ドコモがauの「ピタットプラン」をコピーした「ベーシックパック」「ベーシックシェアパック」というサービスを新たに発表しました!
僕の場合、このベーシックパックに変更すると、なんと月1,400円近くも安くなることが判明!ドコモさん、やってくれるぜ!
この新サービスの特徴ですが、一言で言うと「使った分に応じて毎月の料金が変動する」というもの。
しかしパッと見は分かりにくいサービスなので、「実際に今より安くなるのか?」「メリット・デメリットは?」「どんな人にオススメか?」など、疑問に思っている人も多いはず。
本記事ではドコモの「ベーシックパック」「ベーシックシェアパック」について、サービス概要、実際の料金・維持費、メリット・デメリット、どんな人がお得になるか、注意点、評判・口コミ、評価・ドコモの狙い、などを徹底解説します!
昔ソフトバンクで料金プランの企画・導入をしていたプロの僕だからこそ、丁寧に分かりやすく新サービスの全貌を明らかにしていきます!
- 新サービスの概要・料金
- 新サービスのメリット・デメリット
- 新サービスの変更方法・適用日
- 新サービスが本当にお得かどうか
- 新サービスでお得になる人がどんな人か
- 新サービスの評価・評判・口コミ など
「ベーシックパック」「ベーシックシェアパック」の特徴
まず初めに結論から述べます。
「ベーシックパック」「ベーシックシェアパック」のポイントをまとめるとこんな感じ!それぞれ詳しく解説していきます。
- 通話もデータも使わない人は安くなる
- データを沢山使う人が加入すると値上げ
- 使ったデータ量に応じて月額料金が変動
- docomo with併用で2,480円から利用可
- 使い方に注意しないと高くなる
ベーシックパック/ベーシックシェアパックの概要
ここではベーシックパック/ベーシックシェアパックのサービス内容から解説します。
ベーシックパック/ベーシックシェアパックいずれも、「パケットパック」と呼ばれるもので、それを前提に解説します。
ちなみに、「基本プラン」は「カケホーダイ」などの料金プランを指します。
ベーシックパック/ベーシックシェアパックとは
「ベーシックパック」とは、家族向けのシェアパックとは異なり、1人で利用しているユーザー向けのパケットパックになります。
最大の特徴は、利用するデータ量に応じて定額料が4段階に変動する点!
つまり、データを使えば使うほど料金が自動的に高くなり、最大で7,000円まで値上がりします。
逆に、データ利用料が1GB未満であれば、定額料を2,900円に抑えられるのが特徴。
これまでであれば、例えばデータMパック(5ギガ)に加入していれば、データ利用料が5GBを超えた場合は通信速度が制限されて遅くなっていました。定額料も5,000円と一定。
しかし、ベーシックパックの場合は、5GBを越えても通信速度は遅くならず、そのまま自動で定額料が7,000円に変動になり、20GBまで使えるようになります。
20GBを使い切って始めて、通信速度制限がかかる仕組みになっています。
同様に、ベーシックパックを家族向けに提供したのが「ベーシックシェアパック」になります。
考え方はベーシックパックと同じで、異なるのはデータ利用量を家族単位で考える点です。
ベーシックシェアパックの場合は5GB・10GB・15GBに到達するごとに定額料が自動的に高くなり、最大で30GBまで使えます。
シェアパックは家族でデータを分け合うサービスなので、家族全員のデータ利用量の合計値によって定額料を判断します。
したがって、家族の誰か1人が大量にデータを使った場合でも、連帯責任になってデータシェアパックの定額料は高くなるので注意が必要です(笑)
しかし、この「1人が使いすぎた問題」は解決方法があるので、後ほど解説します。
ちなみに、ベーシックパックにせよベーシックシェアパックにせよ、料金が上がる200MB前(シェアパックは1GB前)にメールでお知らせしてくれます。
- データ利用量に応じて定額料が変わる
- 20GB(シェアは30GB)超えで速度制限
- 料金が上がる直前でメール通知が届く
