付開始時期と適用時期
auピタットプランの受付開始時期は2017年7月14日からになります。
また、4G端末間の機種変更やプラン変更で加入する場合、auピタットプランは翌月から適用となります。
申し込み方法・変更方法
auピタットプランへの変更は以下にて可能です。
auショップ
My au
auオンラインショップ
コールセンター
参考 auコールセンター
参考 My au
auピタットプランへの具体的な変更方法は以下の記事にまとめました!
※記事タイトルをクリックすると別の記事が開きます
新規・機種変更するついでにauピタットプランに加入したいと考えている方は、auオンラインショップでの契約が超オススメです!忙しい人にもピッタリ!
新規契約・機種変更でauピタットプランに加入する方は、auオンラインショップでの契約(所要時間3分)が超オススメです!
特に、auショップでは頭金という名の手数料が取られることがあるので、オンラインショップを使わないと本当に損します!
- 頭金5,000円〜1万円が不要
- 2〜3時間かかる手続きがゼロ
- プランやオプションの強制加入がない
参考 auオンラインショップ
ビッグニュースキャンペーン
意味不明なキャンペーン名称ですが、以下の条件を満たすと1,000円×12ヶ月間の割引が適用されます。要は、キャンペーン期間中に端末を買えば適用されます。
当初はiPhoneは対象外でしたが、iPhone 8の発売に伴いiPhoneも対象になりました。
新規・機種変更と同時にピタットに加入
2017年7月14日〜12月31日までに申込み
上記キャンペーンとスマートバリュー考慮後のiPhoneとAndroidの価格は以下の通り。
プラン | 1GB | 2GB | 3GB | 5GB | 20GB |
カケホ | 2980 | 3980 | 4480 | 5480 | 6480 |
スーパー カケホ | 1980 | 2980 | 3480 | 4480 | 5480 |
シンプル | 1980 | 2480 | 2980 | 3980 | 4980 |
※2年目以降はキャンペーンが終了して上記が1,000円値上げ
auピタットプランの注意点
注意点をまとめるとこんな感じ!
毎月割が非適用
マンスリーポイントの対象外
2018年2月以降は従来プランへ変更不可
テザリングは500円
データギフト(長期優待含む)、くりこしは対象外
3日6GB制限あり
毎月割が非適用
auピタットプランで一番ポイントになるのがココです。auピタットプランの場合、毎月割が適用されません。
さらに、毎月割(機種代金割引)が適用中の人がプラン変更でauピタットプランに変更した場合、毎月割は終了します。プランを従来プランに戻しても毎月割は復活しません。
マンスリーポイントの対象外
auピタットプランはマンスリーポイントの対象外になります。従来、毎月の携帯料金1,000円毎にWALLETポイントが10ポイント付与されるのですが(還元率1%)、auピタットプランにはそれがありません。
携帯料金を安くする代わりに、ポイントはあげないよってことです。ケチ。なお、auピタットプラン加入時のau STARのポイント付与数は以下の通りです。
au STARが何かわからない方は、以下の関連記事も後ほどご参考ください!加入しないと本当に損!
従来プランとピタットプラン間の変更が不可
これも地味に大事です。
要は、2018年2月以降はピタットプラン⇆従来プラン間の変更が自由にできないということです(機種購入時のみ変更可能)。
例えば、従来プランで毎月割が適用されていた人が、毎月割が終了したのでauピタットプランに変更しようにも、機種を購入しないと変更できないということです。
今回のauピタットプランは機種代金を払い終えている人が一番メリットを享受できるプランなのですが、機種代金を払い終えた後にお得なプランに変更しようにも、そうは問屋が卸さないということです。これはすごく残念・・・
テザリングは月額500円
最後ですが、auピタットプラン加入時のテザリングは以下の通りです。2018年3月末までであれば、auピタットプラン加入者は全員テザリングが無料です。
月額料 | 500円 |
無料期間 | 2018年3月末まで |
データギフト、長期優待データギフト、データくりこしは対象外
ピタットプランに加入時はこれらのサービスは適用対象外になります。
「データギフト」は家族間でデータをプレゼントし合うサービス、「長期優待データギフト」はauの利用が4年以上なら3ヶ月に1回データがもらえるサービス、「データくりこし」はデータ容量が余った際に翌月に繰り越しするサービス、を指します。
auピタットプランは安いのか?
auピタットプランですが、イマイチ安いのか高いのか分かりにくいので、従来プラン(カケホ・スーパーカケホ)と比較してどちらが安いのかを説明します!ここが最も重要!