- うっかり使いすぎると高くなる
月額料金
データ利用量ごとの料金は以下の通り。
《ベーシックパック(1人で利用)》
利用データ量 | 定額料 |
---|---|
0〜1GB | 2,900円 |
1〜3GB | 4,000円 |
3〜5GB | 5,000円 |
5〜20GB | 7,000円 |
《ベーシックシェアパック(家族で利用)》
利用データ量 (家族全員の合計) | 定額料 |
---|---|
0〜5GB | 6,500円 |
5〜10GB | 9,000円 |
10〜15GB | 12,000円 |
15〜30GB | 15,000円 |
シンプルプランでの加入が可能
ドコモにはシンプルプランという料金プランがあります。
「シンプルプラン」とは、月額980円の料金プランで、通話30秒ごとに20円がかかる通話定額のついていない料金プランです。電話をほとんどしない人は、シンプルプランに加入すると毎月の料金が節約できます。
シンプルプランですが、従来はウルトラLパック(20GB)/ウルトラLLパック(30GB)/シェアパック(子回線含む)しか加入できず、データSパック(2GB)/データMパック(5GB)では加入ができませんでした。
しかし、ベーシックパック/ベーシックシェアパックはどちらのパックもシンプルプランに加入できます。
したがって、2GBや5GBのパックに加入していて、通話をほとんどしないような人はベーシックパックでシンプルプランに加入すると、毎月の通話料金が節約できます。
例えば、僕の場合であれば、ドコモのスマホでは通話は全くせず、データ利用も1GB未満のため、ベーシックパックとシンプルプランに変更すると、毎月1,400円近く安くなっちゃいます。
ガチで最高!
【変更前】 データSパック(2GB) + カケホーダイライト | 【変更後】 ベーシックパック + シンプルプラン |
---|---|
4,000円 | 2,680円 |
※docomo with加入時
※機種代金は一括で支払済み
テザリング料金
ベーシックパック/ベーシックシェアパック加入時のテザリング料金については、正式発表されていませんが、おそらく無料であることが予想されます。
受付時期
ベーシックパック/ベーシックシェアパックの受付は2018年5月25日(金)から開始になります。
つまり、変更の申込み、新規の申込みができるのは2018年5月25日以降!
いつから適用か?
申込みした場合にいつから適用されるかというと、以下の通りになります。
申込み内容 | 適用タイミング |
---|---|
新規契約と同時申込 | 当日から適用 |
機種変更と同時申込 | 翌月から適用 |
プラン変更 | 翌月から適用 |
変更方法
どこで変更申込ができるかというと、以下の通り!
- ドコモショップ
- ドコモオンラインショップ
- My docomo
- カスタマーセンター
プランだけ変更する場合のオススメはMy docomo!
わざわざ店に足を運ばなくても、スマホ・パソコンから簡単に変更手続きができます。
参考 My docomo
もし、そろそろ機種変更を考えている人は、ドコモオンラインショップでの機種変更と同時に申し込むことも可能!
機種変更する場合、ドコモショップ・家電量販店などで変更すると、頭金という名の手数料を取られて1万円近く損するので要注意!
機種変更するなら、ネットショッピング感覚で機種変更できるドコモ公式のオンラインショップが断然オススメです。
公式 ドコモオンラインショップ
詳しくは以下の関連記事で解説しましたので、こちらの記事は必ず読んでみてください!数万円もお得に機種変更できます!
ベーシックパック/ベーシックシェアパックは本当にお得なのか?
ここでは、以下の3点について解説します。重要なので、ぜひきちんと読んでください!
- 従来のパケットパックと比べて安いか
- どんな人が安くなるか
- 安くするために気をつけること
従来のパケットパックと比べて安いか
まずこれまでのパケットパックとベーシックパックの料金を比較するとこんな感じ!
《従来との料金比較》
データ容量 | 従来のパック | ベーシック パック |
---|---|---|
〜1GB | 3,500円 | 2,900円 |
〜2GB | 4,000円 | |
〜3GB | 4,500円 *2GB+追加1GB | |
〜5GB | 5,000円 | |
〜20GB | 6,000円 | 7,000円 |
※ベーシックパックは1GB・3GB・5GB到達時に料金が上がる
上の比較を見てもらえれば分かる通り、ケースによっては従来よりも料金が高くもなることが分かります。
例えば、データSパック(2GB)に加入中で毎月2GB弱使う人がベーシックパックに加入すると、3,500円が4,000円と500円高くなり、同様に20GB使う人だと6,000円が7,000円に1,000円高くなります。
逆に、従来のデータMパック(5GB)に加入している人がベーシックパックに加入して3GB未満に抑えれば、1,000円安くなります。
さらに、ベーシックパックはシンプルプランに加入できるので、データSパック(2GB)/データMパック加入中の人は、720円以上安くすることもできます。
プラン名称 | 基本料 |
---|---|
シンプルプラン | 980円 |
カケホーダイライト | 1,700円 |
カケホーダイ | 2,700円 |
※シンプルプランは30秒ごとに20円の通話料が発生
つまり、データの利用状況および通話の利用状況次第では、安くもなり、高くもなるという、分かりにくいのがこのプランの特徴です(笑)
このベーシックパックは一見安く見えるのですが、データの利用量をコントロールしないと逆に割高になってしまうので、その辺の管理が必要になります。めんどくさい・・・
その点、従来のパックであれば、加入しているデータ容量を使い切れば速度制限になるものの料金は変わらないので、想定外の料金になる心配はありません!
特に注意が必要なのは、現在データMパック(5ギガ)に加入している人が、ベーシックパックでうっかり5GBを使ってしまうと、元々は5,000円で済んでいたものが7,000円と2,000円も高くなってしまいます・・・
同様に、ベーシックシェアパックも従来のシェアパックと料金を比較するとこんな感じ!
データ量 | 従来のパック | ベーシック シェアパック |
---|---|---|
〜5GB | 6,500円 | |
〜10GB | 9,500円 | 9,000円 |
〜15GB | 12,500円 | 12,000円 |
〜30GB | 13,500円 | 15,000円 |
ベーシックシェアパックの場合は5GBまでの利用であれば料金は変わらず、5〜15GBまでの料金であれば、従来のパックよりも安くなっています。
ただし、ベーシックシェアパックで15GB以上使った場合は一気に15,000円まで料金が上がるので、15GB以上使いそうであれば、最初からウルトラシェアパック30に加入しておいた方が安く済みます。
家族でベーシックシェアパックに加入すると、家族全員の利用量に応じて料金が変動するので、ベーシックパックの時よりもさらに料金のコントロールが困難です。特に、子供のデータ利用量が読めないので・・・
したがって、ベーシックシェアパックで料金の節約を狙うのは難しいのでは、と個人的には予想しています。
であれば、最初から従来の安いシェアパックに加入しておいた方が確実に安くできる上に、想定外に料金が高くなることもありません(追加でデータを購入しない前提)。
もちろん、家族のデータ利用量が少なければ料金の節約の可能性もありますが、どちらかと言うと高くなってしますリスクの方が高いと言えます。
ただし、家族のデータ量をコントロールするコツがあるので、それについては後述します。
どんな人が加入すると安くなるのか?
ベーシックパックについて、以下のような人であれば加入すると毎月の携帯料金が安くなる可能性が高いです。
ただし、繰り返しますが、データをうっかり使いすぎると徐々に料金が上がるので、その点だけは注意しましょう!
- 通話をほとんどしない人
- データ利用量を正確に管理できる人
- データ利用量が5GB未満の人
- ポケットWiFiを持っている人
ちなみに、僕はWiMAXというデータ無制限のポケットWiFiを持っており、それを使って家でも外でもデータ通信をしています。
したがって、毎月のデータ利用量は必ず1GB未満。無制限のポケットWiFiを使うと、上手くいけば通信費を年間4万円節約できる!ので、WiMAXはオススメです!
興味がある方は以下の関連記事も後ほど読んでみてください。
料金を安くするために気をつけること
ベーシックパック/ベーシックシェアパックで料金を安く抑えるために気をつけることは以下の通り!
- My docomoでデータをこまめに確認
- 「データ量上限オプション」を使う
- 音声プランを今一度見直す
料金を安くしたいなら、「My docomo」アプリを使って、こまめにデータ利用量をチェックする癖をつけましょう。
次に、ベーシックシェアパックの場合は利用量のコントロールがし難いと説明しましたが、「データ量上限オプション」を利用すれば、一人一人利用できるデータ量の上限を設定できるようになります。
例えば、子どもはデータ量をたくさん使う危険性があるので、高校生の娘は5GBまで、中学生の息子は3GBまでといった感じ。
上限設定があるので、使いすぎて料金が上がる心配もありません!