機種代金の支払い有無で、どのプランに加入するのがお得なのかが変わってくるので、それぞれケース毎に説明します。
機種代金を払い終えている場合の料金
結論から言うと、新プランの「auピタットプラン」「auフラットプラン」に加入する方が断然安くなります。機種代金を払い終えている場合は、ぜひプラン変更しましょう。
ただし、auピタットプランの場合は、データ容量を使いすぎると、変更前の従来プランよりも高くなってしまうことも想定されるので、その点はご注意ください。
また、毎月必ず5GB以上必要な人は、最初から「auフラットプラン」に加入した方が安くなります。こちらについては、別記事にて解説しているのでご参考ください!
今回は以下を前提として、毎月かかる合計金額を比較しています。従来プランとピタットプランのデータ容量ごとの比較となります。
スマートバリュー(3年目以降の割引額)
オプションは未考慮
棒グラフは月額料金
iPhone/Androidともに同じ料金
<通話をほとんどしない人>
まずは通話をほとんどしない人の料金について解説します。
ピタットプランはシンプルに加入
※従来プランは2GBのみカケホ加入
この場合の毎月の料金はこんな感じ。ピタットプランの方が断然安くなっています。
ただし、元々が3GB以下のデータ定額に加入していた人が、ピタットプランで5GB以上を利用すると、逆に高くなるので注意が必要です。
<5分まで通話定額を希望する人>
次に5分までの通話がかけ放題のスーパーカケホに加入する人の説明をします。
ピタットプランはスーパーカケホに加入
※従来プランは2GBのみカケホ加入
この場合の毎月の料金はこんな感じ。こちらもピタットプランの方が安く、3GB未満であれば4,500円以下でスマホが利用できることになります。
<完全通話定額を希望する人>
最後にどれだけ通話をしても定額のカケホに加入する人の説明をします。
ピタットプランはカケホに加入
この場合の毎月の料金はこんな感じ。前述の二つに比べると従来プランとの値段差は小さいですが、ピタットプランの方が安くなっています。
ピタットプランで3GB以上を使ってしまうと、約6,500円以上の金額になるので、元々3GB以下のデータ定額に加入していた人は注意が必要です。
機種変更で端末(iPhone)を購入した場合の料金
実際のiPhoneを例に、従来プランとauピタットプランを通話の頻度に応じて比較してみます。
まず、機種変更でiPhone 8(64GB)を購入した場合、機種代金と毎月割は以下の金額の通りです(2017年9月15日時点)。
機種代金 | 3,810円×24ヵ月 |
毎月割 | 2,515円×24ヵ月 |
実質負担金 | 1,295円×24ヵ月 |
今回は以下を前提として、毎月かかる合計金額を比較します。従来プランとピタットプランのデータ容量ごとの比較となります。
スマートバリュー(3年目以降の割引額)
オプションは未考慮
1GBとピタットプランは毎月割なし
アップグレードプログラムEX未加入時
棒グラフは機種代金込みの料金
なお、今回はアップグレードプログラムEXに未加入の前提で計算しますが、アップグレードプログラムEXに加入するとピタットプランはもっと安くなります。
詳しくは別記事で解説していますので、後ほど以下の記事もご参考ください。
※記事のタイトル名をクリックすると別記事が開きます
<通話をほとんどしない人>
まず、通話をしない人の料金の説明をします。比較前提は以下の通り。
ピタットプランはシンプルに加入
※従来プランは2GBのみカケホ加入
最初の1年目の料金は以下の図の通り。ピタットプランはビックニュースキャンペーンが適用になり毎月1,000円が割引されます。
2年目の料金は以下の図の通り。ピタットプランが1,000円値上がりし、1GBを除いて基本的には従来プランの方が安いです。
3年目以降の料金は以下の図の通り。機種代金が完済になるので、ピタットプランがかなり安くなります。