最後に、ベーシックパック/ベーシックシェアパックに加入する場合、音声プラン(基本プラン)も今一度見直しましょう。
- カケホーダイ(月2,700円)
- カケホーダイライト(月1,700円)
- シンプルプラン(月980円)
全く通話しないのであればシンプルプランにすることをオススメしますし、少しだけ通話定額が欲しい場合は5分までの通話が定額の「カケホーダイライト」を選ぶようにしましょう。
ベーシックパック/ベーシックシェアパックの割引
ベーシックパック/ベーシックシェアパックを割引するキャンペーンやサービスについて解説します。
ドコモ光セット割
ドコモ光セット割適用時の割引額は以下の通りです。
「ドコモ光セット割」とは、ドコモ光を契約していて携帯もドコモの場合、パケットパックの定額料が毎月割引されるサービスです。
【ベーシックシェアパックの場合】
データ量 | 定額料 | 割引額 |
---|---|---|
〜30GB | 15,000 | -1,800 |
〜15GB | 12,000 | -1,800 |
〜10GB | 9,000 | -1,200 |
〜5GB | 6,500 | -800 |
【ベーシックパックの場合】
データ量 | 定額料 | 割引額 |
---|---|---|
〜20GB | 7,000 | -800 |
〜5GB | 5,000 | -800 |
〜3GB | 4,000 | -600 |
〜1GB | 2,900 | -200 |
実はこの割引額ですが、ちょっとした罠があるので、後ほど「注意点」の箇所で詳しく解説します。
ずっとドコモ割
続いて、「ずっとドコモ割」適用時の割引額は以下の通り。
「ずっとドコモ割」とは、ドコモを4年以上使うと、毎月パケットパックが割引 or dポイントがもらえる、長期利用者向けのサービスです。長く使えば使うほど、お得になります。
【ベーシックシェアパックの場合】
データ量 | 4年〜 | 8年〜 | 10年〜 | 15年〜 |
---|---|---|---|---|
〜30GB | -600 | -800 | -1000 | -1200 |
〜15GB | -600 | -800 | -1000 | -1200 |
〜10GB | -400 | -600 | -800 | -1000 |
〜5GB | -100 | -200 | -600 | -900 |
※上段の年数は契約期間を意味する
【ベーシックパックの場合】
データ量 | 4年〜 | 8年〜 | 10年〜 | 15年〜 |
---|---|---|---|---|
〜20GB | -100 | -200 | -600 | -800 |
〜5GB | -100 | -200 | -600 | -800 |
〜3GB | – | – | – | -600 |
〜1GB | – | – | – | -200 |
※上段の年数は契約期間を意味する
ずっとドコモ割については、以下の記事にて詳しく解説したので、気になる方はこちらも後ほどご参考ください!
月々サポート
ベーシックパック/ベーシックシェアパックと月々サポート(端末購入割引)の関係性については、現在ドコモの発表待ちです。
おそらくですが、ベーシックパック/ベーシックシェアパック加入時も通常通りに月々サポートが適用されることが予想されます。
料金プランの企画に詳しい僕としては、月々サポートが「非適用」または「減額」になることはないと考えています。
というのも、以下のパケットパックが新たに新規受付停止になるため、あまり利用しないユーザーは今後強制的にベーシックパックに加入する必要性が出てくるのですが、その新サービスが月々サポートの対象外であれば、明らかに顧客不利になるためです。
auのピタットプランは月々サポート同様の「毎月割」が非適用ですが、代わりにデータ1/2/3/5GBのような毎月割が適用されるプランも加入可能であり、ユーザーはどちらを選ぶか選択肢があるため問題にはならないのです。
- データSパック
- データMパック
- シェアパック5/10/15
ベーシックパック/ベーシックシェアパックの注意点
ベーシックパック/ベーシックシェアパックの注意点を解説します。
重要なので、加入する前にぜひご参考ください!注意点をまとめるとこんな感じ!
- 使いすぎると月額料金が高くなる
- データをたくさん使う人だと割高
- 一部のパケットパックの受付が終了
- ドコモ光セット割の割引額が一部減額
使いすぎると月額料金が高くなる
既に説明したので詳細は割愛しますが、ベーシックパックなら20GB、ベーシックシェアパックなら30GBまで自動的に定額料が上がっていくので、データを使いすぎると高くなります。
特に注意が必要なのが、現在データMパック(5GB)に加入している人が、ベーシックパックで5GB以上を使ってしまうと、パックの定額料が2,000円も値上がりになるので注意しましょう。
データをたくさん使う人だと割高
こちらも既に説明しましたが、既に個人でデータLパック(20GB)、家族でウルトラシェアパック30などに加入している人が、ベーシックパック/ベーシックシェアパックに加入すると、逆に毎月の料金が高くなる可能性があります。
例えば、一人で20GBを使った場合のパックの定額料を比較するとこんな感じ。5GB以上使うのなら、最初からウルトラデータLパックに加入することを推奨します。
ウルトラ データLパック | ベーシックパック (5〜20GB) |
---|---|
6,000円 | 7,000円 |
もちろん、通話プランをシンプルプランに変えることで、その分安くなる可能性がありますが、パケットパックに関して言えば、データをたくさん使う人が新プランに加入すると、定額料は高くなります。
一部のパケットパックが新規受付終了
2018年5月24日の受付をもって、以下のパケットパックが新規受付終了となります。
- データSパック
- データMパック
- シェアパック5/10/15
新規受付終了後の2018年5月25日以降に加入できるパケットパック一覧は以下の通り。
パック名称 | 定額料 |
---|---|
ウルトラシェアパック100 | 25,000円 |
ウルトラシェアパック50 | 16,000円 |
ウルトラシェアパック30 | 13,500円 |
ベーシックシェアパック | 6,500〜 15,000円 |
以下は個人向け | |
ウルトラデータLLパック | 8,000円 |
ウルトラデータLパック | 6,000円 |
ベーシックパック | 2,900〜 7,000円 |
「新規受付終了ってどういうこと?」と疑問に思われる方がいるかもしれないので、補足しておきます。
新規受付終了とは、受付終了後は新たに加入できなくなることを意味します。
例えば、2018年5月25日以降に、データSパックからデータMパックに変更しようとしても、変更することはできません。
ただし、今回受付終了するパックに既に加入している人は、何もしなければそのまま現在のパックが継続されます。
しかし、一度でもパックを変更すると、二度と今回受付終了するパックには加入できないのでご注意ください。
ちなみに、機種変更した際に、受付終了するパックをそのまま継続して加入することもできます。
- 受付終了後は新規・変更での加入不可
- 既存の加入者はそのまま継続可能
- 機種変更時にそのままパックを継続可能
- 一度でも変更したら、二度と加入不可
ドコモ光セット割の割引額が一部で減額
現在、ウルトラデータLパック(20GB)、ウルトラシェアパック30に加入している人が、ベーシックパック/ベーシックシェアパックに加入して5GB以上(シェアは15GB以上)使うと、従来よりもドコモ光セット割の割引額が小さくなります。
具体的には、ベーシックパックなら、その差はなんと1,600円!ウルトラシェアパックなら2,200円!
ドコモ光を利用していなければ問題ありませんが、ドコモ光を利用している人はご注意ください。
毎月データを必ず5GB以上(シェアなら15GB以上)使うなら、ウルトラデータLパック/ウルトラシェアパック30に始めから加入しておいた方が断然安く済みます!
ベーシックパック/ベーシックシェアパックのメリット・デメリット
長くなってしまいましたが、ベーシックパック/ベーシックシェアパックのメリット・デメリットをまとめます。
ベーシックパックのメリット・デメリット
まずはメリットから。
- データ利用が5GB未満だと安くなる
- 基本料が安いシンプルプランに加入可能
- docomo withと併用で月額2,480円〜
- 20GBまで通信速度制限にならない
- ポケットWiFiと併用すると安くなる
次にデメリット。
- 5GB以上使うと割高
- データ量を管理する手間がいる
- 20GBだとドコモ光の割引額が減る
ベーシックシェアパックのメリット・デメリット
まずはメリットから。
- データ利用が15GB未満だと安くなる
- 30GBまで通信速度制限にならない
次にデメリット。
- 15GB以上使うと割高
- 家族の利用次第では月額料が高くなる
- データ量を管理する手間がいる
- 30GBだとドコモ光の割引額が減る
ベーシックパック/ベーシックシェアパックの評判・口コミ
ここでは、ネットでの評判・口コミを紹介します!