<5分まで通話定額を希望する人>
次に5分までの通話定額を希望する人の料金を説明します。比較前提は以下の通り。
ピタットプランはスーパーカケホに加入
※従来プランは2GBのみカケホ加入
まず最初の1年目の料金は以下の図の通り。最初の1年間はピタットプランがキャンペーン適用で1,000円安くなります。
ただし、スーパーカケホにしたことでピタットプランの料金が500円高くなったので、全体的にピタットプランが割高になります。
次に2年目の料金は以下の図の通りです。ピタットプラン向けのキャンペーンが終了して1,000円値上がりします。
最後に、3年目以降の料金は以下の図の通り。機種代金が完済になるので、ピタットプランが激安になります。
<完全通話定額を希望する人>
どれだけ通話しても通話が定額になるカケホを希望する場合の料金を説明します。比較前提は以下の通り。
ピタットプランはカケホに加入
まず1年目の料金は以下の図の通り。キャンペーンでピタットプランが1,000円安くなっています。ただし、カケホにしたことで、ピタットプランの高さが目立ちます。
次に2年目の料金は以下の図の通り。キャンペーンが終了してピタットプランが1,000円値上がりし、全体的にかなり高さが目立ちます。
3年目以降の料金は以下の図の通り。機種代金の完済によりピタットプランが安くなりますが、カケホを選択しているため、従来プランと比較して600円前後安くなることに留まっています。
アップグレードプログラムEXについては以下の記事をご参考ください。
※記事のタイトルをクリックすると別の記事が開きます
auピタットプランのメリット・デメリット
auピタットプランのメリット・デメリットをまとめるとこんな感じ。
<メリット>
- 機種代金次第ではかなり安い
- 自分で料金をコントロール可能
- 通話が少ない人向けのプランがある
<デメリット>
- 毎月割がないので逆に高いケース有り
- データを使いすぎると高くなる
- 料金を気にする必要があるので面倒
auピタットプランに変更してみた感想・評判
僕は機種代金を支払い終えていたので、iPhoneをピタットプラン(シンプル)に変更しました。
基本的にはずっとWi-Fiに接続しているため利用データ量は1GB未満で、通話も全くしていません。
そうすることで、毎月の携帯料金が2,980円にまで下がりました!もうね、これは最高です!使い方次第では、かなり安くなる印象を受けました。
下は実際の請求書です。基本使用料とオプション使用料を足すと2,980円になっています。
まとめ
長くなってしまい申し訳ありませんが、以上auピタットプランの徹底解説でした!
ピタットプランを簡単にまとめるなら、既に機種代金の支払いが完了している人はプラン変更で加入するのは有り、機種代金がある場合は機種代金次第では加入するのは有り、毎月データ利用量が3ギガ未満の場合は加入するのは有り、ということです。
従来プラン⇆ピタットプランの変更が自由にできればかなりマシなプランになるのですが、2018年2月以降は機種変更時にしか従来プラン⇆ピタットプランの変更ができません。これは本当に残念。
逆に携帯料金が割高になる可能性もあるプランなので、機種変更時に加入するプランはよく考えて決めましょう!
auで新規・機種変更する場合は、auオンラインショップでの契約が超オススメです!iPhone 8の予約・購入はオンラインショップが断然お得!
新規契約・機種変更でauフラットプランに加入する方は、auオンラインショップでの契約(所要時間3分)が超オススメです!
特に、auショップでは頭金という名の手数料が取られることがあるので、オンラインショップを使わないと本当に損します!
- 頭金5,000円〜1万円が不要
- 手続きにかかる2~3時間がゼロ
- プランやオプションの強制加入がない
参考 auオンラインショップ