ポジティブな評判・口コミ
スマホはずっと、ドコモを使っているけど、ベーシックパックにすると、段階定額なので、割と安くなるな。docomo withのにすれば、さらに安くなる。と言っても、実際には今使っているのをしばらくは使い続けるか。
— マックスマルクス (@maxmarx2) May 5, 2018
ネガティブな評判・口コミ
『一人向けの「ベーシックパック」は1GB、3GB、5GB、20GBという刻みになっている。おそらく、この「5GB」というしきい値は絶妙で、結構な人がこの5GBを超えてしまうのだろう。』
↑この5GBの次いきなり20GBって設定ほんまヤラしいよな。ドコモやめてよかったわ— 新ハムスター@FF14ixion鯖 (@new_hamster) April 30, 2018
ベーシックパックか…あんまりうまみを感じないな…データパックMから変更してると、戻せなくなるわけよな
— 航海者@FGO【航海者ん】 (@SSVDitan) April 28, 2018
ベーシックパック/ベーシックシェアパックの評価・狙い
ここでは、以前ソフトバンクで料金プランの企画・導入に携わっていた僕が、勝手にアレコレ評価します。
興味がない人は読み飛ばしてください(笑)
評価とドコモの狙い
今回の新サービスの評価をまとめるとこんな感じ!
- ライトユーザーに優しいプランいいね!
- 上限額が高いのは全然ダメ
- 5GBから20GBは流石に飛びすぎ
- ベーシックシェアパックは微妙
まず、僕もそうですが、通話もしない、データも使わない人にはこのプランは最高です。実際、僕はこのプランが発表された時に静かにガッツポーズしました。
従来であれば、一人で契約する場合の最安価格はカケホーダイライト+2ギガ=5,500円だったのですが、それが4,180円にまで値下げされますからね。
さらに、docomo withを併用すれば、毎月1,500円が割引されるので、月額2,480円から利用することも可能!
この価格帯であれば流石に安いと言わざるを得ません。docomo withが分からない人は以下の関連記事もご参考ください。
参考 安い?docomo withの料金やお得かどうかを徹底解説
一方で、ベーシックパック/ベーシックシェパックにせよ上限額が高いのはユーザー目線では納得いきません。
元々の20GBが6,000円なのに対して、新パックの20GBは7,000円。しかも、ドコモ光利用時のセット割の割引額も減らすという始末。
今回の新サービスを入れたことによりドコモは数百億円程度の減収になるらしいですが、少しでも減収を小さくすることと、将来の増収余地を残すために、上限の金額を高く設定したことは間違いありません。
当たり前ですが、データの利用量は年々増えているので、5GB(シェアなら15GB)を超える人はどんどん増えます。
そうなると、結局従来よりも高くなってしまうような事態にもなりかねません。せめて、上限額はもう少し安くすべき。
あと、シェア比率の高いドコモは減収を恐れて、ベーシックシェアパック加入時の価格設定を攻めきれなかった印象を受けました。
新しいサービスを導入する姿勢は評価に値しますが、ちょっと中途半端だなぁというのが率直な感想と評価になります。
まとめ
以上、ベーシックパック/ベーシックシェアパックの徹底解説でした。
今一度、内容をまとめるとこんな感じ!
- 通話もデータも使わない人は安くなる
- データを沢山使う人が加入すると値上げ
- 使ったデータ量に応じて月額料金が変動
- docomo with併用で2,480円から利用可
- 使い方に注意しないと従来よりも高い
一人で利用する人であれば、データ利用量が5GB未満の人は変更すると安くなる可能性が高いです。
家族で加入している場合は、様子見もしくはデータ量上限設定オプションを利用した上で加入することをオススメします!
使い方によっては毎月の携帯料金を節約できるので、興味がある方はぜひ今回の新プランに加入してみてください♪
以下の記事もよく読まれています!絶対に損させませんので、ぜひ読んでみてください。数万円お得になるかもしれません!